■戻る■ 2ちゃんねる 少女漫画に戻る 元のスレッド 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 最新50  

山岸涼子先生尊敬します!

1 名前:妖精王女:2000/07/16(日) 22:59
山岸涼子先生の大ファンです!
皆さんはどの作品が好きですか?
私はスフィンクスが一番好きです!


2 名前:名無しさん@一周年:2000/07/16(日) 23:06
有名やつもおもしろいけど(日出づる所の天子とか、妖精王とか)
短編も秀逸です
蛭子(?名前自信ない)が好きです
ラストが怖い

3 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:07
セイレーン。
考えさせられた。

4 名前:妖精王女:2000/07/16(日) 23:11
>私はスフィンクスが一番好きです!
すいません!
スピンクスの間違いでした!
山岸ファンとして恥ずかしい!


5 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:12
好きというか・・・・スゴイと感銘を受けたのが「天人唐草」。
ほんの子供のような頃に読んだのでショック倍増。
ほとんどトラウマのようです。

6 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:12
>3
そうそう、ホンとに考えさせられる作品が多いです。

7 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:12
名前の漢字が違うっていうツッコミくるぞ。
私はどっちでもいいと思うがね。

8 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 23:14
>7 そのとおり。訂正しろ。


9 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:24
短編ならホラー系いいですね。本当に怖い。
でもやっぱり山岸先生にはあと一回は長編のどーんと言うやつ描いてほしい・・・。

ところでエジプトの発掘物で封印とかいうのあれ完結したんですか。
2巻目以降本屋で見ていません。


10 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:25
「グール」恐かった

11 名前:2です:2000/07/16(日) 23:26
あ、ほんとだ
ごめんなさい
日出づる処の天子でした
追加・月読が結構好き

12 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 23:30
>11
違うよ!
山岸涼子の涼という字のことだよ!

13 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:30
>2
いや、きみのことじゃないよ。あんしんしたまい。

14 名前:名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 23:36
といいつつ、12もまちがってるよ。
さんずいじゃなくて、にすい。


15 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 23:41
えへっ!


16 名前:妖精王女:2000/07/16(日) 23:56
あげて!おねがい!


17 名前:封印は:2000/07/17(月) 00:05
「ツタンカーメン」全4巻として、潮出版から出てます。
前2冊が「封印」で残りがその続きです。

18 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 00:20
じゃ、あげよう。

「青青の時代」最新刊まだー?

19 名前:1じゃないが、:2000/07/17(月) 00:27
にすいの方、JISコード入力しても出ない(泣)
ばかドリキャスめ。こういうヒトもいるので
大目に見てください。書き込む時はわざわざ
にすい出ない、と、ことわってるくらいなので。

でも最近の絵柄はちょっと見るにたえないなぁ。
「処天」の絵があの作品世界にハマりすぎたんだよね。


20 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 00:42
へい。「凉子」変換一丁あがり!

21 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 00:48
>20
単語登録させていただきました。THNKS!
凉子..。一発変換じゃ。

22 名前:妖精王女:2000/07/17(月) 01:22
>20
ありがとうございました。


23 名前:天人唐草:2000/07/17(月) 03:47
大学生の時に読んでゾーッとしました。
自分もヒロインと似たような育ち方したので、
この主人公みたいになったらどうしよう、とマジで怖かった。
結局似ても似つかない人生を歩んでますが。


24 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 07:23
夜叉御前・天人唐草・鬼迎来のような
狂気をあつかった作品がすごいと思う。
うちのゼミの教授(男・美術史)も
ファンという事が最近判明。

25 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 07:40
えーと、「山岸凉子さん」スレッドが既にあったりします。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gcomic&key=960812907
です。

26 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/17(月) 10:54
それにしても何だかエジプトものが最近多いな。
もっと恐いのをたくさん書いて欲しい。
長編も良いけれど短編でたくさん読みたいな。


27 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 14:11
「負の暗示」あれすごいですよね。
短編に名作ありです。

28 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 14:25
ここをご覧になっている皆さんはきっと山岸ワールドに
詳しい方かと思いますので、ぜひ質問させてください。

奈落という作品にたびたび登場していたハサミ・・・
あれは何を象徴しているのでしょう?
ラストで背中にハサミが突き刺さっている図も
何を暗示しているのでしょう・・・
皆さんの解釈を教えてください!

あっ、それと、メデゥウサ。
体のひび割れも、ラストでうずくまるメデゥウサの意味するところも
何度読んでも分かりません・・・
助けてください。

29 名前:名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 20:15
私も判りません。
だれかおしえて〜。


30 名前:名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 18:24
わたしもはっきり解ってるとは言えないんですけど
とりあえず。
奈落のはさみはエブリ―ヌがデルフィーヌに
取って替わることを阻害するものの象徴。
エブリ―ヌが姉になることを望んだとき、
大切な自分を無意識に心の穴の奥底に捨てて
しまっていた。(その上からどんどんはさみを
捨てるもんだから・・・)
邪魔者を取り除く行為は結局は自分自身を
追い詰め、殺す行為に他ならなかった。
姉を殺し、自分自身をも既に殺して
しまっていた主人公の行き着く先は・・・

メデュウサは・・・むつかしー。
身体のひびは、自分を守るために他人を
無視するという行為は結局は自分を崩壊
させるということかな。
ラストはあれ精神病院だとおもいます。
自我が崩壊してしまった。

山岸作品てよくわかんなくても心に残りますね。
自分が経験を積んでそして何度も読み返すうち、
フッと理解できてたり。
わたしは「黒のヘレネー」何度読んでも飽きない。
あーゆー人に振り回されたことあるんですよ。
身につまされる。クリュタイムネストラ〜。


31 名前:私には:2000/07/19(水) 11:26
難しくて解りません。
でも読み込んでしまう。
なぜ?


32 名前:名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 13:19
山岸先生のスレはすでにあるので、こっちはあげないでね。

別スレはここ↓
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gcomic&key=960812907


33 名前:名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 03:23
あっ、もうここ書いちゃだめなの?
そっその前に30さんに御礼言わせてください、すみません。
とても分かりやすい解釈を教えていただいたもので・・・

「奈落」のハサミが象徴しているもの→姉にとって変わる事を阻害するもの
なるほどーそうだったのですねー!ああ、謎が解けてすっきり
ほんとに山岸ワールドは奥が深いですねー。改めて感心&尊敬
30さんのおっしゃるとーり、自分自身が経験をつまなければ
理解できないものも少なくありませんね。

メデゥウサも、深いですねーー
山岸先生はどうして精神病患者の心までわかるんでしょう・・・
「スピンクス」の時にも思っていたのですが。

「黒のヘレネー」のヘレネ 痛い人ですよねえ。
でも、ラストのシーンを見たところでは、山岸先生は
クリュタイムにも虚しい余韻を持たせてらっしゃるんですよね。
彼女も自分自身でもっと幸福に対して積極的であるべきだった・・・
と解釈すべきなのでしょうか。
とにかく、山岸ワールドは1日にしてならず、ならぬ、
山岸ワールド、一読にしてならず。ですね。
長々と失礼しましたー

34 名前:忍海爵:2000/07/20(木) 21:17
山岸凉子好きだから上げる。
いいじゃん2つスレ有ったって。


35 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 00:34
キャスティング話で盛り上がってるとこ、
入りずらいですしねえ。
もっと作品の内容についてお話したいなあ。

36 名前:同感>35:2000/07/21(金) 01:06
せっかく2つあるなら、どっキャスティング話専用にしたら・・・?
ほんとはそれ新スレ立てようかとも思ったんだけど・・・

37 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 01:12
すんません。あげますよ。
あれ、怖かったなあ。今、単行本が手元に無いんで、題名ど忘れしたままなんですが
日本犯罪史上最悪の、村民大量殺人事件をモデルに描いたやつ。
負のサイクルはいつでもわれわれを待ち受けている・・・というもので。
頭には鬼の角のように二本、胸にもひとつ懐中電灯。ライフルと、日本刀を
携えて村民を殺していく主人公。そこにいたるまでの経緯と、事件を起こす直前の
主人公の顔が、物凄く怖かった。

最近の作品で、忘れられないのは『鬼』かな・・・。
江戸時代に飢饉で、穴に捨てられた子供達が哀れで・・・現代の主人公達の
生活ぶりとの対比がまた悲しい。

38 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 01:47
せんせえ、
時事ネタはやめてほしい

「メデイア」はひどすぎるよ

39 名前:>37:2000/07/21(金) 02:01
それは八つ墓村のモデルにもなった津山三十人殺しを描いた
「負の暗示」でしょう
しかし敢えて言わせて頂ければわたしはあの作品には不満が残る
「天人唐草」の作者である山岸先生にしてはちょっと事件に対する
つっこみ方が足りない気がするのです
もともと津山三十人殺し事件を知っていたからかもしれませんが
期待外れの感は否めませんでした
「天人唐草」や「汐の声」などの傑作がなまじあるため
こちらがセンセイに期待しすぎているのか…

40 名前:メデイア:2000/07/21(金) 02:38
ひどすぎるとは?>38
個人的には自分も出産後に読んだせいか、非常に後味悪くて
恐かったけどね。
あととてつもなくひどい絵のコマがあったなあ。
脇役でなく、主役で。

41 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 02:55
>39さん
私、負の暗示に、はっきり言って震え上がりましたよーっ
現実から目をそらして生きることが、いかに恐ろしい事なのかを
まざまざと、しかも容赦なく描かれていて。
なぜ、現実を受け入れられない人間に育ってしまったのかも、
順を追って分かりやすく描かれていたし・・
自分も思い当たる弱さがいくつもあって、
「あ、これ人事じゃない!」と思わされましたし。
山岸先生はその感覚を読者に伝えたかったのでは・・・
弱い人間ほど感じやすい作品だったのかなあ。

もうひとつ、涙が出るほどぐっと来たのは、「ブルーロージス」
器用に立ち回れなかった人の、理解されない苦しさ、悔しさ。
山岸先生も経験あるのかなあって思うぐらい。

「天人唐草」あれはもう言うまでも無く大名作!
山岸先生、スゴ過ぎます。

皆さんにとっての名作はいかがなものでしょうか。


42 名前:私にとっての名作は:2000/07/21(金) 03:13
『アラベスク』と『日出処の天子』は別枠なかんじで
『汐の声』『天人唐草』『負の暗示』
うしろ2つは精神的に参ってるとき読むと本気でヤバいです。

43 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 03:29
「汐の声」いくつかあがってますが、
読解力が無くて、よく分かりませんでしたー

どのようなところでどう感じたのか、
ぜひ教えてください。

44 名前:名無しさん@一周年:2000/07/21(金) 09:29
なんといってもアラベスク!
ラストがいい

45 名前:山岸ファンの男:2000/07/21(金) 12:34
作品の感想関係はこっちか!
じゃあこっちにカキコするけど
俺は姉貴の影響で山崎ファンになった。
「キメィラ」を読んだときビックリした。
両性具有者の存在を知った。
まだ小さい頃だったから本当にビックリした。
短編は恐くて何度も読み返してしまう作品が多いな。
本当にすごい人だよ、山岸先生は!


46 名前:メデイア:2000/07/21(金) 13:31
作品としては申し分ないと思うの。
でも、あれって足立区の上智大学生の殺人事件が元ネタでしょう。
雨の降り始めた午後の犯罪で未だに犯人は捕まっていません。
家族の気持ちはいかばかりかと思うのに、
母親が犯人だった、
という展開は痛すぎる。

私は作品は作品、事件は事件という割り切り方ができません。

47 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 14:48
「メデイア」という作品知りませんっ
何処に集録されてるんですか?それ
読みたいです。

「セラピム」と「ひまわり咲いた」もGETできずにいます。
ああ〜読みたいー

48 名前:39>41:2000/07/21(金) 17:46
なるほど〜
山岸先生がこの作品を通して描きたかったのは「人間の弱さ」なんですね
(わたしの事件に対する先入観が「期待外れ」と感じさせたのかも…)

そーですねー傑作はやはり「天人唐草」「鬼来迎」「神かくし」とか
ASUKA に移って直後くらいの短編がわたしは好きですね
人間の心の闇・不思議さを描かせたら凄いですよね
反対に「悪夢」やフルハム三浦の事件をもとにした作品は
なんかつっこみが足りない感じで物足りないです

49 名前:39:2000/07/21(金) 17:47
ところで一部の板で盛り上がってる「日野市不倫OL幼児焼殺事件」
山岸先生にぜひ漫画化して欲しいと思うのはわたしだけですか?
皆さんは「この事件をセンセイに!」と思ったりしませんか?

50 名前:メデイア:2000/07/21(金) 17:51
>47

単行本には収録されていません。
(と、おもう・・)
現実の事件を知らなければ作品としては面白いですからおすすめします。

>49

どっちかというと
春菜ちゃん事件の方が先生むきだと思います。

51 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/21(金) 20:06
メデイアはどこで読めるのでしょうか。
単行本に収録されてないということは、雑誌?
最近の作品なのでしょうか。

52 名前:40:2000/07/21(金) 20:48
>46
それはまったく思いもつかなかったです。
そっかあ、アイデアのヒントになったかもね。
>50,51
メデイアは講談社刊「押し入れ」に収録されてます。
>49、50
それはコワイ・・・読みたいような、読みたくなうような・・・・
事件だけで十分「事実は小説より奇なり」をいってるもんね。
先生の事件もの?では、ロス疑惑をモデルにしたあれ(題名失念)は、
題材はべたべただけど、心霊的な?切り口が久々に震え上がりました。

53 名前:名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 22:49
「グリーン・フーズ」でしたっけ?
妹が拒食症で死ぬやつ。
あれはカーペンターズのカレンがモデルなんですよね?

「グール」短い話なのにむっちゃ怖かったーーー

54 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 01:31
>52

そういえば「押し入れ」そのものが元ネタありでしたね。

私の近所で最近、
男が恋人をアパートで殺して押入れに隠して数ヶ月して死体が見つかる
という事件がありました。

「押し入れ」じゃーん!ひいいいいいっ!!

男は恋人の死体のある部屋にその後も出入りして泊まったこともあるんだって。
ひいいいいいいいっ!!

事件が発覚したのはご多分にもれず「臭い」です。

「夜の馬」も提供大の安部せんせーがモデルだね。
「三浦一義事件」もあったね。
「マリー・ベル事件」もあったね。

55 名前:>42:2000/07/22(土) 02:06
>『汐の声』『天人唐草』『負の暗示』
>うしろ2つは精神的に参ってるとき読むと本気でヤバいです。

わたしはこの二つに「狐女」を加えます。いまだに気分がおちこむ。



56 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 02:35
わたしも、少コミで初めて読んだのが「天人唐草」でした。
かわいい少女っぽいまんがばかりの少コミの中では、すごく衝撃でした。
「いぬふぐり」という言葉がでてきて、何の事だかわからず、
辞書を引いた記憶があります。(笑)

あと、印象に残っているのは、セリフのふきだしが、ぶくぶくしたのでなくて、
四角のカドが丸くなっていたということ。
当時子供だったわたしには、けっこう、は入りづらい世界だったような。

先日「天人唐草」の文庫本を購入しました。
オトナになってみて、やっと理解できたような気がしました。


57 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 03:33
「シュリンクス・パーン」何回と無く読み返して
いるのにふいに涙が出てきてしまったことが。
オシアン「食べ終わったからってすぐ行かなくても
     いいんだよ」
シュリンクス「・・・・・・」
小さいコマなんですけどね。

58 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 05:26
天人唐草って少コミだったっけ?
覚えてない...はなゆめだと思ってたよ。
雑誌掲載時に読んだはずなのに(カラーページ覚えてるし)

59 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 06:18
天人唐草1979年週間少女コミック2号掲載
とサンコミックス版単行本にあります。

60 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 06:30
「汐の声」を読んだ時は一気に背筋が凍りました。ぞーって感じですね。
読みなおすのにも勇気がいります。ああ今思い出しても怖い。

一番好きな作品は「妖精王」。メルヘンチックでいいです。先日道東に行って
感動ものでした。

61 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 13:39
『負の暗示』読んだときは思春期で、それ以来あの主人公が反面教師になりました。
何か壁にぶつかった時、『逃げちゃいけない』って思えるようになりましたね。

あと、ここの皆さんはオトナだと思って書くのですが(エロ系の煽りじゃありませんよ)
山岸先生って、少女漫画界では珍しく、自慰の場面をよく描く方ではありませんか?
『日出処の天子』『時じくの香の木の実』、『肥長比売』、『牧神の午後』等・・・。
それが全て登場人物のその時の精神状態とか行動とかに裏づけがあるんで、
場面としては衝撃的でも納得がいくように見えるんですよね。


62 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 14:59
私は人から指摘されるまで「日出処の天子」の王子の自慰の場面に気がつかなかったんだよね。おばか。
単に乱れているのかと思ってました。気がついてから読み返すとあのシーンって本当に凄絶。
あの当時の少女漫画では自慰シーンなんてタブーだったと思うけど、人間の性的な面もきっちり表現する
「作家」としてのすごさを感じます。

他にも、山岸先生、性的な問題を絵で表現している作品たくさんあるよね。



63 名前:>57:2000/07/22(土) 15:24
私も「シュリンクス・パーン」好きです。
なんか胸がキュンとなった記憶があります。
ホラー系も好きですが、ほのぼの系も好きです。


64 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 15:57
山岸先生の描く自慰のシーンって、狂おしいほどの悲しみや、
やるせなさがありますよね・・・
少女漫画で・・・っていうのは凄いけど、
でもきっと必要なシーンなんですよ。


65 名前:名無しさん@晩ご飯まだ:2000/07/22(土) 18:14
自慰行為シーンといえば「セイレーン」。
あれは衝撃でした。
ををを、少女まんがでやってるよ〜って。

66 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 19:21
>「処天」の自慰シーン
下等霊に取り付かれてるのを母親に見られてしまうとこも
そうだと考えて良いんでしょうか?
(橋本治あたりが、その指摘をしていたようにも記憶しているが)

もう一つのほうについては、その意味するとこは重々承知しながらも
王子のあまりの妖艶さに目が釘付けで…(^^;;;)
感情的なことを言えば、厩戸がただただもう、可哀想で可哀想で可哀想で
しょうがなかったシーンです。


67 名前:もう!:2000/07/22(土) 20:44
恥ずかしいから自慰の話はやめて!


68 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 22:18
夏になれば我が家では「汐の声」が定番です。

69 名前:>49:2000/07/22(土) 22:41
以前のスレッドでも書いたんだけど
わたしは林真須美の話も福田和子の話も山田みつ子の話も
描いて欲しいです。
女性が犯人の犯罪報道を見てるといつも
「ああ、山岸先生の漫画で読みたい、事実と違っててもいいから〜」
などと思ってます。

70 名前:名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 22:46
>62
ごめん。初めてここ見たから。
それってどのシーン?なんか、着物かなんかを抱きしめるシーンだよね?
自慰シーンなの??
泣いてるだけじゃなかったの?
染みの後は涙の後だと解釈したんですが…。


71 名前:61>67:2000/07/22(土) 22:47
ごめんなさいね。不快にさせてしまって。
ただ、私は静止した画像と台詞のみで、登場人物の想いや、それゆえの
苦悩を読み手にどう理解させ、印象付けるかという場合に、
『自慰』を選ぶ山岸先生の物凄さを言いたかったの。

私自身は文学や映画、漫画で性的描写があること、それについて
語ることにあんまり抵抗がないものだから・・・ふざけて書き込んだわけじゃ
ないんです。でも、恥ずかしかったり、不快に思う方はいますよね。
重ねて、ごめんなさい。

72 名前:67>61:2000/07/22(土) 22:53
理解しましたよん!


73 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/22(土) 23:13
アラベスク読んで5回以上は泣いた。
シュリンクスパ−ンも泣いたなぁ。

74 名前:>70:2000/07/22(土) 23:55
斑鳩宮ができてまもなく毛人がとまりにきたときに、大王の刺客が夜襲を
かけてきた。
王子と毛人が夢殿に隠れて、そこで身も心も通じ合えたと
おもったのもつかの間、淡水の布都姫が大王のもとで虐げられている
という話を聞いた毛人が激しく動揺、王子はここに恋敵・布都姫殺害を
決心する。。。。

このシーンのことですよね。王子が汗ばむ太ももに手を伸ばし、コブラ
のカットを背(笑)に「憎い、憎いあの女・・・」とかいうのが当時中学生の
ときにはショッキングでしたが、今思い返すとなんかドラマチックすぎて
思わずわらったりもします。

「狐女」の実の母親相手の夢精シーンというのもなんとも山岸ワールドで
すごかったですね。

75 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 00:00
70>74
あぁ、そうなんですかー。やっぱり自慰だったんですか。
いや、「そうかも」とは思ったんですが、
いや、さすがにそれはしないだろうと思ったもので。

そうか…。
。。。

76 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 01:02
そうか・・・

77 名前:名無しさん:2000/07/23(日) 01:20
好きな作品をひとつ挙げろと言われたら
  三色すみれ
  スピンクス
  恐怖の甘いもの一家

これ以上絞れません…

78 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 01:48
恐怖の甘いもの一家がBEST3に・・・
なるほどー
全然考えつかなかったけど、そういえば、先生自身の体験談とか
結構面白いですよねーーっ

79 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 01:49
「ゆうれい談」と「恐怖の甘いもの一家」は
2大エッセイだと思います。

80 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 02:04
ハナシを蒸し返して申し訳ないけど、横森理香が
「ア○ルセックス(^^;)を連想させるシーンがある」と
どこかに書いてたのを思い出した。
たしかに山岸センセイは性的なものの描写にあれだけ
確信犯だったヒトから、さもありなん、と思ったことがある。
たぶん仏像みたいなのが2体合わせて舌をからめてるシーンかな?と
思ったんだが。

81 名前:名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 11:21
え〜ん、ア○ルセックスとか書いた途端
レスつかなくなっちゃった、、、、。

82 名前:名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/23(日) 17:21
話題を変えましょう。(汗)


83 名前:名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 08:52
山岸先生って、多くの作品に親子・兄弟間の愛憎が絡んできますよね。
『瑠璃の爪』、壮絶だったなあ・・・。仲のよい姉妹、でも姉には自分でも
気づかない妹への憎悪がって。姉の夫が、『自分でもそういう部分に気づけば
よかったと思うのですが・・・兄弟なんてそういうところ、少なからずあるんじゃないですか』
(台詞がいいかげんですが、こんな感じ)って言ってましたが、あの作品読んでから
ちょっと自分と兄弟の関係を見つめなおしてみたりして、いい経験でした。
自分に子供達が生まれてからは、知らず知らず兄弟を差別していないか、親として
気をつけてたりします。

後、地味だけど『朱雀門』もよかったな〜。『生を生きない者は、死をも死ねない・・・』
強烈でした、私にとっては。
ラストで、主人公の女の子が好きな先輩に電話かけようとしている場面も可愛かった。


84 名前:名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 09:50
タイトル忘れちゃったんですけど…
出来のいい兄と平凡な妹がいて、
溺愛されてた兄が高校で落ちこぼれてから
どんどん転落してく話…
我が家の状況に多少近いものがあって
怖くてつらい。


85 名前:名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 10:03
>84
「鬼子母神」じゃなかったっけ?
山岸作品って、母親の存在がすごくキーポイントに
なってますよねー。
そういう意味では萩尾さんと似ているのかな。

86 名前:>84・85:2000/07/24(月) 11:05
そうそう!
人ごとじゃないね!
恐い恐い!


87 名前:名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 11:28
>80
いや、王子が初夜(笑)に大姫のところから毛人の
ところに行ってしまったとき(毛人は夢だと思ってた)の
シーンあったでしょ。
あそこではっきり「私は清童ではなくなった。こんな
形で」って言ってたので、あの時では?

88 名前:名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 07:07
「ある夜に」
みじかいけれど不思議な味わいがあります。
わかるようなわからないような・・・

89 名前:名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 09:36
>88
あー、砂の上を歩いていたり、石の上を歩いていたりする話ね。
あそこに出てくる年配の女性(おばあさんではないほう)、最初読んだとき、
美空○ばりさんがモデルかと思った。

最後の台詞が利いてる漫画・・・長短編だけど、いいよね。

90 名前:名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 12:52
>80
私はてっきり、雨乞いで夢殿に入った時に
「一緒にいきますよ」みたいな事を毛人が言ってる
あのシーンかと思った。王子の後ろから毛人が抱きかかえてて。

91 名前:名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 19:47
「コスモス」。じわじわ怖かった。(自分が子供のころ、小児喘息だったからかな)
今でも、山岸作品の中でこれが一番凄いと思ってる。
そういや、今回の奈良での長女殺害未遂事件の犯人と、この作品に
登場する母親って、なにか共通するものがある。

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 02:20
題名が思い出せないんですけど、
子離れできない母親が娘を殺す話がありましたよね。
親になった事は無いんですが、この作品での母の気持ちにも
シンパシーのようなものを感じました。

山岸先生が凄いなって思うのは、そのあたりがとくに。
自分の経験には無い立場の人物であっても、
その立場なりの心境を読み手にリアルに感じさせるというか・・

同じ感想を持った方いますか?

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 02:56
>92
「メデイア」でしょうか?
私も好き、と言うか感じるもののあった作品です。
娘の気持ちは痛いほど解るし、母の哀しさも理解できるような気がする。
10年たってまた読んだらどのように感じるのだろうと思います。

この作品って実際の事件がモデルと聞いたのですが
いつごろのどんな事件だったのでしょう・・・?

94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 02:57
>92

それが「メデイア」です

95 名前:92。:2000/07/26(水) 03:23
あっそうか、これが「メディア」だったのか!
これ実際の事件がモデルだったのかー
山岸先生、お子様はいらっしゃらないはずなのに
母親の気持ちを良く捉えてらっしゃる。

96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 10:41
山岸先生の本って、「天子」しか読んだことなかったんだけど、
けっこういろいろ出ているんですね。
参考になります!

山岸先生、お年はいかほど?
長編ものかくのはもうつらいのかな?

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 11:31
やっぱ「プラックスワン」です。
コワイ・・・というか、自分の中の暗黒をみた〜〜〜
みたいな気持ちって、誰でも一度は経験したことの
あるカタルシスじゃないでしょーか?

98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 14:32
青青の時代からちょっと キャラとか作風が微妙に変わってきたような??
クチヒコとか シビとかのキャラが なんか目あたらしいです。


99 名前:黒鳥:2000/07/26(水) 19:21
心理的どろどろもさることながら
久々のバレエもので華やかなのがよかった。

100 名前:妖精王女:2000/07/26(水) 20:05
話しが盛り上がってきたようですねぇ。


101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/26(水) 20:53
>96さん
今「青青の時代」を連載されてると思います。
もう終わったのかな?
お歳はどうでしょう・・・50は越してらっしゃるかと。

連載物でクチヒコのような性格のキャラは
確かに目新しく感じますねえ
この頃の先生の男性キャラは
男らしいなと思いませんでしたか?


102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/27(木) 00:26
山岸センセイを語る時に、どうしてもテーマ性や
事件性が表に出やすいけど、ストーリーテリングも
すごいと思う。実は俺は男なので日出処の天子を
ただの歴史ものだとカン違いして買ったら、なんか
全然面白くなくて(戦闘のシーンとかもあまりないし)、
もう読むのやめようと思った頃に文庫の対談読んで
ようやく作者の意図が見えてきて、
そこからはもう夢中でよんだ。アラベスクもそう。
無駄がないし密度が濃いし、言うこと無し。

103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/27(木) 07:27
むかし小学五年生だか六年生だかに「ゆうれい談」
が載ってて絵がへたで古臭いと思ったけど、
(再録だったんだからあたりまえだ)くり返し読んだ。
作者名と「豆しぼりの手ぬぐい」というのが
忘れられず。
時は流れて、「鬼来迎」を雑誌掲載時に読んだ。
絵、うまい・・・同じ人なの?ふきだしも四角いし。
それから山岸先生を意識するように。
「ゆうれい談」は当時のマンガ家の交遊関係が
しのばれたのしい作品でもあります。

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/27(木) 20:29
おっ、なぜに「クリスマス」がまだ1つもあがってないんだ!?
あれは人生に影響を与えられた、数少ない作品のうちのひとつです。
凧あげしているシーンの、ミススックの名台詞は、
人の人生そのものを豊かにするものですよ。

そういえば「クリスマス」の最後のページに
”ア クリスマスメモリー  トルマン カポーテ”
とありましたが、原作があるってことでしょうか?


105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/27(木) 20:33
>102さん
男の人にもみてもらえるっていいですよね。
女性だけの読み物にしておくにはもったいない作品も
たくさんありますよね

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 03:43
>104
カポーティの「クリスマスの思い出」が原作です。
(ティファニーで朝食をの人ね)
山岸先生もカポーティ好きなんだと思ってうれしかった。
「夜の樹」や「冷血」も描いてもらいたいなあ。

107 名前:そうそう:2000/07/28(金) 03:47
「クリスマス」泣ける!

108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 09:11
山岸さんには描いてもらいたいモチーフや作品がたくさんありすぎて!
神話もの、事件もの、歴史もの、エッセイ風のもの、怪談もの・・・・・


109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 13:07
きっと先生自身も、描きたいテーマだらけで
困ってるんじゃないでしょうか・・
先生の題材にもってこいな事件が
毎日毎日、日本で起こってる


110 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 13:10
>106さん
やっぱり原作があったんだー
カポーティさんの本、読んで見たいなあ。

そういえば「にんじん」も漫画化されてましたね。
結構原作モノあったりしますか?

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 21:19
初期の時代?(ラプンツェルあたりかな)
の、ロマンチックなファッションいいですよね。
美人で華奢だったら着て見たかったドレスって感じ

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/28(金) 22:54
クリスマス、子供の頃読んでなにかカルチャーショック受けた・・・。
目がきらきらしてなくて、しかもオバサンのヒロインを美しいと感じることが
できた、その経験が子供心にも新鮮で嬉しかった。

113 名前:環境破壊ちゃん:2000/07/28(金) 23:04
「わたしの人形はよい人形」文庫本買っちゃった
収録作がお化けの話ばかりで1度読んで怖くて本棚の奥にしまっちゃった
思えば私が一番最初に山岸凉子作品を読んだのはあれが初めてだった
以来日本人形が恐ろしくてしょうがなくなってしまった、あああ怖いよ怖いよ
  †
ヽ(-_-)ノ ナツノヨルニピッタリ

114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/29(土) 01:33
>110さん
他には原作ものって知らないけど、「ツタンカーメン(封印)」なども
出典がはっきりしているものですよね。
味も素っ気もない報告書や当時の新聞記事から、(しかも事実関係はいじらず)
あんなに豊かな人物描写が出来る山岸先生は、やっぱりすごいです。

115 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/29(土) 02:07
>114さん
「ツタンカーメン」あれ、勉強になりますよねー
全然考古学とか興味ないのに、カーターと一緒に
ハラハラどきどき、政治的な思惑に阻まれるところなんて
マジでいらいらしました。
ロマンを求める題材でありながら、
現実のしがらみもしっかり盛り込んであって、
とてもリアルに感じました。さすがーっ

116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 04:09
>113
そうそう!日本人形は恐いよねぇ。
夜中にフト見ると、何か動きだしそうだもんねぇ。
恐くて夜中に読めません!


117 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 04:19
「わたしの人形はよい人形」は、昔ラジオで恐いと話題になってたので
本屋&古本屋探し回って手に入れた。
私の中では、山岸涼子=わたしの人形はよい人形 になってしまってる。

118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 13:02
「常世長鳴鳥」なんか妹に同情してしまった。
兄弟なのに、明らかに愛情が偏ってる(と感じさせられる)
のはつらいし、どうにもならないですよねーっ
人殺しまでやっちゃったらだめですけど・・・
親が子にする、一番残酷な仕打ちじゃないですか?

119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 13:10
いきなり質問ですみません
「時じくの香の木の実」のラストなんですけど、
背景の原爆きのこが何を意味しているのかわからないんです。
皆さんはどう解釈なさいましたか?


120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 13:27
一番、怖いのはストロベリー・ナイト・ナイトだと思う。
ラストシーンの静けさにぞっとしました。

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 19:21
>119さん
私は、原爆だな、と思ったんですが、
なんでここで原爆が?とも思いました。
うーん。最高権力を得た一族が暴走して
核戦争を起こすという暗示…?
なのかなあ??
どなたか回答ぷりーず!

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/30(日) 22:50
プリーズ!Too.

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 01:35
>119さん、121さん
なにで読んだのかド忘れしたのですが、
あの女の子が「自分の分別までもが10歳のままではない」
と自分で言ってるものの、実は成熟しきってない
危さを表している…みたいなことを誰かが書いてました。
はっきり思いだせなくてすみません。

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 01:44
世界大戦・・かな?

125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 13:16
つまり、未来に起こりうる過ちを
暗示している・・・というわけですかねえ。
>120さん
ストロベリーナイトナイト 私も印象に残ってます。
そういえばこれのラストも原爆だったっけ

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 23:09
マイナーだけど
「このはなのさくやひめ」(一部漢字が自信ないんで平仮名)
良かったな。
終り方とかも。
ここの最初の方に出てたけど
「蛭子」恐かったですね。
初めて読んだ時は衝撃受けたよ・・・

127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 23:15
ダンナに「ツタンカーメン」を見せたら、この人絵が下手だって言われちゃった。
私はうまいと思ってたんだけど。男性の目から見るとまた違うのかな?

128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/07/31(月) 23:17
>127
ツタンカーメンは結構やばいよね。
新人であの絵だったらデビューできないよ・・・。
私は山岸さんのストーリーのファンだから気にならないけど。

129 名前:ゆうれい談:2000/07/31(月) 23:34
単行本に入っていますか?探してるけど、分からない・・。
昨年文庫版を一気に7冊買いました。山岸ワールドにじわじわはまっています。
ここで良く話題になっている「負の暗示」は歯医者の待合室で読みました。
あんまりそゆとこにおかない方がいいと思った・・・。

130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 02:14
ゆうれい談、確か角川書店の山岸凉子全集の方に
収録されているはず。
まだ文庫には入っていなかったような・・・・・。

131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 02:15
水煙がかなり好きです。
何気に毛人のおじいさんでてるし。

132 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 03:01
毛人が出てきたんでついでに。
調子麻呂と淡水の百済時代のサイドストーリーが読みたい。
描いてくれないかなー。時間経ちすぎか(^^;

133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 13:05
>132さん
それ、ホモシーンがありそうで怖いですってば

>126さん
「蛭子」怖くてもう二度と読めません・・・


134 名前:>128:2000/08/01(火) 13:15
そこまで言う(笑)
青年誌なら問題ないと思うけどね。

135 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 13:42
「ツタンカーメン」は下手というより「雑」ってかんじ。
「青青の時代」もちょっと雑っぽいなー。


136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 16:57
山岸さんの画集で現在入手可能なものってありますか?
今、古本屋めぐって、小学館の全集集めているんですけど、
カラーがとってもきれいで見とれます。

137 名前:最近山岸ファン:2000/08/01(火) 21:14
画集もそうだけど、単行本も手に入れたい。
でも、中々売ってないよ〜。(普通の書店じゃ)
紀伊国屋に行けば揃っているのかな?



138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 22:44
山岸先生の画集、
見かけたことも無いですー(涙)
もう入手不可能かと諦めていますが・・・

139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/01(火) 23:40
画集といえば、白線社の「チェリッシュ」とかいう
一枚ずつに分かれてる(本になってないのです)シリーズが
確かありましたよねえ??

山岸先生のが出てたかは知らないのですが、
ふと思い出したもので。
横レス失礼しました!


140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/03(木) 01:49
りすぺくとage

141 名前:>139:2000/08/03(木) 02:08
「チェリッシュギャラリー豪華版・山岸凉子集」と
「チェリッシュギャラリー軽装版・日出処の天子」が
白泉社から出ていました。(見たことないけど)
今だったらどれくらいの価値があるんだろう…。

あと,白泉社からでてた「山岸凉子作品集」は,きれいな装丁で
心惹かれます。(とくに処天)
古本屋をめぐっては気長に集めています。


142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/03(木) 08:54
ええ〜、やっぱり出てたんだ〜、画集・・・
そりゃ出てるよね、山岸さんともあろうお方ですもの・・・。
うう、気長に探そう・・・。
ところで、私は白泉社の「山岸凉子作品集」って見たこと
ないです。きれいだっていわれるととっても気になります。
私が一生懸命集めてるのは小学館の全集。これもなかなか
ないんだなぁ。「ゆうれい談」をGETできたのはとってもラッキー
だったのね、とこのスレみて思いました。
でも、買った当時はあまりの怖さにちょっと後悔してたの。

143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/03(木) 09:58
この間、中野のまんだらけに「妖精王の帰還」が置いてありました。
レジのところのガラスケースに入って1500円。
定価が1500円ですから、高くは無いと思います。
チェリッシュのほうは、ヤフオクで時々見かけますが
たくさん入札入ってます。大変そう。



144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 00:42
やくおふ・・・

145 名前:最近山岸ファン:2000/08/04(金) 01:06
やっぱり古本屋で気長に探すしかないのか。(辛)
中野のまんだらけ>行ってみようっと!
ヤフオク>パス!


146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 01:27
うう〜ん、山岸先生の画集・・ますます気になるなあ。

山岸先生のカラーは、なんと言うか色ずかいが日本画みたいですよね。
やっぱり日本画用塗料で描いてらっしゃるんでしょうか?
少女漫画って、ビビットやパステルカラーのイメージ強かったんで、
凄く独特な感じを受けました。

147 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 01:29
私先日、押し入れ読みました。
コワ!私、母親が娘殺すシーンぞっとしました。
「お母さ〜〜〜〜〜〜ん。」って刺されまくった後で
言う姿が。
あぁああ、絵が淡白なだけに怖かったです。余計。

148 名前:名無しさん@朝飯前:2000/08/04(金) 02:17
画集ではなく単行本なのですが、朝日ソノラマの単行本
(サンコミックスつったかな)の「ティンカー・ベル」が
古本屋で途方もない値段で売られていました。
…だったら残しておくんだった…

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 02:31
山岸さんって、作品集白泉社と小学館も出してるの?
私は角川のを持ってるけど・・・。
ところで、彼女は牛乳が大っ嫌いで、ホワイト見るのも嫌って
くらいだから、極力「白」を避けた結果があのカラーなのかなー
って思ってました。

>148
私それ、近所の古本屋で売ってるの見ちゃった・・。
150円くらいで・・・。でもウチ、まんだらげが無い地方だ・・。

さっき書きこもうとしたら、山岸スレが途中でりぼんすれに
なってて、りぼんスレに書きこんじゃった(爆恥)
でも、上のほうはちゃんと山岸スレだったよー?
なんで?こんなこと聞く私ってもしかしてまだ初心者?

150 名前:142:2000/08/04(金) 08:52
ごめんなさい、私が持ってる作品集、小学館ではなく角川でした。
萩尾さんの作品集とごっちゃになってました・・・

151 名前:>132:2000/08/04(金) 12:03
おぉ〜〜〜!
私と同じ希望を持っていた人がいた〜(涙)
調子麻呂のファンだったので(あの人、ほんといい人ですよね)
淡水絡んでなくても、調子麻呂だけの話を読んでみたいと思ってました。
外伝とかで出してくれないかなぁ・・・なんて。

152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 12:33
ネット通販している古本屋さんだと
山岸凉子の本てすごく高いです。
ティンカーベルや、スピンクス、グリーンカーネーションが
大体1000円くらい。足元見すぎ〜。しかも初版じゃないし。
まんだらけだと大体400円〜
ブックオフは角川の全集が300円くらい。


153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 16:50
「愛天使セラピム」でしたっけ、
これ、いまだに見かけたことすらないんですよー
誰かあらすじだけでも教えてくださいませんか〜(涙)

「ひまわり咲いた」なんて、絶対手に入りませんよね・・・

154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/04(金) 18:23
「白い部屋のふたり」を古本屋で1000円にて発見。
高いのか安いのかわかんない・・。

155 名前:最近山岸ファン:2000/08/05(土) 11:47
>154
私だったら直ぐに買います。
★〜〜〜〜〜〜〜。


156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/05(土) 13:38
>154
150円で買ったよ・・・

157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/05(土) 19:35
>154さん
私は50円で買いました・・・


158 名前:最近山岸ファン:2000/08/05(土) 20:17
>156,157
どこで?どこで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?
再度、★〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


159 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/05(土) 21:10
156、157さんではないが、
いなかの古本屋はたまにこういう値段がつく。
古さだけで判断したんだろうなあ。

160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/05(土) 21:59
そうそう、じいさんとかが一人で切り盛りしてるような。
まんだらけとかじゃ、足元見られるもんね。

161 名前:>153:2000/08/06(日) 00:43
「愛天使セラピム」なんかの全集に入ってた。角川の「夏の寓話」かも。
あとで蔵書見て確認しますね。
で、とりあえずお話は、主人公の父は愛人を作り母と別れた。
その母も死に、ヒロインは父を頼って上京(進学)する。
母を裏切った父とその妻に苦い思いをさせるために、あえて同居を望むヒロイン。
父の家庭は、華やかな妻に3人の子供との、使用人もいる一見恵まれたものだった。
しかし長男(12歳?)は脚も不自由で、なぜか自分の世界に閉じこもっている(自閉っぽい?)。
そのうち長男と心を通わせるヒロイン・・・父の妻は内心穏やかでない。
色々葛藤があって、結局ヒロインは父の家を離れる。
その後長男はヒロインを探しているうちに庭の池に落ち、死んでしまう・・・

セラピムというのは、長男が見えると言ってた天使のこと。(当然他人には見えない)
彼が死んでから、いかにも毒々しくて悪役然としていた父の妻が
さめざめと泣いて、自分でも長男を愛していたのにどうしてああなってしまったか
わからない、と訴えていたのが、単純でなく、深いなあと思いました。


162 名前:161:2000/08/06(日) 12:02
角川版全集9巻「黒のヘレネー」に収録でした。

163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/06(日) 22:26
>161さん
あらすじを有難うございますーーー!
山岸先生お得意の心理的葛藤満載な内容ですね〜
読みたいなあ。
古本屋では必ずチェックしてるんですけど、
見つからないんですよねえ。
根気ずよくチェックしていくしかなさそうですね。


164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/08(火) 01:02
age

165 名前:最近山岸ファン:2000/08/08(火) 17:43
私の夢。
山岸先生の本を全て集めること。
一体何冊あるのだろう?

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/08(火) 21:58
>165さん
ホント、全部集めるのって難しいですよね!
特にキラリ目時代のなんて見つかんないでしっ
コミックスに集録されてない作品もあるらしいです。

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/11(金) 14:19
蜃気楼(浮気する夫が主人公)って私が小さい時の
父の行動によくにてんなあ。遊園地につれてって
くれたあと一人でふらっと出かけたり。
もちろんそのとき……
母は見透かしてたけど、父が子煩悩だったからそれで
良いと思ってたそうだ。
女の犠牲の上にしか成り立たない関係なんだよね。
ゴーマンかますとしっぺ返しが来ますよ。やっぱり。

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/12(土) 23:17
>165さん
http://www.ksky.ne.jp/~kafuka/yamagishi/
ここにいくべし。

169 名前:>168:2000/08/15(火) 00:50
行ってみた。
9月25日、青青の時代の4巻発売だそーで。
私そのころ日本にいないよ・・・

170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/16(水) 01:31
メディア単行本収録されてますよ。
「押し入れ」98年 講談社 ISBN4-06-340015-8 476円(税別)です。


171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/16(水) 01:33
すみません・・・既出でしたね>メディア

172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/16(水) 17:11
「白眼子」でしたっけ?
という作品の話題がちらほら挙がっていましたが、
それ、見たことないです!
コミックス出てますか?(また、その予定はあるのでしょうか・・・)

168さん、ありがとうございます。
全て集める事なんて、ますます不可能に思えてきちゃったよー

173 名前:名無しさん:2000/08/17(木) 00:13
「日出処の天子」というマンガを初めて読んだんですが、厩戸王子って1巻では
両性具有みたいな感じです。私は「超能力で性別まで変えられるのか」と
思っていたのに、その後、そういった話は全くなし。「女装」するだけになりました。

あの1巻の、どう見ても女の子(本人も「一介の女のわらわ」とか言ってるし)、
という話は、何かの伏線? 意味があるんでしょうか。



174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 01:36
少年から青年になって、
少年=そのままでも少女のよう
青年=女装しないと女に見えない
と、変化しただけなのかと思ってましたけど・・・

175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 07:44
誰も話題にしない、日本武尊の話の奴・・・
理由はわかるがね・・・
シュワルツェネッガーにはまっていたときのだから・・・


176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 08:46
少女と見まごうほどの美しさというのが、超人的な
王子の一面だったのでは?
それが、成長するにつれ、男女を超えた美しさに
なっただけのことで・・・。
「超能力で性別まで変えられる」ってのは、ちょっと
考えすぎというか、別に意味ないんでは?


177 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 09:00
ヤマトタケル・・・
山岸作品(しかも時代モノ)であれほどあとに残らない
のも珍しいよね。読み返したいと思わないもの・・・。

178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 09:23
少女漫画で、筋肉描写は、禁忌なのでしょうか。


179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 11:25
 ヤマトタケルは梅原猛さんの原作だったよね。
原作のせい?個人的には小碓が大碓を殺すシーンが
印象に残ってるなあ。

180 名前:名無しさん:2000/08/17(木) 18:25
174さん、176さん、どうもありがとうございます。
厩戸王子初登場シーンがいきなり「女装」だったでしょう。夜刀の池のシーンです。
普段から女装しているのか、とか、本人が「一介の女のわらわ」とか言っているので、
「性別が変わるって設定? 『サイレン戦記』? 『イズァローン伝説』?」
とか思ってしまって、ものすごく悩んでいたのです。
子どもの頃からやおいでした、ということを表したかったのかな?

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 20:00
『イズァローン伝説』はプロトタイプとか言って
現代イズァローン人は子供のころ両性具有で、
古代イズァローン人は大人になっても両性具有で
自分の意思で男女を選ぶとか言う奴じゃなかったっけ。
ブスだから男になっとこうとか、
ちびで馬鹿にされそうだから女になっとこうとか、
凄い世界になってしまいそうですな。


182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 20:05
ちうか性別を変えられる超能力者って「超人ロック」…
関係ないからさげ。

183 名前:名無しさん:2000/08/17(木) 20:35
>>182
まさにそう! こちらの頭に「超人ロック」があったから、「超能力で・・・」
なんて思ってしまったわけです。
しかし、何故王子が日頃から女装してたり、「一介の女のわらわ」などと
言ったりしなくてはいけないのでしょう。ものすごく引っかかります。
皆さんはどんな風に解釈しているのでしょう。

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 20:38
皇子だというと自由に動けないので、
女官の振りして勝手に遊びまわってたんでしょう。


185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 23:05
は?
単に皇子姿で会ったらマズイ人に会いに行くから
変装してただけでしょ?
で、変装してまさに女の童になってるんだから、
「一介の女の童」発言が出たんでしょ。
なんでそこまで「一介の女の童」発言に固執する?
解釈もくそも、そのまんまに受け取ってましたが。


186 名前:厩戸ファン:2000/08/17(木) 23:23
185さんと同様、私も何か目的に応じて女装しているんだと思う。
ただ、初登場の夜刀の池のシーンで不思議だったのは、あそこで何故女装だったのかということ。
あとで、水浴びの理由を語っていましたが、女装の必要はあったのか?

187 名前:>186:2000/08/17(木) 23:42
王子が池で水浴びなんぞしているところを誰かに知られたくない為?とも考えたけど、
人の気配を察知できないのは母親以外に毛人がはじめてだったわけだし。
けっこう謎ですね。

188 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/17(木) 23:57
>185
なんでそんなに攻撃的なの?
180さんはそう思ってたってことでいいじゃない。そんなきつい言い方
しなくてもいいと思いますが。


189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:16
皇子は夜遊びが好きなのよ。


190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:20
>189
受けた。

191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:22
180もたいがいうざいよな。


192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:35
>191
同感・・・。
なにも、そんなとこにそこまで固執しなくても・・。


193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:44
>186
それは、やはり毛人に初恋の思い出を植え付ける演出なのでは。
少女漫画の運命の出会いは美しく印象的にってことで。
それとも池で禊をした後、女の童姿でひと仕事したのかも。(なにかは知らんが)
どうなんでしょう、山岸先生?

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:55
うまやどさんは、きっと小さな頃から自分が美しいって
分かっていたから、変装するなら一番似合うのは女装、って
なったんじゃない?
いや〜、でも、いろんな読み方があるもんだ。
ある意味、びっっくりしました。

195 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 00:59
母の体内にあるとき、大量のエストロゲンを
浴びて、脳が一部女性化してしまったからなのです。
女装が好きなのも、毛人に恋したのも、そのためです。
あの母親が、すべて悪い。


196 名前:>193:2000/08/18(金) 01:00
>女の童姿でひと仕事したのかも。(なにかは知らんが)
うはは わたしもそー思ってました
女装してなんかまたよからぬことしてたんだろーなーとか
なにかは知りませんがね

197 名前:厩戸ファン:2000/08/18(金) 01:19
皆さんの解釈に納得。さんきゅーです。
そっか、ひと仕事したんだろうな。
10歳にして夜遊びって、王子・・・(笑)

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 01:33
変装といえば、王子が、汚いバージョンの変装を
していたのは、色んな意味で、大変かなしゅうございました。

199 名前:名無しさん:2000/08/18(金) 01:38
>>191 ごめんね。「ここなら何か教えてもらえそう」って有頂天になって、
たくさん書き込みました。<(_ _)>

>>192 こういう「一見どうでもいい」ところに固執しながら読むのも、マンガの
おもしろさでは? あなたにとっては「どうでもいいとこ」に違いないけど、
私にとっては「すごく気になるところ」だったの。

レスつけてくださった皆さん、本当にありがとうございます。「難しく考え
過ぎてたかな?」と思いました。


200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 01:39
あれで垢を落として、ざんばら髪をなんとかすりゃいい男だよ。


201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 01:58
誰のことだ?


202 名前:>197:2000/08/18(金) 02:12
女性ホルモン云々にも、納得したのですか?


203 名前:>201:2000/08/18(金) 02:15
王子のきちゃない変装のことじゃない?

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 09:12
水浴びするのだって、まだ寒い季節に王子という身分の人が
一人で池に行くなんて、許されないことだからでしょう。
そのころはまだ侍女もいたし。
あと、毛人との出会いの演出でしょうね。
別に固執してもいいけど、なんかずれてるっていうか。


205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 12:38
>199さん
いいのよ!どう読もうと勝手なんだから、
それを質問したって、全然OKだよ!
うざくないよ。
細かいところにこだわってもいいのだ。

ちなみに私は、なんで結婚までした王子がいつまでも
子供の髪型をしてるのかが気になった。


206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 12:47
王子って大人の男になることを拒否してるよね。
少女の姿で登場するのも、その象徴だと思う。

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 12:54
>206さん
なるほど…。拒否してますね。
きっと子供のときに愛してもらえなかったから…?かな?

少女マンガ的理由(読者受け)だけかと思った。

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 13:32
王子の髪型以上に毛人の髪型のが気になってたわー
それこそ いい歳していつまでその髪型なんだようーって ハラハラしてたわ。
って 最終回時点で毛人は何歳??


209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 13:40
ん?髪型については、あの時代ってあまりはっきりわかって
なくて、大人になったら髷を結うようになるのってもう少し
あとですよね。
だから別にいいのかと思っていた。
館ひろし・・・じゃなくてはつせべだって、いい年だったけど
大王になるまでみずら結ってたし。

210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 13:43
199がうざいのはさー、細かいとこに固執してるだけじゃ
なくて、その細かいところには絶対に何か意味があるって
いうことをやたら強調したがってるとこじゃない?
ストーリー上自然っていう意見が出ても「なぜ?」
って
しつこいし、おまけに違う漫画の世界観やら出してこら
れてもねー。
自分が納得する答えがでないからって、何度も同じ
ような書き込みされたらうざいよ。

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 14:19
ああー、そういや 確かにそうだった<泊瀬部もミヅラ
穴穂部もそうだったなあ。

話は変わるけど・・・
自分も覚えがあったなあ。
今だったら 躓かず、すんなり歩を進められるシーンやコマに深い意味を求めてしまうの。
で、「この意味は何??!これの象徴するものは?!」って気になって
それがわからないことにはその漫画なり小説なりの本当の姿を理解できないような気がしたりして。
言外のことにものすごい期待を抱いてたときがあった。
たぶん逆説やら深層心理の露呈やらで価値観が変わる快感というか
そういうのに飢えてたんだろうなあ。
山岸さんの作品は特にそういうのの宝庫だしね。
でもそれって年を経ると
作者だって そうそう目からウロコなことばっかり作品に込められないって事が分かってくるし
かえって これはそこまでの大きな意味はないなっていう感覚もわかってくるようになる。
わざわざ説明するまでもない事象、経験の上で得られる実感のようなもの。
そういったものは 聞かれても「うざい」というのもわかるし
わからない人にとっては「だって気になる」っていうのもわかる。

212 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 14:26
>210
 どなたかも書いていましたが「うざい」とか「は」とか
攻撃的になるのやめましょうよ。
 同じ質問繰り返すのもしつこいかもしれないけど、そういう言葉
見ているのもげんなりします。(私は199とかじゃないよ。)
 

213 名前:>208:2000/08/18(金) 14:26
第一回の時に毛人が14歳って書いてあります。
で、最終回に「あなたにお会いしてからちょうど10年」と
ありますから、24歳ですね。
ちなみに王子は初登場で10歳。
最終回は20歳です〜。

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 14:29
>212
そういうのなくなったら、2ちゃんのおもしろさ半減っす。
そういうの見るのいやならやふー掲示板をおすすめします。

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 15:09
たしかにホンネを聞けるのが自由な無記名掲示板の面白さだよね。
カゲキな反応もユーモアがあればそれなりにおもしろいけど
でもすぐに過剰な攻撃的反応が返ってくる場ってのはミもフタもないし
普通にすすむ話もすすまなくなって それこそしらけちゃうこともある。
それだと やっぱりそれも2ちゃんの面白さを半減しちゃうことにもなると思うなあ。


216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 16:24
エストロゲンが、気になる・・・。


217 名前:197 :2000/08/18(金) 19:08
>202さん
遅レスですが、ご指摘の点(^^;)
シャレも含めていろいろなご意見面白かったです。
とくに193さんに、なるほどなと思いました。

218 名前:>216:2000/08/18(金) 20:02
男性ホルモンの事じゃなかったかな。
男の子は子宮内でこれを浴びとかないとちゃんとした男性になれないと
か何とか聞いたな。

219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 21:37
千引きの石は、やっぱりあの体育館なんですかね。
それとも、あの扉?

220 名前:199:2000/08/18(金) 22:13
「あんた」でも「は」でも全然オッケーです。210のような
厨房は相手にしないだけです。マンガの横断的読み方を知らぬような
お子ちゃまはイタイね。

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 22:23
うん?
220は、相手にしないなら、黙っていてくれ。
その負けず嫌いなところが、お子ちゃまね。


222 名前:お許しが出たようなので、さっそく:2000/08/18(金) 22:25
は!?
あんた、馬鹿じゃない?>220

・・・からかっただけだから、おこんないでね。
お願い。
私は揚げ足鳥。


223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 22:44
>220
おお、人に説明してもらえないと解釈もままならない
人に「お子ちゃま」発言されるとは。

224 名前:名無しさん:2000/08/18(金) 22:58
あの・・・199って私のことですか?>220
あなた誰? 199は私ですけど。

225 名前:名無しさん:2000/08/18(金) 23:00
すみません、224です。
皆さん、220は煽りだと思います。相手にしない方がいいと思いますよ。
だって、199=224は私ですから。

226 名前:20代で読み始めた人:2000/08/18(金) 23:06
文庫で出ている短編集しか読んだことないけど
山岸短編作品は当たり外れの割合が4:6って感じがする。
言葉での説明が多すぎるし。「なぜここで終わる」って終わり方が多いし、
(これは私がハッピーエンドにこだわっているからかもしれないが)
アシスタントの書いたキャラとのギャップがどうしても気になるし。
でもこの間読んだ「白眼子」、「神かくし」や「負の暗示」は良かったわ〜。
線のへろへろはもう直らないんでしょうか、残念であります。

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 23:14
私の人形は良い人形
目はパッチリと色白で
小さな口もと愛らしい
私の人形は良い人形

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 23:16
私の人形は良い人形
目はパッチリと色白で
小さな口もと愛らしい
私の人形は良い人形

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 23:23
「私の人形は・・・」って、そんなには恐くなかったです。
「天人唐草」の方が恐かった…。ホラーじゃないけど。
「スピンクス」は絵が恐かったー。

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/18(金) 23:25
私の人形は良い人形
目はパッチリと色白で
小さな口もと愛らしい
私の人形は良い人形

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 00:10
杉本苑子さんや、永井路子さんの著書に、蘇我家の血脈と女帝の系譜について触れた
ものがいくつかあって、日出処〜の後に読むと、とても面白いですよ。藤原氏が台頭
してきた時期の蘇我系の女帝たちとの争いも、大変興味深いです。
本筋からずれてしまいましたが、読んでみると、日出処の天子もまた違う読み方がで
きるかも。お勧めです。


232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 00:13
もう、日本史なんて忘れたー。
聖徳太子の死因は暗殺だから、聖人伝説が作られたんでしたっけ?
死因は謎だったんだっけ??
あと蘇我一族はどうして滅びるんでしたっけ??

233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 02:03
>231
あのおっとりした異母弟の家の方が続くから
大化の改新も蘇我一族内で争ったというだけで
蘇我家が滅んだわけじゃないって説だったでしょうか


234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 02:46
千引きの石は、やっぱりあの体育館なんですかね。
それとも、あの扉?
誰か、答えて。


235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 03:01
>234
あんた自身はどう思うのよ?

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 03:06
ひいずる処の天子の元ネタ知っておる人いるかんね?
クックック。わすは知っておる。ある雑誌にな・・・。
おっともう言えない。山岸涼子センセにおこられちゃう。

237 名前:231じゃないけど:2000/08/19(土) 03:08
>233
そうそう。< 蘇我家が滅んだわけじゃない
それと、大化の改新以後も蘇我家の娘じゃないと皇后になれない時代が
ずっと続いて、それを覆したのが藤原家の娘・光明子だ、っていう説。
(これ以後は藤原時代になる)
長屋王暗殺は、藤原家が光明子を皇后にするために仕組んだもので、
蘇我家はこれで壊滅的打撃を受けた、とも。

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 03:14
>233、237
そうそう、それで阿閉・氷高が頑張るんだけど、いよいよダメで、
長屋の息子に皇位を・・・って思うんだよね。
殺されちゃうんだけど。っていうか無実の罪を被せられて自害しちゃうのか。
長屋ったら潔すぎる・・・!

239 名前:>238:2000/08/19(土) 03:19
もちろん、長屋王は、超能力で殺されたのです。
あるいは、女装した誰かさんとかに。


240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 03:50
>234さん
私は個人的に、体育館そのものが千引きの石にあたるのではないかと思って
読んどりましたですよ。

241 名前:234:2000/08/19(土) 10:29
>240
なるほど、やっぱりそうですか。
でもあの扉も重そうだから、
ひょっとして・・・と思って。
いや、あの扉が千引きの石だったら、
あの扉だけ、跡地にドーンと
放り出しときゃ、いいんじゃないかと
妄想いたしまして。
で、地面に置いただけの扉を
開けると、向こうに異世界が
広がっていると。


242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 15:42
240>241さん
扉が「千引きの石」であるなら、過去に何度も誰かが開けたでしょうから、
とっくに恐ろしい事がおきていたのでは・・?
体育館そのものを撤去してから、暗雲が立ち込めていましたから、
「扉だけ」とは考えにくくないでしょうか。

オオクニヌシノミコトがよいしょーっと力いっぱい動かしたぐらいの石ですから、
かーなり大きなものだろうと想像してました。

243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/19(土) 22:22
「ドリーム」
あの作品を読んだ時、目からうろこが落ちたような気がした。
たおやかで美しければ、普通の人は単純に素敵な人だと思いますよねー。
そこを山岸先生らしい視点で、「自己愛に過ぎない」とばかりに
つまらない人間に見せちゃう。
観察力のある人でなければ、こういった作品は描けないですよね。

244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/20(日) 03:33
「神かくし」
よかった。
しかし、マザコンが多いね。


245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/20(日) 21:33
「汐の声」
この人の漫画、特に母親との関係が
関わってくる話が多いような。


246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 07:47
せんせいのお母さん、亡くなってて義理のお母さんなんだよね、たしか。
なんか関係あるのかな。

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 08:58
山岸先生って今おいくつなんだろう・・
50代??

248 名前:あらら。:2000/08/21(月) 09:35
>247
山岸センセは「24年組」のひとりですよ。

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 09:51
萩尾望都も母親との確執の話をよく描いてるよね。
この世代の女性が漫画で食べて行こうと決心すれば
多かれ少なかれ親世代と摩擦が起きるんだろうなあ。

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 11:01
>248
山岸作品サイトの年譜には、1947年生まれってありましたが…。

251 名前:小倉さんお腹いっぱい。:2000/08/21(月) 13:53
女性の場合、哲学的な思想は母親への疑問から始まるんじゃないかと、
実体験から感じていたので、
「山岸先生もそうだったんだろーか」
なんて思って読んでましたが・・・
どうでしょうねー。

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 18:49
私自身思春期から母親との確執があって
そんな私の心をよくわかってくれて
励まし教え続けてくれた山岸先生の作品は
実体験に基づいてないとあそこまでこの問題に固執して
分析していろんな問題を抱えた思春期の私達に(今はおばんだが)
訴え続けるだろうか?

253 名前:小倉さんお腹いっぱい。:2000/08/22(火) 01:08
おおっ 苦しみを経験した人の作品は、同じ苦しみの人を救う・・・
すばらしい! これからもそんな作品がたくさん生まれてきて欲しい。
山岸先生に限らず・・

254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 02:02
>>253 これからもそんな作品がたくさん生まれてきて欲しい
山岸先生に限らず・・

そこが問題
だれか今の思春期の子供達を慰め、時には厳しく導いてください。

255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 02:16
ということは、猟奇殺人をしたくてたまらぬ
17歳を救うには、猟奇殺人衝動に悩まされた
作家が漫画を描かねばならぬのか?


256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 02:26
昔の山岸先生なら
そういう危うい心に
導く光となる作品を書いてくれたのよ。
たとえば猟奇殺人に走りそうなら ”負の暗示”とか
別に犯罪じゃなくてもひきこもっちゃったら
”スピンクス”とか
兄弟間が険悪になってきたら、
題忘れちゃったけど喘息気味で和服趣味のお姉ちゃんに
嫉妬して川に突き落とす話とか
慰めというよりもなんか反面教師かな

257 名前:小倉さんお腹いっぱい。:2000/08/22(火) 02:34
同じ衝動にまで駆られなくても、
何故思春期の少年少女が、そのような心理状態に追い込まれるのか、
分かる人には分かるんじゃないかなあ。
若いゆえの怒りや苦しみって、特別な人じゃなくても
経験するものだと思うしーーー
「下手すれば、私もああなってたかも」
っていうの、ありますよね?

258 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 03:10
ひきこもりで人間嫌いで異性恐怖症のときに
「日出処の天子」
をよんだら、救いがたくなりますな。


259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 03:16
>>258
問題はそこ!!
けっこう鬱を後押ししてくれるときもありますよね!!


260 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2000/08/22(火) 03:37
でも、「白眼子」の最終回にはちょっと救われたっす。

261 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2000/08/22(火) 03:38
ブラコンの女の子が「日出処の天子」読んだら、思いっきり
背中押されたりしてね(藁

262 名前:最近山岸ファン:2000/08/24(木) 11:33
「日出処の天子」は名作です。


263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/24(木) 12:09
お兄ちゃんの彼女の名前でホテルに呼び出して
部屋真っ暗にしとくとか?(笑)>261

264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/24(木) 16:42
>263
でも、サザエ頭にしないと!(笑)


265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/24(木) 20:58
すっかり定着 サザエ頭(笑)

266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/24(木) 22:27
でもって変な柄のヘアバンドがお約束?(笑)

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/25(金) 00:36
わたしは昆布巻きに一票。

268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/25(金) 02:57
まっすぐな線をまた描いてくれ〜〜!

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/27(日) 03:53
久しぶりに山岸作品を色々と読み返しました。
その中でも「夜叉御前」上手すぎる!
この作品のオチ?の鬼が斧を振り下ろす場面がすべてですね。
このスレのタイトルどおりにホント尊敬します!
絵柄もこのあたりがとても好きでした。


270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/27(日) 04:35
>269 絵柄もこのあたりがとても好きでした。
 文庫で読み始めたからか、細かい絵の変化の流れが
 いまいちわからず・・・
 いちど編年体で読んでみたいなー。

271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/27(日) 06:41
処天が最初だったから(リアルタイム)外国ものはなんとなく・・・とか
思って避けてたツタンカーメンをイッキ読みしたら見事にはまった。
思ってたより全然よかった。

短編は、いろいろなコミックスや全集に入り込んでて、同じ作品が
違う本で3つくらいもってたりするんだけどなんとかならんものか。
ならんね。(自己ツッコミ)

272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/27(日) 22:31
『石笛』
単純で短いが、ひたすら恐ろしい。
あの婆怖すぎ。
デモンズ3で鐘突き堂で爺の頭で
鐘を打ってた婆に匹敵する。

273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/27(日) 22:53
ツタンカーメンなんだけど、
最初、花ゆめコミックスから「封印」1,2巻だったじゃない。
続きが「ツタンカーメン」で。
私はそれを知らず、アホみたいに「まだ3巻出ないのかな〜?」と
1年以上待っていた。しびれを切らせて白泉社に電話して聞いてしまいました。
「3巻はいつ出るんですか?」と。


274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/28(月) 01:15
白泉社と山岸さんの関係がフシギ。
だって「馬屋古女王」の中断以降、音沙汰なかったのに
ずいぶんたってから いきなりまたLALAで「封印」連載でしょう。
しかもまたしても 打ち切りみたいなすっきりしない終わり方・・・
仲がいいのか悪いのか。

275 名前:最近山岸ファン :2000/08/28(月) 22:19
>273
心配しないで下さい。私も同じ穴のムジナです。


276 名前:271 :2000/08/29(火) 05:02
でもいまのLALAには山岸涼子はあわないかもって封印の連載始めたとき
思ったな・・・。それにまた何故LALA・・・?って確かに謎だった。
清水玲子が好きだったから結構LALA買ってたけど封印の頃には既に買ってなかったけど。
封印の第1回目の時に立ち読みして、外国もので毛嫌いしてしまった。

277 名前:h@l :2000/08/29(火) 16:44
日出ずる処の天子、最高ですよね。
エスパーでホモって・・・とか思っちゃいましたけど。
厩戸皇子の表情がたまりませんね。
悲恋ものっていうんですかね、ああいうのも。

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/29(火) 16:49
>277
わはは、エスパーでホモ!
単刀直入すぎる!


279 名前:h@l :2000/08/29(火) 17:27
ちょっと(かなり?)前のやつになるんですけど、
アラベスクってありますよね。けっこう好きです。
あ、でも主人公が精神的にもろすぎるのがちょっと・・・。

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 13:15
あへ

281 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 17:04
>あ、でも主人公が精神的にもろすぎるのがちょっと・・・。

わたしはノンナのそういうところが可愛くてたまらなかったです。
ノンナがラーラみたいな性格だったら、アラベスクの持つ
繊細さが半減しちゃうでし。



282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 18:57
誰か『石笛』を謎解きしてくれ
とんでもない深読み求む

283 名前:>282 :2000/08/30(水) 23:02
私も『石笛』わからない。
「なんじゃそりゃー」って思った。
婆の生き霊って…。

284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 23:29
『石笛』ってただ単におじいちゃんの遺言を無視して
遺産のことしか考えていない親戚に復讐しただけだと
思ってたけど。あ、「カラムーチョ」が意味わかんなかった。

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 23:55
カラムーチョって、スナック菓子のこと?
でも、作品に出てきましたっけ??

286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 00:15
「石笛」って「笛吹き童子」のことだよね?
なんかどこかで聞いたような懐かしい話。
優しそうなぼけたおばあちゃんの潜在意識が
ひ孫を使って石笛を吹かせて
強欲な家族たちに天誅を下してたのが気分爽快?
日本昔話にありそうなストーリーですね〜

287 名前:いらんツッコミかの〜? :2000/08/31(木) 11:49
でも、何でわざわざ曾孫に吹かせたのかなあ。
子供持ち上げたりできるのに。

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 11:51
笛吹き童子って別になかった?

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 11:52
さげてもうた

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 11:53
『神かくし』の瀬ノ尾千冬こと籐堂京也は、あの後、
どうなったんでしょう。気になる。
皆様の想像&妄想で占ってください。

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 15:15
こっちも盛り上げよう

292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:14
>290
病弱だと仕官できない?

293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:23
何の後ろだてもない身となったので
仕官はできません。

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:30
あの手の美少年が年とると、目も当てられない。
(ニキビ面になったり、ヒゲはえたり)

てことで、育てのおっかさんの処にたどり着いたのち
枕もあがらぬ病人となり、薄幸の生涯を終える。

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:35
>294

汚れる前に殺しちまおうってかい・・・

296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:41
篠夫と名を変え
木原家で悪さをする(される)。

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 21:10
瀬ノ尾千冬こと籐堂京也を現実の俳優が演じるとしたら、誰だ。
瀬ノ尾母も。

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 23:37
>288
笛吹き童子と石笛は別作品なんでしょうか?
文春文庫の「夜叉御前」に収録されている「笛吹き童子」は
ここに書かれている内容なんですけど・・
改題したのかなあ?


299 名前:>298 :2000/08/31(木) 23:52
>>288
ってしてもらえるとありがたい。
最新レス50をクリックしなくてすむのよー。
しかし、スレ表示は10になっちゃうし、最新レスは50になってるし。
いじめですか?ぴろゆきせんせー。

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 23:52
千冬(京也)=藤原竜也
千冬母=山岡久乃

でどう?

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 00:02
>299
すみません。298です。
>>288って
それってどうやればできるんですか?
無知でごめん・・教えてほしいです・・。

302 名前:299 :2000/09/01(金) 00:09
ただ半角で打つだけよー。

>>300
山岡久乃しんでるじゃん!
ってカンジですかネー

303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 00:15
>>300
藤原竜也の顔はお好み焼きのようだ
・・・でいいのかな?

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 00:16
おお!できた!
302さんありがとう!
これで活用できるようになりました!


305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 00:48
京也っておもいきし厩戸顔だったね。王子だけの美しさだとおもってたら。
あと、わたしの人形〜にでてきた子。こっちはエスパーでホモ(っぽい)とこ
もいっしょだ。王子とちがって実は他人に親切だったけど。

306 名前:藤堂京也 :2000/09/01(金) 05:28
私はホモじゃない!
マザコンだけどね・・・。

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 08:23
>>305
作者が同じだから・・・。
でも、京也のほうが湿っぽい感じがする。
だれか他に適役の人いないかな。

308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 09:45
>>305
陽(みなみ)君だっけ?
タンデムの仕方がなかなかなので萌えました(笑)

ヒロインの子ってさ、割と山岸センセよく使うタイプの
お嬢さんだよねー。布都姫顔っつーか。

309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 11:37
>>298
288です。
私、記憶がおぼろでよく分からないまま
書いてしまいました。
結局同一作品なんでしょうか。
私が読んだのは「石笛」でした。

310 名前:287 :2000/09/01(金) 11:44
>>287
読み返してみたら、曾孫も幽体離脱してるやん!
一族全滅ってことですか…。

311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 12:38
「ミスめがねはお年ごろ」これ読んで感動しました。
センセの志の高さに。
当時のパターンな話を描いて(多分描かされて)
いながら自分のポリシーは決して曲げていない。
キャラのひとりひとりがキチンと描写してあって。
スピーカーって呼ばれてる女の子とか。
あと「めがねを取ったら美人」てことは
「めがねをかけたらブス」だったのを
ミスめがね=めがねをかけててもかわいい、と
なってるのも当時画期的だったのでは。
パターンを借りながらアンチテーゼになってる。
その反骨精神が好きだ。
ほんと人として尊敬します。

312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 20:29
>>284
今見直してみたらわかっちゃった。コマ外に「美沙ちゃんにとっては
本当はひいおばあちゃんなのです」「カラムーチョ!」って書いてある
んだけど、ひいおばあちゃんとヒーおばあちゃん(カラムーチョの
キャラクターの名前)の単なる駄洒落みたいです。

>>298
『笛吹き童子』の第一話が「石笛」で第二話が「笛吹き童子」ですよ。
文春文庫にもどちらも収録されているはずです。



313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 21:14
>>312
298です。
すみません。確認しました。全2話なんですね。
お騒がせいたしました。ごめんなさい。

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 21:34
>311
あの主人公さっちゃん,不思議といやみな感じがしないんですよね
「ミスめがね〜」に限らず,山岸先生の初期の作品(レフトアンド
ライトとかハロー!ヤングヤングなど),今読んでもそんなに恥ず
かしくない。311さんの言うとおり,キャラの描写がしっかりしてる
のでしょう。

>305
私は「アラベスク」のカリン・ルービツが厩戸に似てると思いました。
あっちはレズだけど。
でも顔以外でも性格的にも似ているような・・・。
この時期(70年代終わり頃)の山岸先生の作品は,「人に分かっても
らいたいけどうまく表現できない」とか「自分自身を一番愛している」
というキャラクターが多く登場していたような気がします。
だから私の中では,厩戸・カリン・「ドリーム」の丹於生(こんな字?)
さんが,なんとなーく似たキャラクターに見えるときがあります。




315 名前:314 :2000/09/01(金) 22:17
あっ>>311>>305ですね。
すみません!


316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/02(土) 07:53
山岸先生の絵は、結構デッサンが狂っていたりするのだが、
逆にそれがいい感じになっている。
厩戸王子のデッサンなんて、狂いっぱなしで、特に座っている
王子のデッサンはどう見てもおかしいのだが、それが、リアルに
書くよりも、王子の細さ、すらりと芯の通った感じを良く
あらわしていて、良かった。特に『神かくし』では、人物に
ぴたりと正中線が通っていて、それが心地よい。

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/02(土) 09:23
山岸先生のデビュー作はまだ手に入るのかな。
探したけどマンガ喫茶にもなかなかなくって。


318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/03(日) 02:38
アラベスクと日出処の天子は、
とても同一人物が書いたとは
思えないほど違う。
日出処の天子のほうが
まっすぐで好きだけどね。

319 名前:大西久美 :2000/09/03(日) 21:43
山岸先生の作品は何作あるの?
全部集めたい。
一覧を知る方法はありますか〜?


320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 10:52
>大西久美さん

ここ↓
http://www.ksky.ne.jp/~kafuka/yamagishi/index.htm



321 名前:教えて下さい :2000/09/04(月) 13:25
以前別のツリーで見かけたのですが今ツリーが見当たらないので教えて下さい
「馬屋古女王」の事です。
LALA掲載時には未完で、翌年ASUKAで完結バージョンが出た・・
とカキコだったような記憶です。
私が持っている白泉社文庫の7巻のは完結バージョンなのでしょうか。
あれで完結しているのかどうかよく分からなくて・・・。
(佐富皇女が上宮王家の終焉を予見し、入鹿が五重塔が燃えているかのような日没を見る、で終わりです。)
そしてLALAの時はどこまで載っていたのでしょうか。
掲載時に読んでいたのですが、今全然記憶がないのです。
どなたか教えて下さい。


322 名前:花と名無しさん :2000/09/04(月) 13:41
確かそれで完結だと思います。
余韻を含んで終わるのね。
そういえば、あれだけいた王子は
全員死んでしまうのかしらん。
たいていの本には、山背王子の
ことしかでていないから・・・。

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 13:45
>322
全員死にました(史実)
よって厩戸の血は根絶したのです。

324 名前:花と名無しさん :2000/09/04(月) 13:50
ホモでロリコンでマザコンで引篭りで
陰険で陰謀好きで人殺し好きの厩戸王子の
血だったら、絶えてもやむを得ぬ。

325 名前:花と名無しさん :2000/09/04(月) 13:53
この王朝時代の貴人には、後の武士と比べて生命力が感じられないね。
平家みたいに落ち延びて山奥ででも生きようとしないんだね。
都周辺の狭い世界が全てのように感じてたんだろうな。

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 21:27
山奥で生きる山岸キャラって想像つかないかも・・・

327 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 01:49
山岸凉子先生、次号予告によると「ダ・ヴィンチ」で
長篇漫画連載開始だそうですが。
ってホントかよ〜〜。
ってか、月に8Pだけとかだったりするのはツライのですが。
待つのが。

328 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 02:10
あのー、ヤフオクに出てる「ロンドカプリチオン」って山岸センセの作品?
しかも「カプリチオン」って。。。
この他の作品も、すべてタケミヤ作品です。
だまされちゃだめ!だよ(そんなやつぁーいねーか。)

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/17049106

329 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 02:16
竹宮恵子ってでっかく書いてあるね・・・

330 名前:大西久美>320 :2000/09/05(火) 03:59
ありがとうございました。
お礼が遅くなってゴメンナサイ。
それにしても眠い。労働基準法違反だわ・・・


331 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 04:06
>>327
最近ダ・ヴィンチ買ってなかったけど
連載されるなら買いますわ〜
もしかして何ヶ月か前にNHKのロシアの旅で
「バレエものを描こうと思っている」っておっしゃってたけど
バレエものなんですかね?

山岸さんの最近描かれた作品って何でしょうか?
この連載は久々の執筆ってことなんですか?

332 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 04:08
バレエもの?続・アラベスク?
だったら嬉しいかも。

333 名前:花と名無しさん :2000/09/05(火) 08:46
投稿者:徳川家康(本物) 投稿日:2000/09/01(Fri) 02:53:23

 そういや,読んてた、読んでた、山岸涼子.あのヘビーな短編を何編も.「月読」だろ,「クリスマス」だろ,「黒のヘレネー」,「汐の声」,「鬼来迎」「狐女」……絶対やべーよ,この作者.「あやかしの館」なんか読んじまった日にゃ、怖くて安達祐実をちゃんと見れねーよ.ここは「恐怖の甘いもの一家」読んで心を落ち着けるんだ…….ぎにゃー! 間違って「常世長鳴鳥」開いちまった! 死.


334 名前:花と名無しさん :2000/09/06(水) 22:55
グリーンカーネーション
読んだことある人 いますか?
3年ほど本屋を探し回って最後には1万円でもいいから買おうとおもってたら
そのへんの古本屋で200円で見つけてラッキーでした。
そこで厩戸の原型らしき人物発見!!
そもそもこれが少女漫画界におけるホモネタの
はじまりと聞きました。ほんとなのかな?

335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/06(水) 23:17
>334
男同士のベッドシーンを描いたのはこれが初めてなんだって

ミッシェルと厩戸は違うやろ〜〜〜〜

336 名前:158 :2000/09/06(水) 23:35
あのひねた感じは厩戸っぽいと思うけど...。
人嫌いのところとか...。

337 名前:花と名無しさん :2000/09/07(木) 02:09
「白い部屋のふたり」読んでみたい。
70年代に描かれた女性同士の愛をテーマにしてたって聞いたんだけど
どんなストーリーかご存知の方いませんかねー?
あの年代は同性愛ものが流行ってたようですね。
男同士の作品はよくあるけど女同士の作品ってあまり聞かないなあ。

山岸さんてショックを受ける作品が多いですよね。それがやみつきに・・。
ほとんど読んだんですけど
334さんのように「グリーンカーネーション」や初期のものは
古本屋を探さないとないようですね。
文春文庫は以下続刊されるんでしょうか
全集ではなく選集だから少し残念です。




338 名前:花と名無しさん :2000/09/07(木) 06:04
>337
読んだことはないけど、「寄宿舎で同室になったレシーヌとシモーンの悲恋物語」
「少女マンガに描かれたレズビアンものの中でもっとも初期に描かれ、かつ
もっとも有名なもの」と紹介されてました。
藤本由香里さんの書いた「私の居場所はどこにあるの?」という本の中に。

339 名前:334 :2000/09/07(木) 07:29
>>337
それは知りませんでした。
絶対、読んでみたいなあ。
せっかく、全部集まったと思ったのに
また、古本屋めぐりです。(T〜T)

340 名前:花と名無しさん :2000/09/07(木) 10:20
>338
本当は男同士の話にしたかったのにOKが出なかったんだって〜
それで泣く泣く女同士にしたそうですわ

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/07(木) 22:58
>>338 >>340
ありがとうございます〜
ますます読みたくなっちゃったです。
元々は男同士だったんですね。
当時の背景はよくわかんないですけど・・。
風と木の詩あたりがヒットしてその後解禁だったんでしょうか?

でも他の作家の作品も含め男同士の方がヒットしてませんか?
まあ憧れのオネエ様的なものでは池田理代子さんの作品がありますが・・。



342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 02:38
山岸先生、聴覚障害者の話も描いてますよね。
なんか用語の問題があって文庫にはできないそうですが
見てみたいです・・・・。

343 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 23:29
>342さん
えっ?!なんですかそれ、初めて聞いたー

「白い部屋の〜」層かー最も初期のレズビアンものだったんですかー
しかもグリーンカーネーションがホモセクシュアルの草分け?だったの?
凄いなー山岸先生。
なんでも一番最初に道を切り開く人って偉大ですよね。

「白い部屋〜」同姓であろうとも、自分の心を偽る事が出来ず
愛を訴えかける女性と、世間体を気にするあまり、素直に愛を受け入れなかった
女性の話でしたよね。
後者の女性が「アラベスク」のノンナとダブってしまうんですよね。
ノンナが「この人のように素直に愛を訴えかける事を、
私はした事があるだろうか・・・」みたいなセリフ言うトコありませんでした?
山岸先生も、誰かに愛を訴えられなくて苦しんだ経験が
御ありなんでしょうかねえ。

344 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 23:33
↑すみません、「そうかー」が「層かー」になってしまいました。
「白い部屋層」なんてありませんです!

345 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 23:35
↑すみません、「そうかー」が「層かー」になってしまいました。
「白い部屋層」なんてありませんです!

346 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 23:40
ああーっしかも二重カキコ!
おちつきます・・・すみません。

347 名前:花と名無しさん :2000/09/09(土) 01:12
何だか山岸先生って浮気とか不倫に凄い手厳しくないですか?
そういうことするとホント痛い目に合わせられる。
何かあったんじゃないか、と下衆な勘ぐりをしたくなる位。

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 02:08
毛人は浮気して厩戸王子を捨てて
布都姫に走りました。

349 名前:時花 :2000/09/09(土) 06:09
作品名は忘れてしまったんだけど、井戸の中に子供を捨てる話の子供の幽霊?の
絵がすごく怖かった。確か『鬼』に収録されてる話だったと思うんだけど。
『日出処』は、厩戸の「いつも私が真に欲するものは私には与えられない」と言う
言葉がきつかった。間人媛に愛されて育っていたら…と思うと泣ける。

350 名前:334 :2000/09/09(土) 18:07
>>343
とすると、白い部屋の...は
メドューサみたいなかんじなんですか?

>>349
あれ怖かったね。
私も持ってるけどもう一度読む気がしない。

351 名前:花と名無しさん :2000/09/09(土) 20:08
>>350
いや「メデュウサ」とは
ちょっと違うような気がする。
あれはレズにたいする苦悩は描かれていないもの

352 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 14:51
>350さん
「メディウサ」は精神異常のおばさん?
だったように記憶しますが、
「白い部屋・・」は、学生の少女二人の話ですので、
純粋な心の要素が強いと思います。
読み直してみて尚、新鮮な感じがしました。

たぶん先生が20代前半の頃に描かれたものでしょうが、
この頃の漫画家さんの底力って、すごい。
作品からもパワーを感じます。
「ポスト山岸」新人作家さん、現れて欲しいなあ。

353 名前:花と名無しさん :2000/09/10(日) 16:40
「マリー・ベル事件」って、少女殺人犯が長い刑務所生活で・・・っていう
史実に基づくやつでしたよね。
気になってちょっと調べてみたら、今はとっくに出所して結婚して幸せに
やってるようです。


354 名前:花と名無しさん :2000/09/10(日) 17:04
えっ?そうなんだー
…良かったというべきかな…
ありがとう353さん。

355 名前:花と名無しさん :2000/09/10(日) 23:52
日出処の天子の文庫版の3巻くらいで氷室冴子さんと山岸先生との
対談が載ってるのですが、そこで先生が同性愛を書くのは○○という
欲望を抑える為と言うようなことを書いてらしたのです。
伏字にしてあるのだから明かにしたくないのでしょうが、気になっています。
私は「自殺」ではないかな?と思っているのですが。

356 名前:花と名無しさん :2000/09/10(日) 23:59
氷室冴子さんって、「ライジング」という漫画の原作者だよね。
「アラベスク」のモロパクリ漫画だったんだけど、
あれって、山岸さんの了解を得てるのかな?

357 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 00:03
>355
自慰…?


358 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 07:42
>>355
「自殺」を止めるためにホモを描くの?いまいち
つながりが見えないので解説きぼ〜ん。


359 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 09:05
だんだん以前あったスレの内容とかぶってきてますね。
<メドゥサ、悪夢、氷室さんとの対談・・・
前のスレ、見つけられないかな。

360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 09:13
近親憎悪と違う?

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 11:24
>353
えーー、出所してたんですか。
私もこの作品読んで図書館でルポルタージュ読んだんですが
終身刑じゃなくなったのですね・・・
で、結婚してと。うーん。。。。

362 名前:334 :2000/09/11(月) 17:07
>>352
そうですか。
あなたが私の家の近くの人なら
お邪魔して白い部屋の...。だけでも
見せていただきたいです。
簡単に読み返せるあなたがうらやましい。

>>355
357さんのおっしゃるとおりだと思いますが...。

>>356
私も前からそれ思ってたけど世間ではエースを狙えのほうが
有名でアラベスクのパクリでとおってるし、
どう見てもライジングのほうが怪しいんだけどなあ。
前のレスにあったけどエースの作者と山岸先生って仲悪いんでしょう?
それで氷室さえことのんきに対談してるって言うのはどうなんでしょうねぇ?

363 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。 :2000/09/11(月) 17:17
エースをねらえがアラベスクのパクリ?
そう世間で通ってるの?
うーむ、その世間とやらのいう類似点を教えていただける?
山本鈴美香はちょっと理解しがたい処へ行ってしまったけど
エースは立派な作品だと思うけどなあ。
ライジングは見たことないけど。


364 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 17:30
ハンサムで厳しい男のコーチと気弱な女の子という組み合わせは
アラベスクが少女漫画の歴史に刻み付けた
驚くべきすばらしいストーリーの骨格です。

私は常日頃、王子と毛人のついに交わらなかった道が
もし、あの時、毛人が王子を選んでいたら
どうなったかといつも気をもんでいます。
センス良い同人誌または、それらを紹介する
webサイトを紹介してください。

365 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 17:35
i want you 毛人
i want you 毛人
i want you 毛人


366 名前:334 :2000/09/11(月) 17:36
私の持っている20年前の山岸凉子特集のパフには
そのことにけっこう触れています。

367 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 18:18
>>356
私は「エースをねらえ!」知らずに「アラベスク」と「ライジング!」は
読んでますがパクリとは全然気がつかなかったです
氷室さんは小説家だから険悪にならないのかな?

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 21:33
≫361
柳下毅一郎さんのページに載ってました。
リンクフリーだそうなので貼ってみます。
http://www.ltokyo.com/yanasita/killer/bell.html
…子供もいるのかぁ。

369 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 21:40
ライジングって、だいぶ前に少女コミックで藤田なんとかさんが連載してた奴ですか?

370 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 23:44
>369
そうです。10数年前ですね。古い…(-_-;)
すごーーく好きで、すごーく面白かったけど、
最近、文庫でアラベスクを読んでしまって、
超びっくり。
これがぱくりでなくて、何がぱくりなんだろう?
っていうかんじでしたね。
でも、ぱくってるだけあって、ライジングは
ちゃんと面白い漫画ですよー。(笑)

371 名前:花と名無しさん :2000/09/11(月) 23:46
ライジング!って、宝塚ものみたいなやつだよね?


372 名前:花と名無しさん :2000/09/12(火) 00:39
アラベスクのパクリといえばSwanじゃない?
たとえば、モスクワコンクールでシルフィード踊った時のレミルの台詞、
”分析なんてくそくらえ”なんて、そのまんま葵がこれもまた酷似した
シチュエーションでいっていた。精神の不安定さから体の一部がおかしく
なるのまでおんなじ。既出でしょうね。
でもSwanも面白い漫画だし(特に後半は)、バレエシーンも本当にきれいだからあんまり
気にならない。


373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 00:52
ライジングをパクったのがサーヤ様(笑

374 名前:花と名無しさん :2000/09/12(火) 02:34
初期のSWANは文月今日子さんの作品もパクッてる。セリフじゃないけど。

375 名前:355 :2000/09/12(火) 08:19
>>358
あの対談を読んでいてなんとなく「自殺」なんじゃないかなと思ったんです。
話の流れから○○に負のイメージを強く感じたので…
でも357さん、360さんの意見を聞いて、なるほどなぁと思いました。

>>357、360
ありがとうございました。

376 名前:花と名無しさん :2000/09/14(木) 03:09
http://www.zakzak.co.jp/top/2t2000091304.html

映画ダメになっちゃったみたい

377 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/14(木) 15:19
>376さん
そうか、駄目になっちゃったのかあ。
しかし、山岸先生(原作者)との話し合いも持たずに
進めようとしたのはマズイですよね。

>334さん
京都市内ならお見せしまっせー(^^

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/14(木) 15:44
「汐の声」で皆でマージャンしてるとこで主人公が寝てて
畳から「いたいよ〜」とかいって女の子がでてくるシーンあるでしょ。
そこのシーンのちょっと前に上からの構図で部屋全体を描いたコマがあって
よくみるとちっちゃく女の子の首が描かれててそれ見つけたときものすごく
ぞっとした・・・。
みんなそのこと・・・・勿論気づいてるんだよね?あれはアシスタントさんの遊びと思って
今まで怖さを必死に打ち消してきたんだけど。
あんな怖い漫画であんなことすんのやめてほしいよ。心臓に悪い・・・。

379 名前:花と名無しさん :2000/09/14(木) 16:16
>378
うそ〜。
手元に本ないし確かめられないーっ

380 名前:花と名無しぽこ :2000/09/14(木) 17:24
>377さん

うわー、334さんじゃないですが、私京都市民ですー!
ほんとに見に行きたいかもー!!

381 名前:花と名無しさん :2000/09/14(木) 21:08
あげ〜

382 名前:334 :2000/09/15(金) 00:36
山岸先生だけなのかなぁ?
こういうトラブル多いよね。

私はおおさか!!
もし良かったら続きは山岸凉子のメーリングリストで、
http://www2.shift.ne.jp/~shikia/

383 名前:花と名無しさん :2000/09/15(金) 00:40
>378
それ、私は最初っから分かったんだけど、
妙に小さな絵だったし、ほんと、書き間違いかしら?と
思ったりしてました。
すごく奇妙なカンジでしたよね。
あれってナンだったんでしょう・・・?

384 名前:花と名無しさん :2000/09/15(金) 00:43
すげーな、少女漫画板って。

385 名前:花と名無しさん :2000/09/15(金) 10:45
あの、のぺっとしたお顔のクチヒコがカッコ良く見えてしまうぅ。(爆)
そしてシビも私の中でお気に入りキャラ上位だぁ。(笑)

386 名前:花と名無しさん :2000/09/15(金) 13:00
>378
ほんとにあるー。言われて気づいた。

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/15(金) 20:13
>385
あの、いかにもポリネシアンな、典型的縄文人顔のシビと、
いかにも東北モンゴロイドな典型的弥生人顔のクチヒコね。
そのへん歩いていそう。

388 名前:小倉さんお腹いっぱい。 :2000/09/18(月) 01:37
>380さん
そんなに珍しい物なの?「白い部屋ーー」
いくらでも見せて差し上げたいが、
ここにメルアド載せるのも怖いしなぁ。

389 名前:花と名無しさん :2000/09/18(月) 01:49
連休中に本棚を整理していて、朝日ソノラマの「天人唐草」を
ひさしぶりで読んだ。
「キルケー」を読んでふと思ったんですけど、あのオバチャン
は館にひきこんだ人々を動物に変えて楽しんだだけだったんですか?

いちいち裸になって襲ってるけど、まさか獣姦?(しかしカエルや
オウムをどうやって・・・)それとも動物に変えたあと、性的に
興奮して自分でイタす(裸になって鏡なめたりしてましたよね)
のでしょうか・・。

すみません。これでも嫁入り前なんですが気になっちゃって。

390 名前:泉鏡花の :2000/09/18(月) 01:55
「高野聖」(だったかな〜)みたいなネタだったんじゃ
ないですか〜 それともギリシア神話そのまんまな
ネタなのか。

391 名前:>385 :2000/09/18(月) 08:40
うんうん。あの二人好き。
今までの山岸キャラでは見かけなかったタイプかとも思うんですけど、
二人ともキャラに厚みがあって魅力的ですね〜。

392 名前:花と名無しさん :2000/09/18(月) 16:16
>389
人間と交わることによって能力が高まり(お腹もいっぱいになり)
っていう意味かと思ってました。
んで、他人には、ばれないように動物にしちゃうのかなーと。

393 名前:わたしはダリ?名無しさん? :2000/09/18(月) 16:25
>389
わたしゃ、ラッシュの山手線のなかで「キルケー」読んでたら、
横からのぞいてた男に痴漢された・興奮させちゃったのね・・
でも初めて読んだ時だったから、あんな艶かしいシーンがあるとは
知らなかったんだよ〜。

394 名前:花と名無しさん :2000/09/22(金) 14:18
とりあえずage。


395 名前:不満君 :2000/09/23(土) 21:58
山崎さん、もっと気合入れて書いてくださいよ。


396 名前:花と名無しさん :2000/09/24(日) 00:51
わたしの人形は良い人形は本当に怖い。夜読むと眠れなくなります。
しかし、この漫画で笑えるシーンを発見!!雨の日の朝に学校で陽と陽子が落ち合うシーンで
陽の制服のズボンの裾が短くなっています。
次のページからは普通の長さになっている事から泥はねを気にしての行動か?
几帳面な霊能力者だ。



397 名前:カズ :2000/09/24(日) 10:15
蛭子、汐の声、押し入れ、雨女
まじ恐いです。寒気が。。。
長物"という表現の仕方、背筋が凍ります・・・・・。


398 名前:花と名無しさん :2000/09/24(日) 13:04
怖い山岸マンガは多々あれど、私も「蛭子」が一番>397
主人公が美少年につきまとわれる理由がすっきりしないのが不気味すぎて。
再読しないことにしてるほどです。
今のストーカーを予見してたのかな?
「雨女」も、ロス事件の題材の処理みえみえなのはもうひとつだけど、
心霊部分?では冴え冴えですよねー。
遺体が発見される場面なんか、思わず声が出た(読んでて)。
あそこは久々にストレートに怖かったっす。

399 名前:小倉さん :2000/09/24(日) 14:23
あー、私も「蛭子」駄目です
いまだに一度も読み返せずにいます。
今日あたりチャレンジしてみようかな・・・

400 名前:花と名無しさん :2000/09/24(日) 15:48
「雨女」はアタシも、あぁ、例のロス事件ね。
と思って読んでいたのでしたが、
最後らへんはホント恐かったですね。
背後霊のことでしたよね?「長物」って。

401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 17:03
何度も読んでるのですが、なんとなくしかお話がわからないのも時々ありますよね。
私は化野の・・・というお話がいまいちわかりません。いやなんとなくは
判るのですが・・・・どなたか、こう解釈してるよというのがあったら、教えて
下さい。(私のはいまいち曖昧で・・・;)あと、山岸先生は「夢の中で自由意思が
きかない」「夢の中で曖昧なイメージの元に場面が展開する」というのがいつもすごく
上手いと思います。そうそう、夢ってこうだよなーっていっつも思う。特に悪い夢は・・・


402 名前:名無し :2000/09/24(日) 22:24
「雨男」の奥さんを座らせたままの姿で埋めていたのは
昔の立教大学の助教授が教え子を殺して、そうやって埋めていた事件を
思い出したんですけど。

403 名前:あぁっ名無しさまっ :2000/09/25(月) 07:58
妖精王の爵って人間界にいるときとニンフィディアに
いるときと性格が違う。本質は一緒だけど。
ニンフィディアは人の本質が素直に出る場所なのかな。
(人間界は人の本質を歪ませる……)
わたしには怖い所かも。根性悪をどうにかこうにか
誤魔化してやってきているので。
ダークエルフの皆さんもクイーンマブの指令を
受けつつも結局やりたいようにやるのね。素敵。
なめくじのおばさんが結構重要な剣を爵に
渡しちゃうのが印象的。
爵は人間界に帰還するけど風野麟は見つからず…
沢山の人間に存在を認識されていた人間としての
彼がいなくなってしまうというのは、
なんかまだまだニンフィディアと人間界はリンク
してるという感じでいいな。
みんなの記憶から燐が消えてるとか、燐も見つかる
けどニンフィディアの記憶がナイ!とかより。
関係ないけどクイーンマブの人間名「眩瀬」
すてきな当て字ですね。

404 名前:花と名無しさん :2000/09/25(月) 08:24
「妖精王」、読んだ後はしばらくホケッとあの世界に
ひたってしまいますね。
なんか、美しい世界です。
でも、 女=悪、みたいな書かれ方(山岸作品に多いけど)
読むと「この人は本当に女性の(色気)(いやらしさ)が
お嫌いなんだなぁ」と思う。自分もれっきとした女ですが
不思議とイヤな気はしないのも不思議だ。

405 名前:398 :2000/09/25(月) 18:12
>402
そうなんだ。知らなかった・・・

さてみなさん、「青青の時代」4巻、出てましたか?
私は明日PFと一緒に買いにいく予定。

406 名前:花と名無しさん :2000/09/25(月) 21:01
「青青」買いました! 面白かった。
でもストーリーの話するとまだ読んでない人の楽しみ奪っちゃいますね……。
早くお話したい。

407 名前:青青 :2000/09/26(火) 15:35
私は拍子抜けだった・・・。
うーん。

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 16:15
クチヒコが1巻にくらべると
どんどん目だけ下がってきてるのが
うひゃあだったけど
山岸ワールドのなかではさわやかで異色なラスト(?)で
わりとおもしろかったです。
というか 青青の時代自体が
山岸さんの中で なんだか実験的な、模索的な作品なような気がします。

死者をまつるのは生きてる人のためでもあるという言葉が
西原理恵子さんの「ぼくんち」の中の
「(人が死ぬと生きてる人間が痛い。)葬式ってのはそのためのもんなんだ」という(不正確)
言葉とはからずも一致して とてもしみじみしました。


409 名前:小倉さん :2000/09/26(火) 23:34
えっ、4巻出てたの?
うわーおうっ早く買いに行かなきゃ!

それにしても、「青青の時代」、資料が少なくて
大変だったでしょうねえ。
聖徳太子の時代でも、かなり大変だっただろうと思ってましたが、
さらに時代をさかのぼるとは・・・
チャレンジャーですなあ、山岸先生。

410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/27(水) 10:46
青青って一応史実を元にしてるの?
ヒミコしか知らなかったけど。
じゃあ クチヒコとか 最後のほうで初めてでてきた美子さまとかも
古代の文献に名前とかでてるの?

411 名前:小倉さん :2000/09/28(木) 11:36
青青4巻読みましたー
神をも恐れぬクチヒコがいけてますね。
ちょっと織田信長を彷彿とさせた。

412 名前:花と名無しさん :2000/09/28(木) 11:52
青青、私はいまいちだった・・・。
面白いのは面白いんだけど、全く後に残らないというか、
山岸先生じゃなくても描けそうというか・・・。
絵も雑だし、もう往年の「これぞ山岸ワールド!」って
のは無理なのかなー。

413 名前:>410 :2000/09/28(木) 12:56
イヨはヒミコと一緒に中国かどこかの書物に載ってたらしいよね。
ヒミコの後を継いだって。
だから私はイヨがヒミコのあとを継ぐのかな〜と思ってたので
なんか拍子抜けしちゃいました。

414 名前:花と名無しさん :2000/09/28(木) 13:27
青青の結末に落胆。
ニジンスキーの話も既に持ってたし、4巻は買って後悔の一冊に
なってしまった。
最早、長編は無理なのかなぁ?
(短編までダメになっちゃったりして...)

415 名前:花と名無しさん :2000/09/28(木) 13:43
414さんに同感。
もっとヒミコとヒルメの話とか突っ込んでくれるかと思っていた。
イヨの能力も単なる「火事場の馬鹿力」ですまされちゃってがっくり。
山岸さんお得意の心理的葛藤の表現や隣り合わせの
狂気とかそういう部分が全くなくって、全然つまらなかった。
結末も安易なハッピーエンドって感じだったし。
あー、これでも山岸さん大好きなんだよ〜。
これから新作読むの辛いなぁ。過去の未読の作品探しに
燃えることにします・・・

416 名前:花と名無しさん :2000/09/28(木) 14:08
>414
ニジンスキーの話って、何て言うタイトルでしょうか?
教えてください〜。

417 名前:414 :2000/09/28(木) 14:15
>416
「牧神の午後」です。
ちなみに朝日ソノラマから出てる同名タイトルの単行本を持ってます。
「牧神の午後」平成3年12月25日 初版発行
 同時収録:「顔の石」「二日月」「月読」

418 名前:花と名無しさん :2000/09/28(木) 14:25
>417さん
416です。どうもありがとうございます!
本屋で探して来ます。

419 名前:花と名無しさん :2000/09/29(金) 00:50
青青の時代

読了しました。
私は面白かったな。冒険活劇として楽しめたよ。
ラストも爽やかだったし。
クチヒコとシビが美形ならもっとよかったのに(笑

>山岸さんお得意の心理的葛藤の表現や隣り合わせの
>狂気とかそういう部分が全くなくって、全然つまらなかった。

昔のそういう話も好きだけど、これはこれでよかったです。

後味の悪い時事ネタよりもこういうオリジナリティのある「物語」の方がいいわ。

420 名前:もぐもぐ名無しさん :2000/09/29(金) 00:53
4巻、買いました。クチヒコが一段とヒラメ顔。

421 名前:小倉さん :2000/09/29(金) 02:50
>クチヒコが一段とヒラメ顔
確かに・・・のっぺりに拍車がかかってた
でもキャラクターとして魅力的でしたね。セリフとか良い感じで。

>イヨの能力も単なる「火事場の馬鹿力」ですまされちゃってがっくり
そうでしょうか?私にはとても深い哲学に思われましたが。
能力とは、特別な人間に与えられた物ではなく、人間であれば
誰もが持ち得る力なのだということを言いたかったのかと勝手に解釈してました。
しかしその力は未曾有の物ではなく、命という尊い物を削る
大変危険なものだということも、ちゃんと説明されてたし。
イヨが普通の女の子になることを選んだのは、
人間はそんな能力に頼る必要は無いというイヨの判断とも取れないでもない?
能力にしがみつく人間にハッピーエンドを許さないのは
今回の卑弥呼だけでなく、厩戸も同じだったような・・・
イヨは能力に溺れなかった。だからハッピーエンド。

勝手にそんな風に解釈してましたが、違ったかな?違ったらごめんなさい。



422 名前:あぁっ名無しさまっ :2000/09/29(金) 12:52
シビやクチヒコがハンサムさんだったらいいな……
と思うけどそうでなくても彼らのこと好きです。
イヨがシビにプロポーズしたとき意外に思ったけど
シビが美形ではないからそれはないだろうと
思いこんでたんですよね。
イヨと幸せになれるのは彼しかいないというのに。
で、思いついたことなんですけど、彼らが美形だったら
イヨと誰がくっつくの?ってハラハラしたり、過剰な
感情移入をしたりしますよね。(それも醍醐味ですが)
それを敢えて排したのかも。
それよりストーリーを味わってほしい、時代を感じて
ほしい、というのが先生の願いじゃないのかな。
(大袈裟に言えば跳躍をすべてとりさって踊った
ミロノフ先生のごとく……)
当時の人の風貌を忠実に再現したいということも
あったでしょう。

クチヒコの死に顔は安らかで、よかった。

タラは許せん!でもあのことがどう災いするのか
心配だったのでこうきたか、と安心。
イヨは全く悪くないのですから当然ですよね。
でもヤツにはいい死に方はして欲しくないぞ。

423 名前:花と名無しさん :2000/09/29(金) 14:45
なんつーかこう、言葉に頼りすぎな気がします。最近の山岸先生。
説明が多いというか、漫画として表現してない。
不思議な力にしても、超自然現象にしても、人間心理にしても、
昔は純粋に「絵」(勿論漫画的表現も含む)でこわいくらいに
表していたのに・・・。あと、これはアシさんのせいなのか、意図的に
イマドキな画風にしようとしているのかわからないけど、不自然な
トーンの使い方が気になる。あ、不自然ってのは、山岸絵にしては
って意味ね。もうパワーが無くなってきて線で魅せられないのかな。
ちょっと残念でした。


424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 16:02
むしろ シビとクチヒコをああいう顔にしたってところが
山岸さんはやっぱすげえやと思いました。
あれで美形だったら またかよ的マンネリ感を持ってたと思う。個人的に。


425 名前:花と名無しさん :2000/09/29(金) 23:42
シビやクチヒコがああいう顔なのに、なぜ
イヨだけおめめきらきらヒロイン顔なの〜と
そこに違和感を抱いてしまった私。

3巻(だったと思う)の「頭の重みを歯で支える
から顔がたるまない」とかいう日女子の説には
ちょっとひざを打ちました。歯大事にしよう・・・とか

426 名前:花と名無しさん :2000/09/30(土) 00:50
なにげに美容情報でしたよね〜

シビとクチヒコは第一巻はそれなりに美形っぽかったけど、
巻がすすむにつれてあれれれれ〜

シビは縄文顔でクチヒコは弥生顔?

ところでクナってどこの国ですか?

427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 02:57
山岸万歳あげ


428 名前:花と名無しさん :2000/10/03(火) 17:59
月読をなにげに立ち読みしてしまった。
コワイです〜。とっても怖いです〜。
さすがです〜。

429 名前:花と名無しさん :2000/10/04(水) 00:05
青青の4巻、都心で3〜4店まわってみあたらず、
地元川崎でやっとみつけました。

最後を牧神の午後で埋められたことには、だまされたの感あり。
こういうことを作家が許すのは、手抜きとそしられてもしかた
ないと思う。もっと真剣に出版物の管理をしてほしい。


430 名前:花と名無しさん :2000/10/04(水) 07:35
>>429
朝日ソノラマの牧神の午後はそろそろ品切れでしょうから
仕方ない部分もあるかも。つーか、いまさらダブリを気にしても
しょーがないよね。シュリンクスパーンなんていっぱい持ってるよ(泣)
もっと昔のでもいいから、今では読めないやつを収録して欲しい。
一番いいのは青青の時代を4巻分描いてくれることだけどー。


431 名前:あなたのおそばに名無しさん :2000/10/04(水) 07:51
教えてちゃんですみません。
宮○勤事件をヒントにした作品を見た覚えがあるのですが
(雑誌の巻頭カラーだった)これは単行本に入っているで
しょうか?タイトルも覚えていないので確認のしようが
ないのです。

432 名前:小倉さん :2000/10/04(水) 15:23
「パイド・パイパー」の事でしょうか?
(娘が快楽犯の男に誘拐されて、母親が自分なりの推理で探し当てる
 みたいな話です。)
これでしたら、集英社の「ユーコミックスデラックス」の、
題名もそのまま「パイド・パイパー」に収録されてますよー
一緒に収録されてる「蜃気楼」と「負の暗示」も傑作です!
ぜひGET してみてーん

433 名前:あなたのおそばに名無しさん :2000/10/04(水) 17:44
>>432
ありがとうございます〜。早速書店逝きます。
はい、じーちゃんの証言が謎解きの鍵となった話でしたね。

434 名前:あぁっ名無しさまっ :2000/10/04(水) 20:48
非っ常〜に不謹慎ながら、「鬼」の
「俺達(おらほ)の跡取りが誰もいなぐなって
しまったべんたら」というセリフ、
悲惨すぎる状況だけに却って笑えてしまって……

死後の世界があると仮定して
成仏できないというのは罪を犯したから、
というよりもその人(死者)のこころの問題と思う
お経は補助的なものなんじゃないかな。
死者の気持ちがやすまるとか。
専門の言葉で語りかけなきゃ聞いてくれない神仏なんて
神様仏様じゃないやい。
だからお弔いに素人の学生の素朴な手紙で救われる
というのは大納得。
お地蔵様、とってもやさしい顔してた。
親も友達も笑ってた。よかった。

亀治とカリ坊の名前並べて書かないで…先生。
すいません。

435 名前:花と名無しさん :2000/10/05(木) 21:17
>378
私は「汐の声」の何気な描きこみでは女の子の首よりも
お風呂場の椅子の上に丸めて置いてあったベルトが怖かったです〜


436 名前:小倉さん :2000/10/06(金) 00:49
↑ えっそんな小細工があったの?知らなかった
 何気に恐怖のエッセンスをちりばめてあるんですね。

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 01:28
>亀治とカリ坊の名前並べて書かないで…先生。
>すいません。

気づかなかったー。
というか434さんは女性?
ちょっとドキドキしますね。

438 名前:花と名無しさん :2000/10/06(金) 01:43
>435
ほっホントだーーーっ!!ベルトがあるー!
いやーーっこういう小細工はやめてよー!!ぞっとした・・・
そうでなくても十分山岸漫画は怖いのに

439 名前:ああっ名無しさまっ :2000/10/06(金) 16:21
当年40の男性ですが、山岸先生の深い心霊描写が好きです。
非常に知的に、コワい。霊的なものを信じつつ、非常に透徹した知性が働いている。
作品名を忘れてしまったのですが、女の人の霊魂が彷徨ったあげくに男の人にとりつ
くというようなお話があって、「肩車」のように跨る「霊」の脚が異様に色っぽかっ
たのが忘れられません。(結構興奮したりして・・・恥ずかし)

440 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2000/10/06(金) 20:35
ダビンチで新連載ですね。アシスタント募集してるし、どうなることやら。

441 名前:花と名無しさん :2000/10/07(土) 00:22
>>439
その作品は確か「よもつひらさか」(漢字失念)ですね。

442 名前:花と名無しさん :2000/10/07(土) 01:30
>ダビンチで新連載ですね

ダビンチって本を紹介してるだけの雑誌だと思ってたんだけど、
漫画も掲載されてるの?
お次はどんな国&時代なんだろーうきうき

443 名前:花と名無しさん :2000/10/07(土) 10:00
ダ・ヴィンチでバレエ漫画新連載
BSの番組でバレエスクール訪問してましたね
あの時の話が作品中に出てきそう

444 名前:花と名無しさん :2000/10/07(土) 21:57
新連載よかったですねー。
来月楽しみ。

445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/07(土) 22:34
クチヒコ好きでした。何故って好きな人の顔によく似ているのさ(藁

「青青の時代」は打ちきりだったんかな〜と思いましたけど…
イヨが強姦された事が後々問題になりそうだったのに、全然
触れられなかったとか、彼女の父親は誰だったのか、
婆様・大王・ヒミコの三角関係の詳細とか、伏線が色々
それっきりにされた気がして。
ちなみに私、クチヒコは後に菊池彦になるもんだと思って
読んでました。

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 11:31
イヨが強姦された時の幽体離脱って、
よくある離人現象だったのかな?
私は伏線だと思っていました。

447 名前:花と名無しさん :2000/10/08(日) 14:43
青青、もっともっと続きを読ませて欲しかったなあ。
左手の人差し指と親指で、『あとこれだけ残りページ…』と読んでたんで
牧神の午後が出てきてアラー!という感じでした。
BSの番組の時に『もう少ししたらまた、バレエマンガを…』とか言ってたから
もう頭の中は次回作に飛んでたとか…?(涙
でもどこで連載するんだろう〜。


448 名前:花と名無しさん :2000/10/08(日) 15:54
>447
>青青、もっともっと続きを読ませて欲しかったなあ。

同感!単行本で3巻まで一気に読んでしまっていたので
続きを楽しみにしていたんですけど、なんだか消化不良な
感じですー。面白かったけど。なんとなく、慌しくパタパタと
風呂敷をたたまれてしまったような・・・。
青青4巻の2ページ目?壱与の成長した姿だと思うんですけど
続編は無いんでしょうかねぇ。

449 名前:花と名無しさん :2000/10/08(日) 20:14
>447
ダ・ヴィンチでバレエ漫画始まってますよ

450 名前:花と名無しさん :2000/10/08(日) 23:19
ダ・ヴィンチ立ち読みしました。
汚れた1冊しかなかったのでまた買いにいかねば。
タイトルは「舞姫」だったかな?
なんか異色な感じのバレエ物ですね。
いつもの山岸作品の恐ろしさが・・。
でも次回が早く読みたい〜!!


451 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 00:18
>>435
あのベルトはサワの洋服についてたベルトだと思うんですが
どうでしょう?


452 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 00:58
ああ、ダ・ヴィンチ読んだ人はまだ少ないのかな…。
山岸涼子の描くブサイクって本当に不細工だなあ、と改めて思う。

あと、女の子の髪型が可愛らしいですよね。
日出づる〜でも女性の髪の結い方にはこだわりがあったようですし。

453 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 01:21
「ひまわり咲いた」読みたい
文春文庫で出てくれないかな

454 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 01:21
>>452
ほんと不細工さがすごい。この子がどう化けるのでしょうかね?
なんかバレエものでありながら心理的にコワイ作品になりそうですね。
今回のラストのカット・・・少しひいてしまった。
私は青年誌の「昴」も読んでいるので
この2つは全く違う視点からのバレエものってことで(2つとも異色?)
しばらくは楽しめそうです。


455 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 01:30
そういえばアラベスクの柱のラーラ、凝った髪型でしたね

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 01:32
ダ・ヴィンチのマンガ、すごく面白くなりそう…
六花ちゃんの足も気になるんだけど

457 名前:優しい名無しさん :2000/10/09(月) 02:40
ダ・ヴィンチで初めてこの方の作品みました。
最後のカットものすごくえぐいっすね。
私、かなりひきました。実際、ありそうでこわい。
こんなに不幸なコ描いてはだめですよ。でも気になる。
で、主人公の家の養女になるとかだったら
がっかりだな。

458 名前:ななし :2000/10/09(月) 06:59
「舞姫」ラストのカットですが
ワタシもかなりどきっとしました
空美さんかわいそすぎます(TT)
連載中に報われてくれればいいな〜。。

459 名前:ミミ :2000/10/09(月) 10:05
何故「ダ・ヴィンチ」での掲載なのかは判らないけど、
連載が無事進んでくれるのを期待してます。


460 名前:447>449 :2000/10/09(月) 12:18
遅れ馳せながらダ・ヴィンチ見ました。
山岸マンガの喜びだー。教えてくれてありがとう。


461 名前:花と名無しさん :2000/10/09(月) 13:22
>>435
あのベルトは本人(サワちゃん)の脱いだ洋服に
ついてたものだと思われますが、どうでしょう?

462 名前:花と名無しさん :2000/10/10(火) 12:06
青青の時代はっきりいって駄作だと思う。
でも新作はおもしろそう。
もうちょっと絵柄丁寧にして欲しい。

463 名前:花と名無しさん :2000/10/10(火) 15:04
青青の時代、好きだったな。打ち切り感が強くて、なんかココロ残りだけど。

ところで私は、『お涼サマ、どうみても寝てるよこのコマ…』というコマも
なんか好きなの…と〜っきどき、あるよねー。サカサカっと描かれてたり、
下書きなんか残ってたりするの。あらー…と思うけどなんか憎めない。



464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 23:28
ダ・ヴィンチ見た!
どうなるのだ一体。
連載期間は一年や二年でまとまるのだろうか?

465 名前:あぁっ名無しさまっ :2000/10/11(水) 08:26
母子、姉妹関係がアラベスクを彷彿とさせる「舞姫」。
空美ちゃん、良い子だよね。
顔を隠して撮影って空美ちゃんの心を何重にも
傷つけてて、酷い。決して空美ちゃんのことを
思いやってしてるわけじゃないから。
六花ちゃんの名前って雪の結晶のかたちからとってるの
かな。きれいな凝った名前だけど……
わたしは子供が不幸になる話は好きじゃないので
ぜひハッピーエンドを希望します。
(すぐ成長するのかも。)

466 名前:花と名無しさん :2000/10/11(水) 19:16
最後のページできたきたーってかんじだったよねー。
すごいです、山岸先生。

467 名前:花と名無しさん :2000/10/11(水) 22:04
でもやっぱり、ここ10年くらいの作品は、
気合い入れてる絵と入れてない絵の差がありすぎ。
アシさんの問題なのかなあ。
デッサンとかもかなり狂ってきてるような、、、。

468 名前:花と名無しさん :2000/10/12(木) 02:19
>>435

あのベルトは自分が付けてたのを外しておいたのでは?と今確認して思った…。
女の子の首が小さく書かれてたのは怖いね。

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 02:39
女の子の首とベルトは
意味があるのかないのかよくわかりません。

風呂場のベルトはさわのベルトかもしれないし・・

女の子の首は消し忘れ・・

470 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2000/10/12(木) 04:09
わ〜んっ「舞姫」まだ読んでないですぅ
最後のページがえぐいって何のことかわかんないよー

471 名前:ななし :2000/10/12(木) 06:13
不幸の三色弁当なんですよ・・
(もし知りたいようでしたらE-Mail欄を参照ください
  

472 名前:ななし :2000/10/12(木) 06:16
失敗(かっこわりー)
もいっかいね↑

473 名前:舞姫 :2000/10/12(木) 06:20
あれは山岸版の「残酷な神が支配する」なのだろうか、
とふと思った。
読者がアラベスクを思い出さずにはいられないのは、
もちろん計算のうちだよね?

474 名前:新連載未読 :2000/10/12(木) 08:48
今アドレス欄みました・・・ええー本当に???
それではまるで昔のダーティ松本では・・・
今日は本屋にいってきます。

475 名前:>474 :2000/10/12(木) 14:39
まさかお凉サマスレでダーティ松本の名をみようとは…(笑)
ちょっとびっくり。私も本屋いってこよう。


476 名前:山岸作品の感想 :2000/10/15(日) 02:40
山岸さんの作品集を読破した人の、作品解説が載ってました。他の人の感想を読むのも
楽しいのでは??

http://plaza12.mbn.or.jp/~nomiya/ryouko.htm



477 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 03:07
>>465
ああ、なんかすぐ成長しそうですよね。次回は登場人物、高校生くらいに
なってそう。

空美ちゃんが立花ちゃんのおねえさんをあせらせる存在になることは
まちがいないような気が・・・
うー、次回はやく見たいです。

478 名前:花と名無しさん :2000/10/15(日) 14:22
あのー、「メタモルフォシス伝」って読んでた方おられますか?
なんと山岸さんの学園モノなんですが、私けっこう好きだったんです。
有名進学校で、それぞれ悩みを抱えながら受験戦争に埋没している生徒たち。
そこへ不思議な転校生がやって来て…というお話です。サワヤカなの。
「妖精王」の前後だったかな…。連載でした。

479 名前:花と名無しさん :2000/10/15(日) 16:41
やたらファンページのURLはるのやめない?
必要なら検索してもらえば?しょせん2chなんだしさぁ…

480 名前:花と名無しさん :2000/10/15(日) 17:10
>478
「妖精王」は1977年連載開始、
「メタモル・・・」は1976年の連載です。

「受験戦争=悪」というステレオ・タイプではなく、
「受験、ぶつかってなんぼ!でも勉強だけでもいかんよ」
という描き方が好きです。

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 21:22
しょせん2ちゃんなんだから
URL貼られるのもまたとめられないよ。
まあ管理人が公開してるところなら別に問題ないんじゃない?
そうでなかったらご愁傷様だけど。

482 名前:山岸作品の感想 :2000/10/16(月) 00:21
すいません。別に他意はなかったんですが、偶然にあのページを見つけて、それで
良かれと思って貼ったんですが・・・。(T_T)

ああいうふうに(479さんみたいに)気を悪くする人がいるなんて想像もしてなくて
ビックリしましたが・・・。

ネットの掲示板って怖いですね・・・。なんかピリピリしてて・・・。

(パソコン初心者の山岸さんファンより)。

483 名前:あ〜あ :2000/10/16(月) 00:28
馬鹿判明。
初心者って言えば優しい言葉でもかけてもらえると思ってる
ような人が、なんでここ来ちゃったの?>>482

484 名前:>482 :2000/10/16(月) 00:32
このスレのレスが怖いと言うより、2ちゃんねるは荒らし(キ○○イ)が
潜んでいるので、善良なサイトが荒らされないように…という配慮だと思いますよ。
本当に非常識な人がいるので。


485 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 02:16
確かに2チャンネルって頭のおかしい、非常識な(攻撃的な)人が多いよね。

(483みたいな人とか)。

しかし、このスレにはそういう人は少ないと思ってましたが、いるもんですな。
「恐るべし、2チャンネル」。

486 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 02:18
483は、2ちゃんでは普通だろ。
そういう事ばっかり言ってるから荒れるんだよ、この板のスレは。

487 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 02:29
>482

483のおかげで気軽にリンクをはってはいけないことがわかってよかったですね。
これであなたも初心者脱出です。

488 名前:上からコピペ :2000/10/16(月) 02:30
■荒らし・煽り・厨房は完全無視すること。無視できない貴方も厨房です。

489 名前:たく :2000/10/16(月) 02:34
「ダ・ヴィンチ」の連載読みましたが、展開次第では名作になる
可能性は大ですね。

ただ、あまりに不細工な子なんで感情移入しづらいというのが辛い
ところですが・・・。

「ゆうれい談」、もうすぐ文庫で出るらしいですね。読んだことが
なかったように思うので、楽しみです。

490 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 04:46
>>480さん
妖精王の前でしたか。ありがとうございます。
そうですね、ガリ勉から急にスポーツをやりだすとか、熱い友情に目覚める
とかじゃない所が私も好きでした。結局彼らは東大に行くんだろうし(笑)

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 11:09
>482さん
「初心者」、「悪気なし」を自分で免罪符にはしないほうがいいよ。
だって、これってネットを離れたって普通に常識内の話でしょう。
こういう場が、あなたが来られたように、だれでもが来られるとこだし
そして この世には自分に都合がいい人ばかりじゃなく いろんな人がいるって。
だから過剰なくらい(あなたの表現を借りれば)「ピリピリする」のは
やむを得ないのも少し考えればわかるはず。
URLを貼り付けたこと自体は
そこのサイトの管理人さんのスタンス次第だから
いまここでいいも悪いもいえないね。
公のところで公開してるサイトなら
知らない人にリンクされるのも、来訪の客筋を選べないってことも
その管理人はもちろん承知でやってるはずだから。
でももし公開していないところだったら、
こういう行為って知らない人に人のケイタイ番号やらメアドやら
無断で垂れ流しにしてるに近い行為だよ。
もし自分がHPを持っていて こういうところで他人に自分のHPのURLが
貼られて嬉しいかどうか想像すればわかるよね。
それが自分からさっさと「悪気なかったんです 初心者なんだから堪忍して」っていってしまうのは
これまたちょっと無責任な話だよね。いったもん勝ちですむ話じゃないでしょ。


492 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 11:20
492さん優しいね…
「初心者は逝け!」「氏ね!」「二度と来るな!」って言われてもおかしくないのに。
483だって言葉は悪いが親切だろう。
それをいきなり「頭がおかしい」よばわりする485の方が、攻撃的で排他的。
そういう「自分のスレだけまったりしてればいい」みたいな考え方が
荒らしを呼んでんだよ。

493 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 11:21
491さんだった
492は別に優しくない。

494 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 16:23
いい加減山岸作品の話に戻してくれ。
知らない人がしてしまった事を過剰に攻撃している様は、見ていて見苦しい。
罵倒する前に、説明してあげればよい事でしょう。
「どうせ2ちゃんねるなんだから」という言い訳も聞きたくない。

山岸先生の話に戻しましょう。

495 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 16:36
だったらせめてsageトークでいくか新しい話題を振れば
いいのでは?

いや、いつも「話を戻して」な人を見るたびに
思う疑問なんですけど。


496 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 16:53
だったらあなたがネタふりしていきなさい。
自分の思う通りにならないからってカンシャクおこしてもムダ。
あなた自身のそういう態度も十分「見苦しい」。




497 名前:496 :2000/10/16(月) 16:54
496のカキコは494さん向けです。
495さんの下になってしまったので紛らわしく受け取られるかもしれませんが
495さんには大変失礼いたしました。

498 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 19:19
なんか学級委員会みたいなスレになっちょる。(笑)

メタモルフォシス伝、このスレで見て
興味を持ったので読んでみようと思います。
絵は古い…に決まってますよね。まあいいや。

499 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 19:31
やーい、494は余計あおりを呼んでやんの。
ちなみに責められてるのは「知らない人がしてしまった事」じゃなくて
「何よ、私初心者なのに。ここって怖ーい」と言い訳しつつ
他人を非難してることでーす。

500 名前:なんか糾弾会でっか? :2000/10/16(月) 19:41
スレのテーマそのものとズレてるんならsageで
話してくれまへんか〜

501 名前:んじゃ話を戻して :2000/10/16(月) 19:45
「私の人形は良い人形」を一人暮らしの部屋で読んでいて、
怖くなって喫茶店に脱出して読み終えたのは私です。
あの探偵役?の子が主役の話がもっとあればいいのになーと思う。

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 19:48
メタモルフォシス伝の絵はそんなに古くないと思いますよ。
私的には好きな時期の絵です。

503 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 19:51
>501
私、あの話、面白かったけど、全然恐くなかったんです。
どっかおかしいんでしょうか??
でも「汐の声」は恐かったです。


504 名前:501 >503 :2000/10/16(月) 20:04
いやいや、人それぞれですから。私は元々子供の頃から
人形が苦手で、リカちゃんの類もいっさい持ってない奴だった
ので、あの話は正に恐怖の的に大当たりどんどんってカンジでした。
「汐の声」もめちゃ怖かった。クラブの合宿中に読んで、
夜の廊下が怖くてひとりでトイレに行けなくなりました(笑

でも人形の話の元ネタは松谷みよ子の「現代民話考」だと思うなあ…

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 20:12
ま、ああいう言い方すりゃあ
よけい長引くわな<494

というところでメタモルフォシス伝っすか
その後の連中の様子が知りたいですね。
忍くんを目の敵にしてた名前わすれたけど教師のせがれは
ちゃんと人間的に成長したかなあ。それが気になる。

でも主旨ずれかもしれないけど
こういう脱線も悪くないと思うけどね。



506 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 20:45
汐の声、小人と言う表現が異常に恐い!!!!!!!

507 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 21:23
「わたしの人形…」は、あの美少年が萌えキャラっぽかったんで、
そこで恐怖が軽減した。助かったと思った。
「汐の声」は本当に怖いが、小人になった人の顔が一箇所面白いので
そこで笑えて助かったと思った。

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 22:22
「狐女」で主人公の理くんが
ひきとられた親戚の家で邪険に扱われるんだけど
そこのおばさんに「おばさんの腕って白いんですね・・。」
って言っておばさん唖然。
そして心の中で
「腰でもぬかせ。ばばあ。ククク〜」
って場面がとても好きだ!いつ読んでも大笑いですよん。

ストーリーは本当はえぐいんだけどね。


509 名前:花と名無しさん :2000/10/16(月) 22:26
>508
理くんって、自分の事モテると思ってるタイプよね。
ばばあはびっくりキモワルかっただけで
ホホを赤らめたりはしなかったぞ。


510 名前:509 :2000/10/16(月) 22:30
はっ!
509の「ばばあ」って、私のことではなくって
「狐女」のキャラのことよ!(笑)
どっちでもいいか…。

511 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 00:05
ダ・ヴィンチ読みました。
始まったばかりですが、なんとか救いのある結末を・・
とラストのコマみて暗澹たる気持ちになりました。
(続きは読みたい)
しかし山岸ワールドですな〜。やっぱり、そう来ましたか・・・

512 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 00:19
狐女はいいね〜。なんか救いがないんだけど、まとまってて好きだ。

513 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 02:36
狐女のラストシーンの理くんはメチャ怖い顔で怒ってるけど
都会へひとりで出ていって、きっとこれからの人生いいこともあるはずって
思ってひとり納得してます。
これを読んだ時はその後を描いてほし〜って思ったりしてました。

514 名前:ななし :2000/10/17(火) 02:49
空美さん素質は十二分にあるみたいだし
ツラ構えなんか化粧で全然大丈夫っすよ

頼むから救われてください(>-<)

515 名前:短編ファン :2000/10/17(火) 03:45
80年代前半から後半にかけての短編の素晴らしさには、思わず「うっ!」となる
すごさがありますよね。

上に挙がった作品を始め、どれも名作・傑作揃いで。絵柄もあの頃のが好きです。
今は(ここ10年近く?)、なんか雑な気がして・・・。

短編作品で1番好きなのは「悪夢」と「シュリンクス・パーン」です。
他にもいっぱいありますが、挙げてるとキリがないので・・・。^^;

それにしても、2チャンネルって色んな人間がいて、読んでて辛くなる時がありますね。

516 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 05:43
>>515
色んなタイプの人間がいることを辛いと取るか楽しいと取るか、
その人のキャパが試される時でもあります。

どっちにしろ自分の調子が悪い時はあんまり覗かない方が
いい場所ではあると思います。

517 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 09:30
「狐女」のラストは
私はむしろブキミな未来を暗示してるような気がしたんで
あまりプラス思考には考えられませんでした。

いろんな人間がいるのは2ちゃんに限らずいろんなところにいるよね。
ただ匿名なので誹謗や中傷も多いが、貴重なホンネもまた聞ける。
個人のシュミのサイトだとどうしても遠慮がはいって
「ほんとのところ」ってやつが書きづらく
管理人もちあげ、作品もちあげ、誉め誉めで、
みんな仲良しいいひと倶楽部になってるところが多くて
それはそれで平和で悪くないかもしれないけど
そっちのが偽善的でつらいときがあるな。
見ててひきつっちゃう。個人的な感想だけどね。


518 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 13:50
>517
ではおすぎの辛口トークと行きますか。
「封印」を途中から「ツタンカーメン」と仕切りなおしするのは
ひどいですよー。
ずっと白泉社のコミックスの続刊待っていたのに〜。
あと、絵がさすがにやばくなってきてるよね。
私はファンだから読めるけど、十代の子とかは
受けつけない絵柄だろうなあ。

519 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 14:11
「舞姫」(テレプシコーラ)の次回はどーなるかな?
空美が六花ママのバレエ教室に通い始めて、千花とトップ争いとか?
六花はひょっとして、バレエより音楽の方が向いてるかも・・それで、
ストーリーの進行役というか、語り部みたいな存在になるとか?

520 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 14:32
私も仕方なく重複買いしちゃった<「封印」&「ツタンカーメン」
あの時の連載開始はびっくりしたよ。
もうララからすっかり遠くなったかと思ってたから。
山岸センセが戻って来てくれて嬉しかったけど、
エジプト発掘の話なんて題材、
当時のララ層に受けるのかなあって心配したなあ
結局打ち切り?みたいな感じで「あー やっぱなあ」と思ったぐらい。
あれって山岸さんの栄光アゲインを狙ってはずした編集の企画だったのか
山岸さんがどうしても描きたいってがんばった末の仕事だったのか
いまだにしっくりこないんだよね。



521 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 14:40
>520
納得いきませんよね!
ララ本誌にはどういう理由で連載中断の告知が出たのか
ご存知ないですか?

522 名前:魁!名無しさん :2000/10/17(火) 14:43
白癬は仕事しにくいからなあ。そんな山岸さんをせめるなや。
あの体質に嫌気さして、移ってった作家が多いこと多いこと。
そこらへんから察してやってよ…


523 名前:521 :2000/10/17(火) 14:49
>522
いや、信者に近いですから山岸さんを責めてるんじゃないです。(笑)



524 名前:魁!名無しさん :2000/10/17(火) 14:54
>>523
む、失礼した^^;)。私もよ。
でもファン側からの目じゃなくとも、製作現場にまつわる諸々で、
製作に支障が出るのは厭わしいと思いますよねー。
作品に影響もでるしにゃー。


525 名前:>522 :2000/10/17(火) 16:03
責めやしないけど事情が知りたいだけなのさ
好きな作家の事情って興味深いもの。
で、仕事がしにくい白癬の体質ってどんななの?

526 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 16:09
辛口トークが出たところで。。。(ぜんぜんそんなでもないケド)
みなさんの山岸像ってどんな感じですか?
才能の素晴らしさは周知のことですが
それと人間性はまた違いますよね。
みなさんのホンネが聞きたいにゃー。
自分は 「ちょっと神経質で抑圧の大きそうながんばりやさん」かなあ・・・
うーん ぴったりした言葉がみつからない。

527 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 17:40
最近はフリートークみたいなページ、書いてくれなくて寂しいかな。
私はいつになっても『見かけはおちついたオネーさま』(年の事は関係なく)だな。
(私生活で「きえーっ」とか…言ってない言ってない。)


528 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 18:06
山岸凉子さんって美人ですね。
昨日友達から借りたNHKのウクライナ旅行番組?
をみたんですけど、霊感もホントにあるみたいで。。。

529 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 19:26
>>491
なんか誤解してる感じがするんだけど。
インターネットと誰でもが通れる道みたいなモンだよ。
そこに誰でもアクセスできるようにアップされたページは本人がどう思ってるかに
関係なく、公開された状態にある訳でしょう。
貼られたリンクからアクセスできりゃ、本人が「非公開」と書いてようが実際には
公開された状態なわけで、そのリンクを何処かに貼られたとしても仕方ないよね。
本当の意味で非公開にしたけりゃアクセス制限付けるなりの自己防衛措置が必要だよ。
鍵を掛けずに家を空けっぱなしにしたら泥棒に入られても仕方ないよね。
そう言う意味では普通にアクセス可能なURLは個人の携帯番号やメアドとは本質的に違うよ。

530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/17(火) 23:10
>529
誤解じゃなくて、最大限に譲歩して分かりやすく例えてるんじゃないの?
<近いもの>と断定は避けてるじゃん。
非公開で制限付きの特定の人間にのみしかいけないURLでも
不心得者がいればさらされてしまうよ。突き詰めれば。
そういうことが本題じゃなくて、
要は<「知らずによかれとおもって」あちこち貼ってまわるのはいかがなものか?自分に振り返ってご一考を>
と言ってるだけに私には思えるが。
ま、この話題も始めに既出の話の蒸し返しになりそうだわな。

というわけで話を変えよっと。
山岸さん像(?)というか個人的感想は
ギャグがいまいち。


531 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 23:37
あー、やっと舞姫読みましたよー
ラストがエグイ、怖いって書いてあるから、勝手に恐怖モノかと思ってました。
「なんて酷いの?!」って意味だったんですね。
よく考えりゃバレイもので恐怖なんておかしいですもんね。
ホントにあーゆー事子供にさせてる人っているの?

私の山岸さん象は、着物を着て猫をひざに乗せてるイメージ・・
お姿をみた事無いもので・・・美しい人だと聞いて、
ますます拝見したくなりました。

532 名前:花と名無しさん :2000/10/17(火) 23:45
たしかプータオ?で写真見たら想像していたよりも…
ええと、なんて言うべきか。「きれい」とか言うと
余計な期待する人いるしな…

そう、ミス・スックみたいだった!意外で嬉しく思いました。

まあ、この人の場合本人がどんな人でも価値は変わるものではありませんが。

533 名前:>516 :2000/10/17(火) 23:58
レスありがとうございます。(^^)

確かに自分の調子がよくないときは、あまり覗かないほうがいいかも
知れないですね。^^;

でも、こんなにたくさんの山岸さんファンの生の声を聞く機会って今まで
なかったので、ちょっと嬉しいですが。

534 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 00:07
思ったより優しそうな感じ(笑)と思った

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/18(水) 00:12
山岸さんて お顔、誰かににてるんだよなーと思ってるんです。
心当りはありませんか?

536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/18(水) 00:14
外見の想像図だけじゃなくて
性格をどう捕らえてるかがわかると面白いなあ。<山岸さん

537 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 00:20
>>531
>ホントにあーゆー事子供にさせてる人っているの?

たまに新聞に載りますね、そういう親。子供を風俗で働かせてたりとか。


538 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 00:23
>>531
>ホントにあーゆー事子供にさせてる人っているの?

たまに新聞に載りますね、そういう親。子供を風俗で働かせてたりとか。


539 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 02:42
山岸さんの顔は「きつい感じの美人」と想像してたら
意外にかわいいタイプでした。
でもなにより驚いたのは、お年よりすごく若く見えること!

540 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 02:48
>>531
>ホントにあーゆー事子供にさせてる人っているの?
秋葉原なんかの本屋の片隅に行くと、年端もいかない少女の全裸の写真集
なんかゾロゾロあります。しかも発行元がドコそれ?ってかんじの。
中学生以上ぐらいなら家出少女とかだまくらかして、もアリかと思うけど
あんな小さい子は親がやらせてるんだろうなーと…。アメリカとかだと誘拐の
あげくの方がしっくりくるが日本だとやはり親ぐるみかなと思ってしまう。

541 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 02:55
とんでもない自画像を描く作家さんの方が美人、の確率高い気がします。
山岸さんの自画像ったら…

542 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 03:19
私も見ましたよ。
NHKの番組。BSでしたよね。
アラベスクの取材の時お世話になった方に、再会しにいくという企画?
だったような気がするのですが。
少女漫画家には珍しく?線が細くてきれいな方でしたね。

543 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 03:27
山岸さんの自画像に必ず描かれている前髪の分け目のところにある
髪留めが気になる…

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/18(水) 03:32
「牧神の午後」は前に読んで面白いと思ったんだけど未購入だったので
「青青」四巻は意外な収穫でした。
「青青」の方は確かに尻切れとんぼな印象でしたが「牧神の午後」は
「こんなに深い作品だったのか」と何度も読み返しています。
ニジンスキーの異常な跳躍力・表現力を超能力的(スプーン曲げのような)に
解釈していて斬新でした。
今までニジンスキーをこのように解釈した人は居なかったのでは?
私的には24年組は山岸さんを除いて全滅状態なので山岸さんには頑張ってもらいたいな。

545 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 03:41
牧神の午後”は衝撃的な作品でしたね。
これは後から知ったことなのですが、
ニジンスキーがステージ上で自慰行為”
をしたのは本当だったみたいですね。。。
私も顔が赤くなりました。。ほほ。

546 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 10:34
ニジンスキーの本を図書館で借りてみたんですが
活躍期より病後の年月のが長くて
ちょっと読み切れませんでした。
マンガでのニジンスキーのちょっと不思議な親子関係がよくわからなくて
知りたくもあったのですが、
読んだ限りではかする程度でそれほどピンとくるエピソードもなし。
うーん、どこまでがフィクションでどこまでがオリジナルなんだろう。
あと、当時の驚異的な跳躍を生で見てみたかったなあ。
ロモラは結構毒舌というか最後まで夫の信奉者だったようで
そこを起点にして他のダンサーをかなり過激に批評してたようですね<「その後のニジンスキー」より

<ギャグがいまいち
(・・・・実は私もそれ感じてました。思わず笑っちゃうのって少なくて。。。
尊敬してる作家なだけに、言いにくかったけど・・・よかった・・・)

>544さん
<私的には24年組は山岸さんを除いて全滅状態
萩尾さんはどうですか?とりあえず問題作をプチで発表してるようですが。
とはいえ、私もじつは似たようなことを思ってたりしました。
壊滅とまではいいませんが、時代の流れとでもいいましょうか。
「あの頃はよかった」的思いなんですが。

547 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 11:33
>544さん
私的には、萩尾さんは生き残ってるって感じです。まさに王者って
感じで。山岸さんは、なんか「昔取った杵柄」で、かろうじて首が
つながってるな〜と思っていたので、新連載で巻き返しなるか?
と期待しつつ見守っています。


548 名前:うーん どっちも・・・ :2000/10/18(水) 12:05
萩尾さんも山岸さんも 同じようなもんかなあ。自分には。
どっちも好きだけどね。


549 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 13:12
ダヴィンチ買ってきました。勝手に『オカタイ雑誌』と勘違いしてた^^;)>実際は
少し程度の高いマンガ系(もある)雑誌。面揃いは偏ってるけど、割と楽しめた。

舞姫、確かに少し線が荒い気がするけど、続きが楽しみです〜。

ダブル主人公って山岸さんあまーりやらない方だし、六花が主人公…なのかな?
空美はこれからどう絡んでくるのかも気になる。>別作品で、『ウサギ年生まれの
人は月のパワーが…』とか言うキャラが居たけどあんな感じで主人公に絡むのか、
またはバレエに関わるとまるで憑依するかの様な凄さを持ってるとかとか〜。
しかし、子供を生活の拠り所として搾取しちゃう親…認めたくないけど現代に無い
話ではないし、難しいものを入れてきましたね…。


550 名前:新連載未読 :2000/10/18(水) 15:04
だったけど、ようやく今日読めました。
ここでの評判きいてなんとなく想像できてたつもりだったんだけど
想像以上だったなあ、空美ちゃんの悲惨さ・・・・・・・
当然これから成長するにつれて、もっと酷い目にあうのでしょうか・・・・・

ロシアでのバレエ学校訪問で、再びバレエ漫画を描かれるかも?という期待は
ありましたが、すごい切り口でしたねえ。
空美ちゃんは、更に不幸な現代日本のヴェータなのか?
じゃあノンナは誰・・?などと「アラベスク」にとらわれてはいけませんね。

551 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 15:08
ダヴィンチもこのスレには感謝してほしいものだ。(笑)

552 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 15:22
やっぱり子供使って金稼いでる親っているのか・・・
子供が辛い目に会ってる作品は、マジで痛々しいですよね。
山岸先生の力量でなければ、ただの残酷物語に終わりそうな視点ですよね。

553 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 20:52
ニジンスキーの映画あったよね。
山岸さんのとかぶってる部分も、かなりあったと思う・・・。

554 名前:名無しさん :2000/10/18(水) 21:29
ダ・ヴィンチの連載で
初めて山岸さんのまんがを読みました。
面白かったです。
彷彿させるという「アラベスク」読んでみま〜〜す。

555 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 23:26
バレエつながりで。
今NHKで放映されてるロシアのバレエ学校ドキュウメンタリー。
おもろいよ。バレエファンは見るよろし。

556 名前:花と名無しさん :2000/10/18(水) 23:28
山岸さんの自画像はいつもロンパリに書かれてますね。
自分でも言ってるし。でも写真やTVで見ても全然
そんな感じしないんだけど・・・?何か意味があるのかな?



557 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 00:12
ダ・ヴィンチ、やっと見つけました。
感想は…なんつーか、ひえええええでありました。
どんな展開になるのやら。

558 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:44
>>555
「地球に乾杯」て番組だけど、まさしく「アラベスク」実写版!
ノンナとミロノフは出てこないけど、最終学年のトップ二人にスポットを
当ててて、ラーラ=姫川亜弓タイプとすごい貧乏な出身でタイツも穴だらけ、
みたいな女の子が出てました。
食堂や寮の部屋も「アラベスク」の雰囲気そのまんま。
しかも多分黒鳥の32回転を卒業公演にしてるし。
もし再放送があったら是非みる事をオススメします。

559 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:50
>556さん
自ら自画像の通りだとおっしゃっていたので、たぶん間違いないと思うのですが、
残念ながら私はお姿を拝見した事が無いので、なんとも・・・・

560 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:52
「ゆうれい談」で「山岸凉子はロンパリなのか?という質問あり。
実はそうなのだ」ってふうな書き込みがありましたよ。山岸さんが
コンタクトレンズを外しているシーンでした。

561 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 05:42
そうよね(^^)
例:一条ゆかりは・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

562 名前:561 :2000/10/19(木) 05:44
あ、541さんへのレスです。書くのわすれてました。ごめんなさい。。

563 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 07:30
>553
ニジンスキーの映画ってなんでしょう?見たい!!
薔薇の刻印ってやつかな(確か)
ニジンスキーの娘がインタビューに答えているとか。
ビデオが出ていたはずなので探したけどもう絶版だった。


564 名前:ヒロヒト(室町御所) :2000/10/19(木) 07:34
パイド・パイパーは面白かったのぅ

565 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 08:57
パイド・パイパーのバイクに乗った男の人、不気味でしたねぇ。

566 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 10:55
ロンパリってなんすか?
ギンパリなら知ってるんすけど。

567 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 10:56
辞書ひきましょう>566

568 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 13:25
手持ちの辞書には載っていませんでした
というか時事流行語かと思ってました。




569 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 13:55
ああ、毎月連載が見れる幸せあげ。
(ちょっと前までは毎月諸星のコミックスが出るよろこび、があった
んだけど、ちょっとその感情と似てる)


570 名前:花と名無しさん :2000/10/19(木) 15:27
>566
斜視の事。
左右の瞳がそれぞれロンドンとパリを見てるみたいな所から来た。

571 名前:花と名無しさん :2000/10/20(金) 06:37
昔、角川書店さんから出た山岸先生の全集なんですけど、
現在、どこの本屋に行っても、わだつみのいろこのみや うまやこのひめみこ
(漢字間違ったらいけないのでひらがなですいません)
と、ひいずるところのてんし しか置いてないです。
(古本屋にはちょこっとあるんですけど、汚いですし・・)
どうして他のはないのでしょうか?やはり、絶版なんでしょうか?
文藝春秋社から文庫など出ていますが、
大きなコミックスのサイズで読みたい”と最近何故か思うのです。。

572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/20(金) 19:56
角川から出ている全集はもう絶版になってるみたいです。
わたしも「レフトアンドライト」がどうしても見つからない・・・・。

573 名前:花と名無しさん :2000/10/20(金) 23:35
私的には萩尾望都はじゅうぶん現役。
つっても今かいてるやつしか読んだことないんだけど。

たしかに山岸さん若く見える。独身だからでしょうか。
一連の、作家とかイラストレーターとかが編集者と不倫する話の
バリエーション、何か妙なリアリティがあって緊張します。
毎回ほとんど同じようなテーマだし。

574 名前:>573 :2000/10/20(金) 23:46
> 毎回ほとんど同じようなテーマだし
それでも充分な数の読者を引きつける魅力がある所が凄い。
確かに現実の事件にテーマを取って、あまり脚色しないで描いたり、
自分の霊体験をやっつけの絵で描いたり、ってのは個人的には物足りないけど、
興味を持ったテーマをトコトン描き続けるってのは、山岸さんだからこそ
出来るって気がする。

575 名前:573 :2000/10/21(土) 00:12
ん??
毎回同じ…ってのは、妙なリアリティをもった不倫まんがのことだけだよ。

576 名前:573 :2000/10/21(土) 00:21
それに「毎回同じ」って非難していってるんじゃないよ。
何か、作家と編集者が不倫したり恋愛したりして、
たいてい男の方が不実で、女は似たような結論に達している…
という話をいくつも見ると、何かこう…
緊張感がただよってしまいますな、という感じを他人と共有したかっただけ。

577 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 01:06
そうですね。
あれは他の作家でもみないようなテーマの重複でした。
なんであんなに不倫ものを続けたのか、気になります。
結末は成就あり、別れあり。色々変形させていますが・・・・
読んでいて胃がつかまれるほど辛かったです。
はずかしながら その経験があり今でも生傷なままなもので・・・・
ご自分の経験を消化&昇華させようとしたとしたなら
これは身を切られるような行いです。
私にはとてもできません。弱いのかもしれません。忘れようとしていつももがいています。
こうやって作品にまで表現しきる理性なんて考えられないのです。
でももしまったくの想像でおかきになってるのだとしたら・・・
特に「蜃気楼」という作品はページをひらくことさえ辛い物語です。
ある面はものすごくリアルである面は現実味がなくよくわかりませんが・・・



578 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 01:10
>573
私も萩尾さん好きですが、萩尾さんも未婚だけど
歳相応に見えましたよ。
結婚しているかどうかは関係ないような・・・?

579 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 01:20
>>578
まま、でもやはり結婚した人の方が「主婦然」としてくるもんでしょ。
かもし出す雰囲気の話ではないでしょうか。

なんか作品の話から離れそうなのでさげ

580 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 01:39
見た目でいうなら両方(萩尾氏&山岸氏)とも既婚といわれればそうとも見えるし
未婚といわれればそう見えるからわからないなあ
でも一般的な話、
書いてる内容をみると主婦の人ってわりとすぐわかる。


581 名前:名無しのエリー :2000/10/21(土) 06:57
私は「スピンクス」っていう短編が好き。
体が動かなくなる病気の少年を医師が治すやつ。
その少年の夢に出てくるスピンクスが凄い意地悪なの。


582 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 07:25
「スピンクス」と聞くと中田雅喜を思い出す……。

583 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 07:38
スピンクスはおぞましい位色っぽい肢体なのが印象的。

584 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 08:39
山岸先生との出会いが「スピンクス」でした。(20年前・・う、トシが
わかる)マンガでこういう事が表現できるなんて、と衝撃でした。
だって当時、少女マンガといったら、学園恋愛ものば〜っかりですもん。
(今も多いけど)
キャラの人格・心理のえぐり出しかたは天才的。

585 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 10:46
スピンクスは母子密着の話ですな。

586 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 10:49
>582
「ヒポンクス」ですね…

587 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 12:24
めずらしくハッピーエンドなので読後感が良い>スピンクス
あ、あれもそうか、鳥人伝説のヤツ…似てるな。タイトルなんだっけ。

588 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 13:26
スピンクスってハッピーエンドとは思えないんですが…?

589 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 13:54
>587
「籠の中の鳥」では?

590 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 15:32
山岸さんの写真、若い頃のですけどみつけました。
http://img3.ac.yahoo.co.jp/users/7/1/3/1/drollery_02-img510x379-971705544pm2-c.jpg

今もあまり変わって無いですよね。
もっとも今は髪はアップだし、メディア向けにはもっぱら和服着用で
いらっしゃるようですが。


591 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 16:09
おお!これだと美人伝説が創り上げられそうな感じだね!

スピンクス、ハッピーエンドじゃん?

592 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 20:27
「スピンクス」ねぇ・・最後に「陽光のなかにかげって見える」スピンクスの
存在が、きっと気になる方がいるのでしょう。
ただの幻視なのか?はたまた少年が神経を病んでしまったと言いたいのか?
自分としては、「わたしの人形はよい人形」の最後のように、ゾクッとする
ものを感じますが・・

593 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 21:36
「あれはもう幻だから怖くない」の意かと思っていたが。

594 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 21:40
自分が精神を病んでいた事を自覚した、って意味じゃないのかな。
つまりそれが「治癒」って事で。

595 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 21:45
スピンクス、精神の奥底に、いまだ母親の呪縛が残ってるって
ことかと思って、ちょっと不安な終わり方だと感じました。

596 名前:花と名無しさん :2000/10/21(土) 23:37
>581
すごい浅読み(藁

597 名前:>596 :2000/10/21(土) 23:51
やな感じ(藁

598 名前:確かに・・・ :2000/10/22(日) 00:12
>596
なに様?って感じ。(笑)

599 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 00:25
今初めて581を見たが、たしかに「体が動かなくなる病気」
っつー解釈は新鮮だ(笑)

600 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 01:08
スピンクス、私も595さんと同じ解釈をしてました。
見る人によって捉え方がまちまちになるのも、
山岸先生の意図するところなんでしょうか・・??

601 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 01:09
浅読みねえ・・・・
その結論は深いのだろうか?



602 名前:>スピンクス :2000/10/22(日) 07:02
木の実ナナだっ!!・・と
見た瞬間思った事がいまだに一番印象深い。
話はけっこうディープなのに。のに。


603 名前:>スピンクスA :2000/10/22(日) 07:06
若しくは、サマンサづら
イヤおかん(スピンクス)の顔がなんとなく
そう言う名前を想像させるだけなんですが。
ネタです。ごめんなさい。

604 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 14:19
別に下げなくていいんじゃない。
みんなで頭よせあっても解釈が別れる意味深な作品とかもあるし。
あだし野の…ってヤツだっけ?
スリッパをはいてストーブにのる所とかわかんないよね。
「悪夢」とかも、事実を下敷きにしてるものの不思議な所あるし。

605 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:03
「悪夢」の母親も濃い〜顔してましたよねー。


606 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:07
>604
スリッパはいてストーブにってそういえば、ありましたね。
私も良く分からなかったです。
もしかして、現実世界での概念を捨てられるかってことかな…?

607 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:18
ストーブは火葬場のことだと思っていました。
あそこでストーブに乗れば成仏できるんですよね。

「あだし野の・・」の頃みたいな作品をまた描いてほしいな。

608 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:20
三途の川に相当するんぢゃないかしら……>スリッパ+ストーブ

609 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:22
>607
ああ、火葬場!そうかー。そうですね。


610 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:23
「あだし野」の病院の霊安室にいた少女は何でしょうか??

611 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:26
あそこで「すりっぱ」がでてくるところが
妙に現実感があってこわい。
靴のままのっても灼熱のストーブは熱いのに、
わざわざぺらぺらの「すりっぱ」に履き替えるというのがこわい。

612 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:29
gakari

613 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:33
>611
ほんとですね。
ぞうりとか足袋だったら、それらしいけど、
スリッパってのがなんか変にリアルですね。

614 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 20:42
あの主人公のOLは自殺したのでしょうね・・

615 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 21:40
なんか、夢と現実の境があいまいみたいな感じ、
すごく巧くて怖い。
(なんだ、やっぱり気のせいだったのよ!)とか登場人物は思ってるけど、
読者には嫌〜な予感が…。
雨女も嫌でした…。

616 名前:花と名無しさん :2000/10/22(日) 21:43
>614
おお。自殺!
なるほど。
私は交通事故かと思ってた。。。

617 名前:ああっ名無しさまっ :2000/10/23(月) 03:02
ところで「私の人形は良い人形」の映画化トラブってるの知ってます?
なんでも「私の人形は良い人形」って文春とどっかの会社が権利持ってて
文春が映画化に関してこっちにも利益まわせって事になって今裁判になってる
はずです。映画制作も中断中らしいです。

618 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 09:08
ううう。『青春の時代・四』がなかなか手に入らない!


619 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 09:10
さがってないし。(愚痴ですみません)

620 名前:奥さん、名無しです :2000/10/23(月) 10:26
また「あだし野の・・」の話ですけど、靴脱ぐって、自殺するひとが
よくしますよね。飛び降りとか。
彼女はスリッパ&ストーブを避けたからまだ死んでない、と思ってた
のだけど・・あ、成仏せずに魂がさまよってる、ってことかなあ?
スリッパ&ストーブが成仏に必要だったと。火による浄化?
生きてるのか死んでるのかわからない、という存在はよく出てきますがね。
黄泉比良坂とか。
霊安室の女の子は、やはりあの世の世界のひとでしょうね。病死した子?

621 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 17:04
「天人唐草」で主人公が最後の方で、「あの人なら分かってくれる」って
言ってましたが、「あの人」って・・・?
あのチャランポラン系のにやついた男の人のことですよね??
いまいち分からんっす。

622 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 17:46
「あだし野」って地縛霊が主人公なのね。(笑)

623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/23(月) 17:49
たぶん「あの人」ってだれでもないんじゃないかなあ・・・
「狂気というオリの中で」解放された主人公は結婚式の仕度を
していましたが、(美容院でそういっていた)
あの結婚式の相手がいるはずがないように。
しいて言うなら男性像の混乱をきたした彼女が渾身の力をこめてしがみついた
「理想の男性・・?」



624 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 18:05
>>623さん
621です。レスどうもありがとうございます。
にやつき男じゃあ変だよな〜とは思っていたんですが、
架空の「理想の彼」を作り上げちゃったんですね。
うん。それが正解でしょうね。
すっきりしました!
それにしても、響子の父親って、やなオヤジでしたね。(笑)

625 名前:奥さん、名無しです :2000/10/23(月) 20:46
あげ

626 名前:花と名無しさん :2000/10/23(月) 21:36
あの人とはミロノフ先生のことである。

627 名前:奥さん、名無しです :2000/10/24(火) 11:39
あげ

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/24(火) 12:01
<626
出典:「花咲く乙女達のきんぴらごぼう」(by 橋本治) 河出書房

「あだし野」の赤いリボンの意味はだれかおしえてくれー
それとももう既出?

629 名前:花と名無しさん:2000/10/24(火) 16:29
ずーっと心に秘めてたことがあるんです。
ミロノフ先生は、青池保子先生のニジンスキーに
容姿を使われてませんか?

630 名前:花と名無しさん:2000/10/24(火) 23:10
>628
リボンは血なんだろうか…?と思ったり。(致命傷を負った時の傷?)
でも、このスレであの女の人は自殺説を知り、
首つったロープか?とも思ったり…。
う〜ん。分かりませんね。

631 名前:花と名無しさん:2000/10/24(火) 23:17
>>629
あ、私も思った!似てますよね。

632 名前:花と名無しさん:2000/10/24(火) 23:50
あだし野…。
あの中身の見えないバスになんかデジャブを感じた。

633 名前:花と名無しさん:2000/10/25(水) 00:56
>>631
いやいや、あれは似てるんじゃなくてーって、不粋ですかね。
ほかに無名の端役(ほんとにほんとの端役)でオスカル様もいるし、
イヴはパロディーの宝庫なんすよ。

634 名前:花と名無しさん:2000/10/25(水) 02:03
>>617

知りませんでした。
映画化したら祟りが続出したりして
うううっ!
こわっ!

635 名前:花と名無しさん:2000/10/25(水) 23:32
>>626
なんでミロノフ先生なの?


636 名前:花と名無しさん:2000/10/26(木) 00:16
いやー、あながちそうではないといいきれないところが凄い、
と思ったよ。あのひと=ミロノフ先生説。

どうしてそう思ったかは省く。
でも626凄い!と、思ったら出典ありだったのね!

637 名前:名無しさん:2000/10/26(木) 04:54
文庫本の「アラベスク」の後書きだったと思うんですけど・・・
「アラベスク」最後のシーンのミロノフ先生とノンナが眠っているシーンが
二人が死んでいるようにも見えるって書いてあって・・
たしかにそうも見えるんですよね。
どう解釈したらいいんだろう??


638 名前:花と名無しさん:2000/10/26(木) 12:43
いや解釈は読者の自由。よってお好きに>>637
でも死んでるって解釈はマイナーかも知れないね。

639 名前:花と名無しさん:2000/10/28(土) 21:32
あげ

640 名前:空耳:2000/10/28(土) 21:38
自由だけど、それはないんじゃないでしょうか。
ミロノフ先生だけ死ぬっていうならまだ納得できるけど・・・

ところで私の人形は良い人形ってあの男の子を主人公にして
連載にしたらおもしろいのに。

641 名前:花と名無しさん:2000/10/29(日) 00:49
私も読んだ時にちょっと消化不良だったのと、
彼を主人公にした話を読みたいと思いました。
学園の怪異を鮮やかに解決していくの。

彼の「相棒?」の存在もちょっとおもしろかったですね。

642 名前:花と名無しさん:2000/10/29(日) 03:56
「アラベスク」の解釈、橋本治さんのを読んだけど、すっごく深く考察してます。
(死んでるように見えるって話とは違う話)
特に2部の解釈は圧巻。
ノンナの自立の過程や、そこに及ぼすミロノフ・カリンの影響など、読めば読むほど
「アラベスク」は(当時の)少女漫画の枠を越える作品だ、ということを感じます。
『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』の前編192〜208頁に載ってるので、
興味のある人はぜひ読んでみてください。
1979年出版という古い本なので図書館じゃないとムリだと思いますが、
他の漫画の話も沢山載っている面白い本ですよ。

643 名前:奥さん、名無しです:2000/10/29(日) 11:25
あげ

644 名前:「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」:2000/10/29(日) 11:53
大好きな本なので・・

「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」は、河出文庫(河出書房新社)で
現在も手に入る(はず)だと思います。
上下2巻で、ISBNは
4-309-40068-X
4-309-40069-8
山岸涼子を直接扱った章は上巻の最後にありますが、
下巻最後の大島弓子の章でふたたび扱われます。
天人唐草についてもう一度言及されるので、
全編お読みになることを是非お勧めします!


645 名前:花と名無しさん:2000/10/29(日) 13:19
あげ

646 名前:花と名無しさん:2000/10/29(日) 13:43
山岸さんの描く「いい男」って、すごく愛憎なかばする形で
描かれてる気がしません?
「蜃気楼」とか「貴船の道」の不倫男とか・・・
今、ミロノフ先生をマンガに出すと、「黒鳥」になっちゃいそうで怖い。

647 名前:タマネギ44号:2000/10/30(月) 02:36
アラベスクに出てくるトロヤノフスキー氏、渋くてスキ。

648 名前:花と名無しさん:2000/10/30(月) 11:30
ダヴィンチで連載がはじまりましたね。
なんだか絵が荒れていて、どうなさったのーというかんじ。
アシ急募!ってでてたので大変だったのだろうか・・・

649 名前:ああっ名無しさまっ:2000/10/30(月) 11:56
山岸漫画って、熱い友情の絆で結ばれてるのは大抵男同士で、女はほとんどが
食うか食われるかの敵対関係にあるのが面白いところですな。女の友情なんて
「アラベスク」くらいしかないし。
ひょっとして女が嫌いなんだろうか?

650 名前:花と名無しさん:2000/10/30(月) 13:32
>>649
りぼん時代に新聞受けから原稿を渡さなくちゃいけないくらい
人に会えなくなった
人間不信になる事件があったそうです

「アラベスク」は バレエが舞台だけど
漫画家の世界を描いていると 山岸先生が 何かで答えてらっしゃいました

651 名前:649:2000/10/30(月) 15:42
>650
ほう、そんな事が……。
確かに一時期のあの戦慄に満ちた作品世界は、どこか病んだ人でなければ描けない
ものかも知れませんね。情報提供サンキューです。
でもなんでそんな状態になってしまったんでしょう?

652 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/30(月) 16:57
私も知りたい!!そんなことがあったとは初めて聞きました。
それってどこからの情報か
教えていただけるとありがたいです。

りぼん時代。。。。というとかなりな前ですね。


653 名前:650です:2000/10/30(月) 17:22
>それってどこからの情報か

私が子供の頃、親戚のお姉さんが 山岸先生の
アシスタントをしていたんです
(白泉でアラベスクしてた頃)

私が熱狂的な山岸Fanだったので いつもしつこく電話で
近況を聞いていた頃に教えてくれたんです

その後大人になって、私もアシスタントという仕事に
ついて、 色々な先生の所で 本当だったんだ・・と
確認しましたが いわゆる人間関係のもつれで
かかわったみなさんも若かったんだなというカンジです
(友情とかその場のノリとか外面と内面の解釈が
人によって期待度が違った・・というカンジ)

私は現実に出会って幻滅したくないので
絶対アシスタント山岸先生の所にはいかないぞ!と
決心していたんですが 1度だけどうしても・・と
行く事になっってしまったんですが その頃には
人間不信は治っていらしたと思います

只、とても繊細な方だという印象を受けました
40過ぎてもシワ一つない 白い肌でノーメイクでも美しい方でした

654 名前:花と名無しさん:2000/10/30(月) 23:54
良かったー人間不信、もうなおってらっしゃるんですねー
しかし、そんな経験があったからこその、後のあのすばらしい作品の誕生と考えると、
経験を無駄にはなさらなかったんですねえ。すごい。

ところで、ダヴィンチに連載されている漫画、
コミックスになってくれるんでしょうか?何コミックスになるのかな?

655 名前:花と名無しさん:2000/10/31(火) 21:35
>>618
本当に売ってない・・・。
発行部数が少ないのか???


656 名前:花と名無しさん:2000/11/01(水) 02:39
ダ・ビンチ6日発売だから 私も手に入れられませんでした
でも ネット上で在庫販売している様です

在庫販売している・・という事は 発行部数以上に(以下かな?)
かなり売れていない雑誌・・という事ですよね
普段ならいつもギリギリまで書店に残っているんですが
ナイという事は 山岸先生の功績かな〜

657 名前:花と名無しさん:2000/11/01(水) 22:26
>>644さんが詳細を書いてくれた「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」を
注文したのですが、本日「出版社にもう在庫がない」との返事が。
これって、次に刷られるのを待つしかないってことすか・・・。
あーっ、でも読みたいよぅ!!図書館を当たる他ないのかなー。

658 名前:奥さん、名無しです:2000/11/02(木) 10:06
下がってるよ〜。あげ!

659 名前:魁!名無しさん:2000/11/02(木) 11:28
>>657さん、いーじーしーくとかに登録すれば、この本なら割とすぐ
見つかるんじゃないかなーと思います。


660 名前:花と名無しさん:2000/11/02(木) 12:06
イージーシークのURLぎぼ〜ん

661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 17:12
>653
ありがとー<情報
とてもわかりやすい書き方でよくわかりました。
<いわゆる人間関係のもつれで・・・ 人によって期待度が違った・・というカンジ

なんだか わかるような気がする
私のイメージする山岸像と重なりました。
その片鱗って 「ストロベリーナイトナイト」に見られるような気がするけど
これは考え過ぎかな。

662 名前:花と名無しさん:2000/11/03(金) 10:02
えっと下がっちゃっているので私事ですがageます。
図書館で予約した「花咲く・・・」が入ったそうなので、
今から行ってきます。
これ読んでから「アラベスク」を読み返すなりよ。

663 名前:魁!名無しさん:2000/11/03(金) 16:44
>>660
しょーがねーなー、検索くらいしろっ!…と普段なら言うところだが、
お凉さまファンのよしみだ、ほれっ!

ttp://www.easyseek.net/

煩雑に思えるかもしれないけど、登録しちゃうと先は楽よ。
私も随分お世話になった。CDとか書籍とか。MAILくれた人には取り引きの
成立にかかわらず、きちんと返事をしてちょーだい。では。


664 名前:花と名無しさん:2000/11/03(金) 19:53
ありがと!ヤフーで検索しても出てこなくて困ってたのよ。
ありがとありがと、もひとつありがとね!

665 名前:花と名無しさん:2000/11/03(金) 21:09
663さん何だかんだ言ってやさしいね。(笑)


666 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:47
ツタンカーメンは、終わり方が中途半端な気がしますが、
出版社と喧嘩したのですか?

667 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:52
>>666
打ち切りになったのです
原稿料高いしね

668 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:58
打ち切りさえなければ完成した未完の大作名作は、
漫画界に満ち溢れていますな。大作名作を好む人は
連載でちょびちょび読むのが嫌いそうだから、票につながらない。
選挙と一緒。

669 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 03:15
ダ・ヴィンチの新作、どう思いますか?


670 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 23:29
「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」
人に借りて読んでみたけどつらい・・・特に大矢ちきの
項なんて絶対読めないわ。上下巻読んだだけでものすごく
疲れてしまった・・・しかも内容は全然頭に入ってないし。
わたしには合わないのかも。

671 名前:花と名無しさん:2000/11/04(土) 23:54
封印が打ち切りになったのであって、ツタンカーメンはラストまで
ハナシはいってるのでは?

封印は少女マンガテイスト残してるけど、ツタンカーメンはそうでもないし。
でも、連載をしてる雑誌と単行本を購読してる読者層との年齢のずれ加減は、
いい加減出版社でもきがついて欲しいよね。

単行本になったら絶対買うのにさ。

672 名前:花と名無しさん:2000/11/05(日) 00:28
橋本治は好き嫌い分かれるからねぇ。
あの人、頭良すぎるんだよ。
私も昔はさっぱりわからんかったけど、最近すごく好き。

673 名前:花と名無しさん:2000/11/05(日) 00:54
橋本治は 口調はくだけてるんだけど
むずかしーーー
花咲く・・・ ぐらいが やっとやっと追いつけるかんじ。
それでもむずかしい。
でも倉田江美論はものすごくおもしろかった

674 名前:銀河:2000/11/05(日) 08:13
山岸先生は大尊敬ですが、最近ツタンカーメン、青青の時代と立て続けに長編が
つまらなくて、どうしたのでしょうか?
ちょっと心配です。

675 名前:奥さん、名無しです:2000/11/05(日) 19:58
え?長編も面白いと思いましたけど。

676 名前:>674:2000/11/05(日) 20:07
青青の時代は、私もつまらない、というよりもオチのあっけなさに
「え?え?」とおもっちゃったクチです。
きれいにまとまってはいるんだけど、なんかクライマックス〜!
という雰囲気があまりなく最後にいっちゃったって感じで物足りない。
(クライマックスなのねっていう部分はわかってはいるのだけど)

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/05(日) 22:26
ツタンカーメンは、竜頭蛇尾だった。
結局、ツタンカーメンが何をしたかったのか良くわからん。
自分の墓くらい、自分で掘り起こせや。
あんだけ現世で活動できるんなら。

678 名前:花と名無しさん:2000/11/06(月) 01:25
>677
そーですね。なんだか最後の方は、ただの歴史漫画みたくなっちゃって
残念でした。「青青」はもっと続くもんだと思ってたら中途半端でストン、と
終わっちゃった感じかなー。結構シビとかクチヒコお気に入りキャラだったけど。

679 名前:花と名無しさん:2000/11/06(月) 02:54
>677
そういえば確かに!<ツタンカーメンが何をしたかったのかよく分からん
墓みつけてほしかったの?
なんで?みたいなのもある。


680 名前:銀河:2000/11/06(月) 05:51
しかし「押し入れ」!
あれはもう、背表紙を見るだけで恐いです。
捨てようかと思うほど恐いんですが、それもまた恐いんで困ってます。

681 名前:花と名無しさん:2000/11/06(月) 07:53
ヤフオクで売るのじゃ>>680

682 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/06(月) 09:08
卑弥呼の若さの秘密が「歯が丈夫だったから」というのがどうもね。
だれもつっこまないけど、山岸涼子にしか浮かばない超絶展開だと思う。
てっきり後半への重要な伏線だと思っていたのになあ……まさかああ来るとは
思わなかった。
「歯のおかげだと? ふん馬鹿な」って、全くだよクチヒコ。もっと怒涛の
如く突っ込んでくれよ! と俺は心中エールを送っていたよ。

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 09:48
クチヒコの冷静(?)な現実主義はおもしろかったな。

自分は、1巻の
「病気だったんだからもうすぐ死ぬのは誰にでもわかるよな」っていう
シビのこれまたもっともなセリフにクチヒコがプっと吹き出すシーンが好きです。
立場を離れればいい友達になったかも???


684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 18:01
>>682
歯磨きとか、アパタイトのコマーシャルみたいだ・・・。
「女王様は、歯が命」
「毎日たった3分の歯磨きで、こんなに若さが保てました!」
みたいな。
ギャグだ。

685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 18:09
わかった!
ツタンカーメンはいい加減墓から出たかったが、
墓泥棒に荒らされるのもやだったので、
几帳面に管理してくれそうなカーターに掘り起こさせた。
もう、地下にいるのは厭きたのよ。マスクは重いし。

686 名前:花と名無しさん:2000/11/07(火) 02:07
ダヴィンチの連載第二回、
老女のオールヌード、よく描いたなあ山岸さん。
何だかますます絵が荒れてて悲しかったけど
とりあえず主人公(?)の少女2人の悩みという伏線が
どうやってリンクしていくかが楽しみです。

687 名前:花と名無しさん:2000/11/07(火) 02:09
もうでてるのかダ・ヴィンチ

688 名前:かぷりこ:2000/11/07(火) 02:18
ダヴィンチ。ついでにコミックス新刊の一覧みたら
潮出版社から25日に「白眼子」ってのがでるみたい。
なんて読むのでしょう?

689 名前:花と名無しさん:2000/11/07(火) 02:21
あ、ダ・ヴィンチ出てるのか。
立ち読みしなきゃ。
ありがとう、教えてくれて。

690 名前:深読みし過ぎかなー:2000/11/07(火) 06:36
>682
ヒルメ様には及ばずともヒミコ様にも何らかの能力は
あったんじゃないかと思ってましたよ
姉ちゃんに対するコンプレックスとかで気付かない
まんま、とか?自分の能力を過小評価してたとか、、??
しかし歯が丈夫ってなだけで瞬時に顔面のシワが
消えるなんてとってもうらやましひ

691 名前:でも、、:2000/11/07(火) 06:47
685さん>カーターってば、(作品中では描かれてないけど)ツタンカーメンのミイラ、バラバラにしちゃったんだよ(--;
 当時はミイラ自体にそれほど研究価値が認められなかったから、とはいえ写真でみるとホントに手荒い扱いされてて、ちょっとムザン。
 ところで『誰がツタンカーメンを殺したか』面白い本でしたよ!
 『ツタンカーメン』以来、そっち方面にハマって色々読んだんですが、これはホント夢中になって一気に読みました。
 よかったら探してみてくださ〜い。

692 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/07(火) 08:20
>>688
「白眼子」(はくがんし)です。

693 名前:花と名無しさん:2000/11/07(火) 11:05
ううーむ白眼子、単行本未収録作品があるかなー。


694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/07(火) 11:39
「親」がクセモノですな、<ダヴィンチ連載(しかし作品タイトルを誰もいわないのは面白い)

695 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/07(火) 12:22
>(しかし作品タイトルを誰もいわないのは面白い)

あっ、確かに。ていうか、読んだけどタイトルは記憶に残ってないわ。


696 名前:花と名無しさん:2000/11/07(火) 14:19
てれぷしこーら だったかな?<タイトル
ぺぷしこーら と 覚えております

697 名前:ツタンカーメンのつぶやき:2000/11/07(火) 22:12
バラバラにされたって良いのだ。
ファラオと言えばツタンカーメン。
ラムセス2世を知らなくても、ツタンカーメンを知らないものはいない。
呪いと黄金、つまり、オカルトとお金が有名になる秘訣。
今度、日本からも調査に来る。
なんと注目を集めていることか。
ピラミッドなんかより、効果あるね。やっぱり。

698 名前:時事ネタ:2000/11/08(水) 00:09
>697
でもさ、ツタンカーメンさん、もしかして
カーターが自分で埋めて「見つけた!」とかやったんじゃないの〜?

699 名前:花と名無しさん:2000/11/08(水) 03:09
>>698

美術の才能あるしね。

700 名前:ツタンカーメン:2000/11/09(木) 02:48
うっ、すいません。有名になりたかったんです。
埋めたのはここだけです。
カーターのほかの発掘は、本物です。

701 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 03:01
ダ・ヴィンチの今月号読みました。
今回も面白い。

やはり元バレリーナ婆にピンクハウスのお洋服。さすが。
コワイです。

あ〜!一気に100ページくらい読みたい!
長期連載って1年以上はやるよね?



702 名前:名無しさん:2000/11/09(木) 17:30
ダ・ヴィンチ読んだ!
いきなり数々のネタばれで今後
どうなっていくのでしょうか?


703 名前:名無し♪:2000/11/09(木) 19:54
こんにちは。初めて訪問しました。

私もずっと山岸凉子大好き人間なんですけど、
なんとゆーか、人間の負の部分の描き方が半端でないですよね。
絵柄が変ってから、その絵柄のマッチとあいまって、凄い!
って言う感じです。

 前レスを全部読めなくて、前に書いてらした方がいらしたらごめんなさい
&嬉しいんですけど、私は「日出る処・・・」のような大作も好きだし、
「天人唐草」や「ダフネー」、「バンシー」のような人間の業を書いた作品もまた
好きなんですが、

 数は少ないですが、「鳥」や「木の花咲耶姫」(字が自信ない・・)
のような、ラストで救いがある、ほっとして感動・・・・みたいのも
大好きなんです。みなさんは如何ですか?

 あと忘れられない作品としては、「夏の寓話」があります。
原爆というものを、あんなにシンプルな形で、しかもするどく胸に
迫る形で描ききれる人がいるでしょうか?

704 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 20:00
原爆の話ってもしかしてもしかして○会だから
描いたなんてこたーないですよね…?

705 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 20:03
>>700
いまさらそんなこと言っても誰も信じなくてよ!(笑)

706 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 20:13
ダヴィンチってその雑誌、まだあったのね〜!
創刊当時ちょっとだけ買ってたので懐かしい。
あれに連載してるのか。買おう。

707 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 21:44
>703
ああ、『鳥』はよかったなあ。
(でもあの一族とやらも、ちゃんと説明してやれば
彼だって理解してできたろうにーなんて言ってたら
あの話にはならないんだけどー。)

すごいなって思ったのが『鬼来迎』



708 名前:花と名無しさん:2000/11/09(木) 23:37
>>703

ハッピーエンドになる話は必ず主人公が努力してますね。

「海底より・・」
の場合はあと10ページあればハッピーエンドにできたそうです。
可哀想・・

709 名前:花と名無しさん:2000/11/10(金) 10:37
10ページの明暗ですねえ
ハッピーエンド部分をぜひ読んでみたいものです。

710 名前:ヒミコさまの若さのヒケツ:2000/11/10(金) 17:39
真偽のほどははっきりしなかったけど水子を食べてるから・・
というのがありましたね。アレは実際効くらしい・・
しかし要はオンナは気合いよっ!って感じですね。
実写にするならヒミコは鈴木そのこにやって欲しいな。

711 名前:花と名無しさん:2000/11/10(金) 21:40
>710
ううっ、まぶしそう!! >そのこ

712 名前:奥さん、名無しです:2000/11/10(金) 23:17
ダ・ヴィンチの「舞姫」第二回読みました。
あの元プリマは50歳くらいかな?
傷のあるほうの脚が細く描かれていてリアルでした・・

713 名前:ドゥミプリエ〜、グランプリュ!:2000/11/10(金) 23:41
クミは今はブスだが、案外スーパーモデル系になるかもしれない。
エッジ顔。デボン青木みたいな。

あのしみったれたカアチャンももとバレリーナだったなんて
意外だ。だって姿勢わるいんだもん。

714 名前:かぷりこ:2000/11/11(土) 02:34
そこまで見てませんでしたー。>脚の太さ違い
風呂おけからバスタブにお湯移し替えてて大変そう
ってとこに気を取られてました。

715 名前:花と名無しさん:2000/11/11(土) 02:51
お風呂のシーンは あ 子供産んでない人の胸だ
・・と 羨ましがってて 脚見逃しちゃった

見直してみよう

ソケットの件はアラベスクの
「トロカンテールとアケタブリウムがぶつからないからです」
っていう ノンナのセリフを思い出していた
悪い読み方ですね 反省・・
でもあの洋館・・山岸先生のお宅の近くが ああいう
商店街出来ちゃって 狭い所通らなければ いけなくなっちゃった
のかな・・とよけいな心配もしてしまった

なんとなく似ていませんか? 「あやかしの館」と<家のデザイン

716 名前:花と名無しさん:2000/11/11(土) 06:43
ダ・ヴィンチの連載の「元バレリーナ婆さんのピンクハウス」で思い出しましたが、
「メディア」(子離れが出来なかった母親が自立しようとした子供を殺すお話)
の母親も見事なピンハ女でしたね。
その様子もかなり悪意を持って描かれていた感じで、おぞましかった。
同じ少女漫画というカテゴリー下にあっても、
山岸さんはフワフワした女の子の甘い夢とは対極におられる方ですね。

717 名前:花と名無しさん:2000/11/11(土) 07:31
女のおぞましいところ、執念、そういう負のどろどろしたところの
描写がものすごいです、すばらしいですよね。
青年誌進出する作家さんが増えてきている中
だけど、青年誌には描かれませんね。
男性読者はすでに一定あるとは思いますが…。
なぜにダヴィンチ?とか思ったりして。

718 名前:奥さん、名無しです:2000/11/11(土) 19:24
あげ

719 名前:花と名無しさん:2000/11/12(日) 00:59
>>717
この間まで連載していた「白眼子」は「コミックトムプラス」で、
「鬼子母神」はビッグコミック掲載と書かれていました。
青年誌ですよね?この2誌。

720 名前:名無しさん@スニッカーズ:2000/11/12(日) 03:28
>>716
>山岸さんはフワフワした女の子の甘い夢とは対極におられる方ですね。

なんかあれ思い出した・・・
作品名わすれちゃったんだけど、イラストを書いている人が主人公で
ものすごい美少女の妹をひきとるんだけど、妹の中身にふれて
それ以来イラストの絵が鋭角的なものに変わってしまうとういう話。

あと、アラベスクのローゼ。「外見は妖精でも中身は汚れきった女だった」
とかかれた彼女もふわっとした少女そのものでしたね。


721 名前:花と名無しさん:2000/11/12(日) 06:47
>720
「星の真白き花束の・・・」かな??
甘いものしか食わない夏夜ちゃん。
ある意味幻想的なお話で大好きです

722 名前:>720:2000/11/12(日) 10:14
ピンクハウスも、自立できていない・何かに依存している・何でも人のせいにする
そういう人(おばさん)が着る服の象徴みたい。
ふわふわした少女の夢(ピンハの服)って、かわいくってきれいだけどそれは本当に少女の頃
(保護者に保護される幼い年齢=自立できていない)だけに許されるものであって
現実社会ではそんなことでは生きていけはしない、そんなカンジ。でも現実から
逃げてる人が何かにしがみつくようにしてピンハを着る。
あと、若ければそれだけで誰でもある程度は似合う(許される)ピンハの服を
おばはんが着ることで外見的にもある種の気持ち悪さとかがあるね。

723 名前:花と名無しさん:2000/11/12(日) 14:29
自分自身と向き合おうとしない人について厳しく描いている気がします。


724 名前:花と名無しさん:2000/11/12(日) 14:56
>>723
あー、ほんとですね。
だから作品読むと私はいつもドキッとしてしまうのね。

725 名前:花と名無しさん:2000/11/12(日) 18:04
か弱さの仮面を被り
その下で男に媚を売る
女というものがこの世で一番
嫌いなのだ

726 名前:名無しさん:2000/11/12(日) 20:01
今日ここでは大絶賛の
「天人唐草」と「汐の声」読みました。
いやぁ,確かに傑作ですが読んでてゲンナリしますね。
山岸さんのマンガ,私はダヴィンチの新作しか
読んだことないのですが
是非他の作品も読んでみようと思いました。



727 名前:名無しさん@テンタクルス:2000/11/13(月) 01:07
>>721
あーそうですそうです!甘いものしか食べない子。お風呂嫌いでもありましたね。(笑)
私も好きなお話なんです。幻想的。そうですね、わりと「お話」って感じですね。

媚に対して山岸先生はきびしいですね。嫌悪感を感じてらっしゃるような・・
あと、「汚れ」。夏夜ちゃんは内面的なものを表出するように
お風呂嫌い、だらしなさなど外見的にも「汚れ」に対して無頓着に
描かれていました。

その対極にあるのが清潔で「堅い」少女たち。
アラベスクのノンナや弾けなくなったピアニストの女の子。(ああまた作品名
忘れてる・・蔦が象徴的に使われていました)

>>726
ゲンナリというのがなんかわかって、おかしいです(笑)




728 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 08:31
>727
「ダフネー」ですね?

729 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 11:49
崩れた絵描いといて「厳しい」もないもんだよ。
目か指がお疲れなのか?
もう絵に執着がないのか?解脱か?

730 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 14:13
うーん 確かに 絵的には スピンクスあたりが 一番力が篭ってたよねえ・・・
山岸涼子(にすいで出ない)すきだし、出れば必ず買うけど
あのときの絵はどうしちゃったんだろうなあ。。。

でも大御所になると画力がバランス悪くなってこない?
山岸さんにかぎらず、木原としえとか、青池保子とか・・・
雑になったりアンバランスになったり・・・
避けようがないことなのかなあ・・・・

731 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 14:55
もうお年だからね、しょうがない部分はあるかと思います。
でも、同年代の萩尾さんが、絵は変わってしまったとはいえ、
アシスタントの手を感じさせない原稿を描いてるのを見ると、
もっと頑張ってくれ〜と思う。山岸さんは、結構大きなコマ
でも主要キャラ以外は描かなくなっちゃったし、トーンとか
背景が、もろに別人ってわかっちゃうので、なんか画面が
アンバランスなんだよねー。

732 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 16:06
山岸さんは、アラベスク2部のあたりからずっと
背景やモブシーンは描いてないんじゃないの?
全然絵柄が違うよ。
細部まで自分の絵で統一するとか、そういう面での絵のこだわりは
元々ない人なんじゃないかなあ。

733 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 16:30
そうなんだけどね、あまりにも山岸絵と合わない画面処理
が目立ってきたのはここ数年って感じがする。
アラベスクとか、そのあたりは、まあ別人が描いてるのは
わかるけど、不自然さはあまりなかったし。

734 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 16:55
萩尾望都はねー・・・画風が昔と違ってても<変化>してるって感じだけど
山岸さんは<衰え>てしまってるような気はするよね。絵的に。
自分ではそれとどう対峙してるのかなあ。気がつかない・・・ってことはないよね。


735 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 18:18
山岸センセの絵って、だんだんハナシを伝える記号になってると思う。
まんがってある意味記号の集大成だから、私はあんまり気にならない。
>絵の崩れ。
気に入る記号と気に入らない記号があるだけ。

736 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 21:40
厩戸王子の帯剣が、コマごとに出たり消えたりするのが、
どーしても気になる。心眼なら一見ないようでも、刀が見えるのだろうか。

737 名前:花と名無しさん:2000/11/13(月) 21:46
>>735
わたしもそう思う。うん、記号。
受けつけない絵柄=記号ってのはあるけど、
受け入れられる絵柄なら崩れはあんまし気にならない。人によるんだろうけど。

738 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:05
そりゃ、記号だけど、あくまでも漫「画」だからね、
ビジュアル的にもある程度魅力的であるってことが
必要じゃないかな。あまりにも崩れてしまった絵が
多いとなんかねぇ。
崩れが魅力、なタイプじゃないし。山岸先生だから
こそ描ける「絵」がなくなってきてるのは悲しい。
やっぱり、あの絵あってこそストーリーが生きるというか。

739 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:19
わがまま言わせて頂くと…気合の感じるものが読みたいな。
絵、ストーリーの雑さやアシスタントの人が描いた背景や人物が
みょ−に浮いてて気になってしまうのは悲しいな。
私生活が満たせれているのか、
若いころの情熱が無くなってしまったのか…

大好きだからどうしてももっともっとって思っちゃうのよね。


740 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:19
うーん。。。
昔、ぱふの読者投稿で「メッシュ」の頃の萩尾せんせーの絵柄に
「腕が細すぎる」って文句つけてた人がいたのに違和感を持った頃を
思いだす。
そりゃ、鳥獣戯画とは違う、少女マンガの世界だけど、絵柄だけで
まんがを語るのはどうか。
あ、これって、バレエの世界に似てない?
若さからくるパワーで見せる若手と、衰えた体力だけど情感で見せるベテラン。
あ、違います?失礼しましたー。

741 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:33
山岸さんの最近の絵、決して嫌いじゃないよ。
確かに昔ほど気合が入ってないと思うけど、絵柄としては
微妙に今風になってる気がする。
目がちょっと離れ気味で大きくて、童顔だけど輪郭がシャープに
なってるでしょ。
古いままで固まるよりは、好感が持てる。

742 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:47
>740
違うと思う・・・
絵が「変わって」好みが分かれるというよりは、今の山岸先生の
絵には気合が感じられないというか、ほんとはもっと描けるのに
描いていないっていうのが画面からひしひしと感じるから、余計
悲しくなるんじゃないかな。今の山岸作品には情感すらなくなって
きていると思います。一こまだけ抜き取ってもイラストとして
美しい、そんな絵を描いていた人だからこそ、期待も大きくなって
しまうのかな。今の絵は、言葉を説明するだけのものになってし
まっているような気がして。

743 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 00:56
今の絵はなんか”投げやり”っぽい気がする。
画風が変わってる以上にペンの流し方、止め方なんかが・・・
昔のすごい絵をみちゃってるから余計に・・・
時間制約なく思う存分描きたいの作品を描いてもらったら
もっと落ち着いた線になるのかしらん・・・?
どっかの出版社でやってくれないかなあ
山岸さんの作品だったら信頼性があるから売れるとおもうんだけどなあ。

744 名前:740の花と名無しさん:2000/11/14(火) 01:04
>>742さん
んー。
それはあなたの感じ方であって、違うといわれてもー。
>>743さん
の意見もそうだけど、絵柄で離れていく人というのは、
もう、別の世界としか言いようがないです。(と、止め方?)
情感すらない、と、言い切る742さんの「絵柄重視」は、
やっぱり「テク重視」にしか思えないなーなんて。


745 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/14(火) 02:35
線に思い入れがない。ときどき「下書きしてるのか」とさえ思うときがある。背景も白すぎる。
絵はマンガの不可欠の要素なのだから、それが手抜きなのはやはり良くない。
最近、ストーリー面でもいまひとつ振るわない。とくに長編は、大風呂敷を広げかけて
三割くらいでばたばた畳む、という印象が強い。
その意味で「テレプシコラ」には期待してるよ。アシを募集したり、やる気を見せているからね。



746 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 03:13
>>741 それは確かに…いい顔してるなって魅力感じる人物多いかも。


テレプシコラの今後楽しみだけど。
個人的にもう子供のあれなネタは止めて欲しかったり…
しかしなんで拘るんだろ?


747 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 03:53
山岸さんご自身、
『日出処を執筆中は家の玄関が鬼門に当たってて
 変な現象がやたらと続いたけど(あやかしの館参照)、
 そのかわり漫画を描く際のインスピレーションは凄かった。
 家を改築した怪現象はピタリと止んで地味で平和な毎日だけど、
 もう二度とあんな風に漫画を描ける事はないだろうなあ。』
という様な事をおっしゃってましたね。
 
私は遭遇したことないのでそういう霊的な物の存在については
何とも言えないのですが、
山岸さんだったら納得のエピソードだなあ、と思いました。

山岸さんの一時期の鬼気迫る様な描線って、
神経ギリギリの所で描かれていた感があるので
今の力の抜き具合はほっとする部分もあります。
確かにもうちょっと原稿に手を入れて欲しいけど。




748 名前:>741:2000/11/14(火) 06:59
>>確かに昔ほど気合が入ってないと思うけど、絵柄としては
微妙に今風になってる気がする。
目がちょっと離れ気味で大きくて、童顔だけど輪郭がシャープに
なってるでしょ。

昔の絵(海の魚鱗宮あたり)でも、子供はそういう絵柄だったと思う。
大人の顔の輪郭で、目がマンガとしては小さめの絵ってデッサン的に精密に書かなくちゃいけないから時間がかかるんですよね。
今は全て昔の子供みたいな顔になってる感じがするんだけど…。
あと天子のころは輪郭が一本の線でびしっと決めてたのが何度もなぞってる絵が多い気がする。

まあだからダメとは言わないですけどね。出たら買うし。

749 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 08:57
別に絵柄重視でもいいんじゃないの。それこそマンガなんだし、
絵がなけりゃ話にならんし。
実際絵だけで売れてるマンガってのもあるんだからね。
私は山岸さんの絵であのストーリーだから好きなんであって、
あのストーリーを例えばくらんぷとかなんぺーが描いてても
絶対好きにならないし、買わないと思う。
いわゆる山岸ワールドってのは、絵とストーリーがバシッと
これ以上ないくらいにはまってるとこに魅力があったんだと
思うな。だからそれを「記号」としか見てもらえないのはなんか
ちょっと悲しい気もするし。

750 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 09:07
仮にもプロの漫画家なんだから、ある程度の完成度は
保ってほしい。絵が変わるのはかまわない。でも、下書き
もせずに、というか、まるでえんぴつで描いた下書きの
ような線をそのまま出したり、ホワイト修正もろくにやって
ない原稿をそのまま出すってのは、職務怠慢では?
今の山岸先生の絵はテクがどうこうっていうレベルじゃ
ないような気がする。だからこそ、いいアシスタントさんが
ついてくれることを祈ります。不必要な線を消すだけで
も、今よりは綺麗な画面になると思う。あと、もう少し
でいいから山岸先生の絵と並んでも違和感ない絵の
人をきぼーん。

751 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 09:15
山岸先生がたたかれてるの始めて見た。

752 名前:奥さん、名無しです:2000/11/14(火) 09:50
>735に同意。山岸さんの伝えたいことは「変化した最近の絵」からも
しっかり受け取れる。まあ、以前の絵柄が好きな人にはひっかかるんだろうけど。
しかし今後、山岸さんの絵が以前のものに復古することはないのでは。
どうしてもイヤだと思う人は、いっそ読まないほうがよいでしょう。

753 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 10:29
>どうしてもイヤだと思う人は、いっそ読まないほうがよいでしょう。

これも極論だなあ。

>山岸先生がたたかれてるの始めて見た。

たたかれてるというより
そう思ってる人がこれだけいたということかも。




754 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 10:32
うー、「変化」ならいいのよ。
「手抜き」だから残念に思うってだけで。

755 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 11:18
青青の表紙のカラーイラストとか見てると、「描けない」
わけじゃないと思う(1巻はダメダメでしたが)。
だからこそ、雑さが目立っちゃうのかな。

756 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/14(火) 11:36
「嫌なら読むな」じゃ子供の喧嘩だよ。
ファンだから期待する。期待するから批判するんじゃないか。
やっぱ丁寧に書いて欲しいよ。
夏目房之介が感嘆してたように、微妙な揺らぎで秘めたる心理を描き切る、
あのテンションを取り戻して欲しい。


757 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 11:38
747さんの「鬼気迫るような描線」っていえてるなあ。
息をして描いてないんじゃないかとさえ思えたもの。かつては。
この作者には絵と内容で打ちのめされたよ。「凄い」としかいいようがなかった。

758 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 11:45
みんな山岸さんが好きだから責めきれない。
責めきれないけどやっぱりどうしても残念に思うので
こういうところで本音が出るんだと思う。
だからこれはこれで読者の正直な感想なんだと思う。


759 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 12:08
最近の描線ってひだのぶこみたいなんだもん。
サーキットの狼書いた人の奥さん。知らん?
汚い線でさ、顔の表情が数パターンしかないの。
なんでそうなったんだよう。
体の動きの描写なんかは昔から硬い表現しかできない人だったけど
それも味だったのに。
動きが書けない人だから、余計、線には細心の注意を
払わないといけないと思う。

760 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 12:46
絵柄重視、だめだとはいってないし、そういう人もいるよねってこと。
なんか、絵を重視しないとだめなんすか?
絵がだめだめなまんが家なんていーっぱいいるし。
もしかしたら、もう山岸さんは、描けないのかもしれないよ。
それが手抜きだと思う人は、そういう感じ方なんだなー、と思うだけだなー。


761 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:10
ないものねだりなんだろうかね。
昔の画力は戻ってこないということだね。
元々そういう人だったら諦めもつくんだけどねえ・・・。


762 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:20
んー、これは、山岸さんだけじゃなくて、もちろんもっと絵が
ダメダメな漫画家にも言えることだけど、最低限の丁寧
さはほしい。
下手でも、はみ出した線やベタは消す、とか、ちゃんと
背景描くとか、指先とか、流さないでちゃんと描くとかね。
トーンワークに関しても、ある程度はちゃんと指示出して、もしくは指示ださなくてもできる人を雇うとかして、
画面に違和感を出さないようにするくらいはしてほしい。
年も年だから、ある程度の線の崩れとかはしょうがないと
思っています。が、やっぱり里中さんとか萩尾さんとか
そこそこきちんと描いてる人見ると、やっぱりちょっと残念
に思ってしまうというか・・・

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/14(火) 13:24
かくなる上は、誰か山岸先生の家に忍び込んで、
もう一度鬼門が開くように秘密工作してきて下さい。

764 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:25
山岸先生としては、もうきわまっちゃって、書道の草書体みたいに
むしろ単純な線に回帰してんじゃないの。
手抜きしてるんじゃなくて、線だけの表現に固執しなくなった、と
とれる。ま、私は昔の作品も今の作品も、両方好きだからノープロブレム。

765 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:29
絵は重要じゃないの?
どうしてそう思うの?



766 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:34
最近のって説得力はあるけど
オーラがないんだよね。
言い話聞きました。みたいな感じで...。
結論も言いきっちゃってること多いし。

767 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:39
現代物は特にネタがかぶってる気がしないでもない。
母親の何気ない一言で傷ついた少女とか。
(女の子なんだからどーのこーのとか)
不倫する夫とか。
766さんの言うように、話の最後に結論が長々語られるとことか。


768 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:45
あー、そうですねぇ。なんかのセミナーにでも
行ったような読後感ですね。
PHP系の・・・。
そうですか。って感じ。
一瞬の心の闇とか、そういうのが感じられなくなってきた。

769 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 13:50
>>768
>一瞬の心の闇とか、そういうのが感じられなくなってきた。
そうそう。
王子のマスターベーションがショッキングだったけど
別に色物が見たいわけじゃなくて
ああいう説明なしの読解力勝負みたいな
ところがほかの人に無いパワーみたいなの感じましたよね。

770 名前:ジレンマだ〜:2000/11/14(火) 14:14
「舞姫」、初回だけ呼んで「面白そう。コミックス出るまで待とう!」と思って、「このスレもネタバレするから来るのやめよう!」と思ったのだが、「オンタイムで漫画と一緒に見ないとつまんないかなあ。」と思って来るとやっぱりネタバレしそうな予感。ジレンマだ〜。

771 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 15:09
>>765
ンー。
重要だけど、だからって読めないーってほどじゃなくて、
こだわる人の気持ちもわかるけど、(絵がダメだから)ダメだっていわれると
ちょっと抵抗がある、というだけです。


772 名前:奥さん、名無しです:2000/11/14(火) 16:48
そうそう。>771同意。
人によって感じるものがちがうんだから。
うまく説明できないんだけど、コトバや絵柄を超えたものを感じるんだよ・私は。
山岸先生のいろんな変化も、私は受け入れられてるんでしょう。
他の人の感じ方にたいしては何とも言えないしわからないし、あれこれ言うつもりもない。



773 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 22:57
>山岸先生のいろんな変化も、私は受け入れられてるんでしょう。

へー、そりゃご立派だね。


774 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 23:25
そりゃ、なにしろ「尊敬します!」スレだからね。

775 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 23:29
>773
772は単に「感じ方には個人差がある」って言ってるだけだと思うけど。
からむのお好きなの?

776 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 23:42
開け鬼門叫べよ怨霊

777 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 23:43
好きだから言いたくなかったけど
読み手の私が、絵にこだわってるというか
本音言えば、最近の作品ちょっとひどいと思う。

778 名前:花と名無しさん:2000/11/14(火) 23:58
あのぅ、前にもどっかでも書いた覚えがあるんですが、むかし
教育TVで手塚治虫大先生が、山岸さんの「処天」のカラーイラストを
「お人形さんですね」みたいに評したのね。

で、その後の山岸さんのエッセイまんがの中で、山岸さんの家族には、
画才に恵まれた人がいない、というハナシになったとき、母親が
「私は(少しは)描いたよ」といったとき、
「どうせおにんぎょさんでしょ」と、コメントがあったのです。

いや、ちょっと思い出したから書いただけ〜〜。


779 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 00:53
私もここ何年かの絵柄は変わっちゃったなあって思ってました。
なんだか手抜き?って思ったこともあったりして。

でも漫画家の絵は変化するよね。しない方がおかしい。
画力のピークを過ぎてしまったのかもしれないけど
今は今でそれなりに味があると思います。
山岸作品はサイコっぽいものが多いので
現在の絵の方がより狂気な感じが出ていて怖さを感じるのですが・・
少し雑な感じも含めて。

ただ自分がすごく入れ込んだ時代の絵とかけはなれてゆくと
そういう気持ちにもなるかなあ。

他の大御所漫画家であげてみると(年齢が・・)
池田理代子は「おにいさまへ」
里中満智子「アリエスの乙女たち」
一条ゆかりは「有閑倶楽部」の初期の頃
の絵が好きだったのでどんどん変わっていったときは
なんかいや〜んと思ったよー
でも美内すずえや和田慎二ってあんまり変化なかったような。

どの時代から読み始めたかで印象は変わるんでしょうね〜
ダヴィンチが山岸初体験の人は違和感ないだろうしね。



780 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 00:59
手塚さんの「お人形さんですね」ってコメントは、好意的な
ものだったんじゃないかなあ。
手塚さんは「僕の絵は古いから、山岸凉子や吉田秋生の
カラー原稿を見て勉強している」って言ったことがあるらしいよ。

781 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 01:05
ファンだけど、今の絵はヤバイと思う。
新規ファンはつかないだろうなと思うと残念ですね。
小説を書いてみてほしいな。

782 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 01:10
うーん・・
男性読者にはとっつきやすいんでないの?
少女まんがとしては致命的だけど。

ところで、連載中のバレエ漫画って、
スピリッツの「昴」とダビンチの作品のほかに何かありますか?


783 名前:778:2000/11/15(水) 01:12
そうなのかー。その番組のその場面しか見なかったので、
好意というより、「わ、なんか偉そう」(←実際偉大なお方だけど)
というのが先にたってしまった。>お人形さん発言

784 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 01:16
うん。私もダヴィンチ読者には受けるような。

それとバレエ好きな人に勧めたらすごい面白い!ってはまってたよ。

785 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 01:18
あー...ね。
つまりショウジョ漫画ではなくなってきてる(なくなった?か)
ってことっすね。
だから少女誌での発表の場を失ってしまったのかも。

786 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 01:26
下世話な話だが舞姫の原稿料が気になる・・・
でもあの漫画で購買数は上がったはずだー

山岸さんは青年誌でどんどんと狂気な作品を好きなように
描いていってほしいっ。


787 名前:ああっ名無しさまっ:2000/11/15(水) 05:00
なんか客観的な手抜きの問題を、主観の相違でごまかそうとする書き込みが多いな。
美味いと感じる客がいるからといって、シェフの手抜きが許される訳ではないと思うのだがどうか。
俺は昔の少女マンガっぽい絵のほうが好きだよ。今の絵は凄みがない。



788 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 07:18
確かに少女漫画ではなくなってきてる。
というか、今の少女誌に求められてるものをみると、
もう山岸涼子は少女誌には描けないだろう。

個人的には自分がもう少女じゃないから全然オッケーだけど。
今の少女誌は読むのがつらいっす。

789 名前:788:2000/11/15(水) 07:22
>今の少女誌は読むのがつらいっす。
あ、これは自分が年とったから、ね。
でも漫画オタクだからつい色々チェックしちゃうんだな。

790 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 07:31
山岸的に言えば
尊敬しているからこそ
先生の衰えを感じるのでは?
そのように鋭い感性を植え続けられたと思う。(先生から)
もし先生が衰えてもほめてるようじゃ
ミーハーであってほんとに尊敬してるとは言えない。

でも私的には先生、老いたんじゃないかと...。
もう孫いてもいいぐらいの歳ですし...。

791 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 08:40
有能なアシスタントって重要なんだな、と思ったよ。
やっぱり、先生が衰えても、脇でがっちり支えて画面処理
したら、なんとか今よりはマシになりそうな・・・。
いい人が来るといいね。

792 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 08:46
>>787
主観の相違でごまかすも何も・・・漫画なんて主観で読むもんだと思ってますが・・・
まあ手抜きはたしかに鼻につくけど(けど主観で物をいうが『目に余る』程では無いと思ってる)
それでもお話が読みたいから金払って買うよ、山岸さんの漫画なら

793 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 09:20
ていうか 「それは感性の違い」なんてオチはいわずもがなでさ
「はあ そうですけどね。」みたいなもの。
それでいったら話しは終り。ミモフタもないってやつ。

<重要だけど、だからって読めないーってほどじゃなくて>ってのは
だから 多分皆もそう思ってるんじゃないの?
<読めないってほどじゃないけど 軽視もできない>って。

絵的にちょっとなあと思ってても皆よんでるわけだし。



794 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 09:24
山岸さんの画力の話でこれだけ盛り上がりを見せてるのが
いかにみなさんの関心度が高かったかの証明だよね・・・

795 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 10:18
>まあ手抜きはたしかに鼻につくけど

まさにこのことを言ってるんだけど。
読まなくなるほど、イヤじゃないけど、やっぱ気になる、みたいな。
そう言ってるのに、なんか絵重視のヒトと違ってアタシは山岸さん
のいいたいことを理解してるのよ〜みたいな書き込みをずっと
続けてるから、反論がきたんでしょ。

796 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 10:54
何か憑き物が落ちたみたいなことじゃないのかな?
アラベスクの初期なんか今みたいな線だったような・・・。
一時、ちょっと売れなくなった時には、頑張って描いてたんだよね。
「天子」の後半から何となく描線荒れちゃって
この作家は忙しいと絵が駄目になる人なのかなと思った覚えが。
ついでに、ストーリーも、精神分析重視に陥る傾向とか。
結論を急ぎすぎるというか・・・。読者に考える余地を残さないで。
もう名も挙げたし、元々の描きかたに戻ったってことじゃないの?
要するに・・・言葉は悪いけど油断しちゃった、と。

797 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 11:14
でも今度の連載は絵はアレだけど、大河的な流れになりそうで
期待してるよ。
今のところ登場人物が心の独り言ばっかり言ってないし。

798 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 11:56
>アラベスクの初期なんか今みたいな線だったような・・・。

いくらなんでも、30年ほども前の絵と今の絵を比べて
似てる、はないよ〜。まだあのころは、単に下手だったん
だよね、純粋に。今は手抜き。
でも、他の部分には同意。

799 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 12:55

「アタシは山岸さんの言いたいことを理解してるのよ〜」

800 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 13:02
ままま。
私も舞姫の線はおりょー?とビックリした口ですが。
漫画家ってのは結局、自分の描きたいものを表現する力あってこそ、の描線
であり画力だと思うんで、今の状況がモンダイだ!嘆かわしい!って気持ちでは
ないな。
作品全体を通して読んだ時に、霊感というか、こちらに与えるものがあれば
いーやというか^^;)。
でも、『ああ…これは私の好きだった作家ではないんだ…』と感じてコミックスを
買うのをやめちゃった作家さんは居るけど、山岸さんの新刊は多分、これからも絶対
買うと思うわ、私は。


801 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 14:44
実をいうと 今の絵柄がアラベスク初期っぽいってのは私も感じてました。
というか 今の絵柄のほうが山岸さんらしいような気がしてるんです。
(誉めてるわけでも かばってるのでもなくて)
<スピンクス>、<メデュウサ>あたりのほうが「化けた」って感じで。
だから 投げた球が放物線を描いて戻ってきたのかなあみたいな気も少しします。
うーん あんまりいい例えじゃないですが。
個人的には アラベスク二部〜日天ごろまでのが好みです。
説明文がいらないほど充実してたというか。


802 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 15:03
スピンクスあたりと処天あたりって、絵的に似てると思うが。
今の絵柄がアラベスクと似てるっていうのは、多分楽な
描き方・・・前の方で他の人も言ってた、目が大きい童顔
いわゆる少女漫画の目の大きい顔だからかな。

803 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 15:03
>>796
私は「油断しちゃった」というよりは、はじらいを感じることがあります。
美しい絵や文学的な台詞で読者を酔わせることへの、気恥ずかしさ、というか。
以前の作品でよくあった、神懸かり的イマジネーションをそのまま作品化する
こと=霊感に従うことへの、反省? 嫌悪感?
わざと飾ることを避けたり、投げやりになったりしているような。
う〜ん、上手く文章にできないな。
あの有名な自画像にも現れているように、自己韜晦癖があると思うんですよね・・・

ところで「私がアシスタントになってやる!!!」っていう方はいませんか?(笑)

804 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 15:08
結構みんな熱く語るけど、萩尾スレとちがって、
「山岸信者」って言葉は出ないね。
なんでだろ?
つーか、なんで萩尾ファンだとすぐ「信者」って
言われるんだろうね?

805 名前:遅レス失礼:2000/11/15(水) 15:10
>>78[
「昴」ってあの描線ぐちゃぐちゃのマンガですか?
あれこそバレエを描いてほしくない絵だ・・・
バレエマンガなら現在YOUNG YOUで槙村さとる「DO DA DANNCIN’!」
連載中。
あの人ももうダンスを描ける絵柄じゃない気がするのでおすすめしませんが。
人物のリアリティを重視するあまり(?)、なんかがっしりしちゃって、バレリーナ
の体じゃなくなってる、重そう・・・

しかしダンスっていうといまだにバレエなんですね。モダンダンスやコンテンポラリーの
世界を描いたマンガはないのかな?

スレに関係ないので、さげ。



806 名前:通りすがりの名無しさん:2000/11/15(水) 15:17
>>804
それは、萩尾スレと違って、熱く語っていても、
他の漫画家を引き合いに出したりしないからでは。
萩尾ファンが「信者」と言われるのは、一部とはいえ、
そういうことをするのが好きな人達がいるからでしょう。

807 名前:通りすがりの名無しさん:2000/11/15(水) 15:22
スレに関係ないのに、sage忘れました。申し訳ありません。

808 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 16:50
「舞姫」もっと日本でバレエを踊ることの現状を描いたようなマンガになるのかな?
と思っていましたが、
(空美ちゃんの家ほどでなくとも、ダンスのレッスン料を払いつづけ
発表会ごとに万単位のお金をつかい、って家族の理解と経済力が
ないとできないことですよね?
ダンスで食べていくことができるひとなんて一握りもいいとこだし。)

なんかあの洋館とピンクハウスのプリマに集中レッスンを受けるくだりで
萎えてしまいました・・・
いっきに現実味がなくなった・・・

809 名前:age:2000/11/15(水) 21:23
age

810 名前:奥さん、名無しです:2000/11/15(水) 22:58
>808
わたしは一気にこの先の展開が楽しみになったけど・・・?

811 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 23:23
「昴」の連載ってどんなの?


812 名前:花と名無しさん:2000/11/15(水) 23:46
>>811
あれはあれで面白いよ。読んでみて。
私は結構面白がって読んでます。絵は泥臭い感じ。すごいよ。

漫画板に昴スレあるから読んでみては?

バレエ漫画が3本同時に連載してんだなあ。3作とも日本人主人公。

813 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 00:09
>787さん
>客観的な手抜きの問題を、主観の相違でごまかそうとする書き込みが多いな。
>美味いと感じる客がいるからといって、シェフの手抜きが許される訳ではないと思うのだがどうか。

同感です!!そういう主旨のことを僕も書きたかったんですが、上手く表現できなくてただロムってるだけでした・・・。^^;

あと絵柄もそうなんですが、最近は読み終わった後に満足感を覚えるような作品が少ないような気がします。

すごいなって思った最後の作品は・・・。

「負の暗示」(91年)かな?「しじまの底」も、なかなか良かったけど最後がイマイチで・・・。

まあこれも「主観の相違」なんですが。^^;



814 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 00:42
男の方?!

815 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 00:52
客観的手抜きってさ、「客観」してる(できる)人間って、
このスレにどのくらいいるのかいな。

816 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 00:59
絵が崩れたら総叩きになる作家って多いと思うけど、
山岸さんはなかなか「見捨てた作家」というレッテルは貼られませんよね。
絵、お話共々一時期の怖いまでの緊張感は無くなった、と私も感じるけど
「あの頃」に戻って欲しいとは望まないなあ。
「一人の希有な作家がどんなテーマを追って描き続けるか」
という興味が伴ってきているせいもあるのかもしれませんが。



817 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 01:07
これからも絵柄は変化していくんだろうなー
どのように変化していくかは・・・
持ち直してほしいんだけどなあ。

813さんのように最近の作品の満足感が少ないっていうのは同じです。
でも舞姫は別よん。

どのあたりから雑な感じになったのかなあ?

818 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 06:43
絵の変化よりも線の太さが気になります・・。
先生の描く細い線が、作品により神経質っぽさと
緊張感が感じられて好きだったのですが。

819 名前:恐やぁ〜:2000/11/16(木) 07:07
今日はじめて山岸スレの存在を知って最初から読みました。

でもみなさん、どうして「恐やぁ〜」の見開き2ページ(青青4巻)は平気なのでしょう?

私は「ラグリマ」をリアルタイムで読んで以来のファンなんですが、
「人形」も「汐」も「負」も、全部平気でした。
もちろん作品としての恐ろしさはひしひしと感じてましたが。

なのに今回の「青青/おなごの首じゃ〜」は、おそろしいというより
おぞましくて・・・・。もういい年して読んだ夜恐くて朝まで眠れませんでした。
1巻から首の存在は伏線あったものの、まさかまさかああいう意味とは・・・。
恐怖を克服しようと、何度も読み返したら、前後の台詞や絵まで丸暗記してしまい、
よけい焼き付いて眠れませんでした。
その場で全4巻、押し入れに入れてしまいました。押し入れから目、ならぬ、首がのぞきそうで「恐やぁ〜」。
見開きに至るひとつ前のコマ(遠景で荒れ地にぽこぽこっと穴が見える)も
嫌ですし、「あいつらを土にいけてやった」って台詞も・・・。

思うに「青青」はページが足りなかったのでは?
日女子さまの美貌の謎(歯だけってのには私もクラッときました)、
壱与の能力・出生&鳴与(鳴響?)の行方、、、、、
最後は急いで急いで終わった感が否めません。

820 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 08:49
あの、「首」の絵は、山岸さんが描いてたらもっと怖かったと
思う。それに、人柱ってのは、特に目新しくないしね。
やっぱあの、神経質そうな、狂気をはらんだ山岸絵だからこそ
怖いっての、あると思う。

821 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 09:05
えっ 3本同時連載?

ダビンチと スバルと あともう一つはどこで?
タイトル教えていただけるとありがたいです。<スバルと もうひとつの

822 名前:恐やぁ〜:2000/11/16(木) 09:10
>820
「ヘレネー」に人柱にされた、、、という説明台詞はあったけど、
実際に生贄シーンはなかったですよね。
絵になったのって最初じゃないかと思うんですけど。。。
今回のって前振りがあるから恐かったです。
声が聞こえたり、番人が薄気味悪がったり。
たぶんそういう全体的な運びで恐いんだと思う。

>山岸さんが描いてたらもっと怖かったと思う。

激しく同意します。もしそうだったら眠れない夜、一日じゃすまない。。。
でもうしろのほうの「首」にちょっと恐いひとがいる。。。。
(丸暗記の賜物)

ところで超遅レスですが(今日初めて全カキコ読んだので)
>200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/08/18(金) 01:39
> あれで垢を落として、ざんばら髪をなんとかすりゃいい男だよ。

に、レスがついてなくてかわいそう〜。
大笑いしました、私。

「間人媛さまがおっしゃってました。炊屋での経費を詰めるように」
って言った奴(やっこ)の顔も忘れられません。

どんなに実生活でおちこんだ時も、あの顔を思い出すと
クスッと笑ってしまいます。


823 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 09:49
<漫画板に昴スレあるから読んでみては?

さがしたんすけど ないっすう〜(涙)
スレタイトルおしえてくらはい

824 名前:820:2000/11/16(木) 10:01
>「ヘレネー」に人柱にされた、、、という説明台詞はあったけど、
>実際に生贄シーンはなかったですよね。

あ、山岸マンガにって意味じゃなくて、史実的にという意味。
昔は結構あったからさ。あまり目新しくなかったというか。

あと、「やっこ」てのは男です。女は「はしため」だよん。

825 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 10:03
古代の王が死んだとき、奴隷を一緒に埋めるってのは
よくあることだよね。

826 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 11:37
>>814

僕も何度か書き込んでるけど、男なんていくらでもいると思いますよ。読者の男率って高いんじゃないかな?
これから男か女か書くことにしましょうか?出欠取る感じで。
メールのとこにでも書くようにすると面白いかも(むろん強制はしないというか出来ないけど)

827 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 11:44
>>821
槙村さとるのが別冊YOUNG YOUにあった。タイトルが擬音とかラップみたいなの。
>>823
あ〜漫画板の過去ログだいぶ無くなっちゃったみたいですね・・・


828 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 14:26
>>821
>ダビンチと スバルと あともう一つはどこで?
既出です。
>>805 をみてね。



829 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 14:39
>819さんのこわがりっぷりがかわいらしい。(笑)
でもほんとに恐かったですよね。あれ・・・
聞こえるはずのない遠くまで「声」が聞こえるってのが恐かった。
あとああなってもなお好奇心でのぞこうとする男たちがいるっていうのも・・
奴隷を王の副葬品として埋める→墓にいれるっていうのは聞いたことがあるけど
生き埋めだったのかな?
ああいうふうに生きたまま首だけだして地面に「土にいける」のは
(書いてて恐い・・)懲罰の意味があるんでしょうね。まさに「さらし首」だもん。


830 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 14:43
>>826さん
そうですよね。山岸先生のなら男性の読者がいても全然おかしくない・・
出欠・・とります?(^^)
>>814さんはなんでそんなに驚かれたんでしょうか?
周囲に少女マンガ読みの男性がいないのからかな?

831 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 14:49
私はあの首だけ出して生き埋め状態って、小林よりのりの
「どとーの愛」思い出してちょっと笑えた・・・不謹慎でスマソ。


832 名前:名無しさん:2000/11/16(木) 14:50
「青青の時代」での首や生贄の話は怖いと思わなかったけど
「鬼」で餓死した子供が数百年の時を経て穴から血の涙を流しながら
出てきてる姿は心底怖かった
お化けや心霊関係の話は言うに及ばず(読むと一人で眠れないよ。。。)

833 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 14:53
そういえば山岸先生もむかーしむかしはお目めキラキラの少女まんがを
書いてらっしゃいましたよね。なんか眼鏡のけなげな女の子が「ミスめがね」って
呼ばれてた話をどこかで読んだような。最後コンタクトをプレゼントされるっていう
少女マンガらしい展開の。
なにかのインタビューで山岸先生が「ずっと少女マンガらしい絵柄を無理して描いていたけれど
この作品で思いきって絵柄を描きたいものにかえた。」とおっしゃって
いたような・・・そして変えた作品っていうのが「処天」だったような
気がするのですが(編集さんには反対されたというような事も)
・・・覚えてる方いらっしゃいませんか?
白泉社系の小冊子かなにかだったような気がする。 


834 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 15:03
そういえば今現在って「ひとつの少女漫画雑誌でみんな絵柄が同じっぽい」って言われてるけど
それこそ山岸涼子せんせい(すいません「りょう」の正しい文字誰か出してください、辞書消しちゃったの)
のデビュー当時の頃の少女漫画も、みんな他の少女漫画家と絵柄一緒なんだよね〜
結局は時代に合わせてファッションのように漫画の絵柄も似たり寄ったりになっちゃうことって昔からあるのね

835 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 15:51
山岸凉子

836 名前:814:2000/11/16(木) 15:55
>>830
なんか少女漫画家に男性ファンが想像できなかったので...。
すみません。
でも、やっぱり山岸先生が普遍的なメッセージを
かかえた漫画家でもあることが証明されたようで
嬉しいです。
(つげ義春が女性にも人気があるようなものかな?)

837 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 16:05
男性ファンがいることに驚く人がいるってことに驚いた。

838 名前:魁!名無しさん:2000/11/16(木) 16:10
834>>835
ありがとう、君チョー良い人、明日一日あなたにいいことがありますように

839 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 16:22
>>838
いえいえ、私も頂き物です。

840 名前:花と名無しさん:2000/11/16(木) 22:12
以前、日出処のスレを暴走させ、その後も下らぬネタを書きまくったわたしは、
実は男です。すいません。
生き埋めなら、手塚治虫先生の「火の鳥」にもありましたね。
古墳に生き埋めにされて歌い続けるプロレタリアート映画のようなシーン。

841 名前:813:2000/11/17(金) 00:08
813のカキコをした者ですが、確かに男です。^^;
今は29なんですが、年の離れた姉の影響か、物心ついた頃から少女漫画が好きでしたよ。

(小学校1年くらいから読み始めたんで1977年頃かな?当時は「りぼん」LaLa」「マーガレット」「花とゆめ」「プリンセス」、もうちょっと経ってから「ぶーけ」などそっち系ばっかでしたね・・・。

「日出る処の天子」もリアルタイムで読んでましたが、子供だったんであまりはまりはしなかったなァ。

初めて「すごい!」って思ったのは雑誌「ASUKA」に掲載されてた短編群を読んでからです。

(同時期に短編集を読破)。

やはり彼女の作品で好きなのは70年代後半から80年代後期にかけての短編でしょうか?

関係ないですが、少女少女した漫画も好きですよ。(高橋由香利や木原敏江、大島弓子、槙村さとる、川原泉など)。

今の漫画には連いていけないけど・・・。(T_T)脱線してすいません・・・。

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 01:09
木原敏江は、あまりのホモ路線に、毎回爆笑してしまう。

843 名前:花と名無しさん:2000/11/17(金) 08:47
814さんは、ひょっとしたらとってもお若いのではないかな。
中学生くらいまでだと、やっぱり男子(藁)が少女漫画読む
のって少ないと思うし・・・

844 名前:花と名無しさん:2000/11/17(金) 08:59
>>841
あすか初期の山岸先生の短編は傑作ぞろいですよね。
私もあれよんでからカーペンターズのお兄さんは
ちょっといい印象ありません。
みなさんは山岸先生以外でひいきの漫画家いますか?
私は特には梶原一騎とか池田理代子とか
もちろんおもー様も

845 名前:大山倍達:2000/11/17(金) 12:53
>>844
キミィ、ワタシを知っているかね?

846 名前:花と名無しさん:2000/11/17(金) 14:24
>845
イヨッ!牛殺し

847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 19:58
「ひいなの埋葬」ってコミックス化されてます?
すごく読みたいんだけど...

848 名前:花と名無しさん:2000/11/17(金) 22:02
「ひいなの埋葬」は」
ひいなの埋葬(花とゆめコミックス)
傑作集4夏の寓話(白泉社山岸凉子作品集)
ひいなの埋葬(角川書店山岸凉子全集32)
の3冊に収録されてるみたいです。
「お雛さまの亡霊」ってタイトルでドラマ化されてましたよね。
ピーターの静音役に違和感をおぼえました・・

山岸凉子先生関連のhpでインタビューの抜粋をみていたら
「雨とコスモス」という作品が絵柄などいろんな面で転機になった作品と
ありました。残念ながら単行本未収録なんですよね。読まれた方いらっしゃいます?


849 名前:花と名無しさん:2000/11/17(金) 22:05
>>840さん
どういう風に暴走させたんですか?あのスレ、面白いんだけど
3しか見れないので・・・

850 名前:830:2000/11/17(金) 22:14
>>836さん
いえいえ、「すみません」だなんて・・・丁寧な方だ。
環境の問題ですよね。私は彼氏からして少女まんが読みなんもんで(笑)




851 名前:840:2000/11/17(金) 22:51
大姫、なんて、気にしないわ 刀自古だってだっていらないの
毛人が一番だい好き この世で一番だい好き わたしはわたしは厩戸王子
一人ぼっちでいると、ちょっぴり寂しい
そんな時こうするの はっせべ いじめて
女装で、出かけて、布都姫いじめる
それでも、さみしい の 毛人の鈍感,

の替え歌から始まって、王子ヒッキーストーカー説を拡大し、
人生相談にも参加し、こんな〜はいやだシリーズを始め、
その他下らぬネタ多数。

852 名前:813,841・taku:2000/11/18(土) 01:24
11月の上旬にメディアファクトリーから「ゆうれい談」の漫画文庫が出ると、どこかのサイトで読んだんですが、発売されたっていうニュースを全く聞かないですよね?
どうなったのかな・・?

>844さん

あれっ、リチャード・カーペンターってそんなにイヤな奴だったんですか!?あの人の書く曲はすごく好きなんですが・・・。
その作品、きっとまだ読んでないのかも・・・。

短編では「千引きの石」が、すごく怖くて駄目です・・・。あのクライマックスのシーンの絵柄が・・・。

山岸さん以外で好きな作家。上に書いた5人以外だと、やっぱ萩尾望都、柴田昌弘、清原なつの、及川かおる、亜月裕、浦沢直樹、岩明均、樹なつみあたりでしょうか・・?
池田理代子さんの作品、実はまだちゃんと読んだことがないです。すごくいいらしいんですが・・・。



853 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 02:15
>>851
どわっはっはっは!おかしい〜〜!!

854 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 03:45
>>852
山岸先生のアスカから出した短編集でグリーン?。(題名度忘れ)
兄妹のデュオが成功していく話し。
たぶんモデルはあからさまにカーペンターズと思われる。
まだ未成年のドラマでブレイクする以前。

池田利代子さんはオルフェウスの窓がかなり逝けてます。
ほかの歴史物もそれなりに面白いです。
聖徳太子以外は...。

どなたか宮谷一彦という漫画家、ご存知の方おられますか?
線的に山岸先生に近いものを感じたことがあって...。
しかし、私も作品を読んだことはなく紹介文を見ただけなので...。

855 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 04:09
ワラタ (^◇^;) >>851

856 名前:いめ(夢)じゃ〜:2000/11/18(土) 09:15
>あと、「やっこ」てのは男です。女は「はしため」だよん。

この事で読みなおしてみました。
ほんとだ、胸がある(笑)(でも、でも、ただの肥満かも。。。)
すんません、「間人媛さまがおっしゃってました。炊屋での経費を詰めるように」
を書いた時、家にいなかったので確かめながら書けませんでした。
うる覚えで書いたので。
というよりあの人が男か女か考えたことがなかった。

で読みなおしたら、あのひと随所に出てきます。
池辺宮の炊屋シーンにはかなりの頻度で。
釜の火を竹で吹いてたり、草むしりしてたり。
いちいちどれも笑ってしまいます。

>人柱ってのは、特に目新しくないしね。
>手塚治虫先生の「火の鳥」にもありましたね。

花と名無しさんはマンガ全体の話なさってたんですね。
私は山岸スレッドで、山岸マンガの話していたのでした。

手塚作品ならちっとも恐くない、私も。
あと生き埋めでも、上から全部土かけてあったら恐く無さそう。
すぐ窒息死するから。3日もうめき声出さないでしょうし。
ちょっとのぞいてる、(特に顔)ってのが、こわいです。

でも押し入れにしまいこんで、はや5日。
だいぶ、暗記も薄れてまいりました。
いつ、再読するか、ふんぎりつかない状態です。

ちなみに私も男です。



857 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 16:47
>>851さん
あのスレで人生相談の最初の頃に出てきた間人媛さまが
引きこもり息子を心配する人生相談が好きでした〜

858 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 16:49
そろそろ新しい山岸スレたてないと消えてなくなるよん・・・

859 名前:840:2000/11/18(土) 20:03
アルプスの少女ハイジ

毛人は なぜ あんなに 鈍感なの
毛人は なぜ 布都姫を 選んだの
おしえて おじいさん おしえて おじいさん 絶対に わたしのほうが魅力的〜
ラ〜ンララ〜ンララララララララ・・・・

これも私です。

間人媛さまは面白かったですね。あの人の正体は、男か女か。

860 名前:花と名無しさん:2000/11/18(土) 22:04
>>854
「グリーン・フーズ」ですね。

861 名前:花と名無しさん:2000/11/19(日) 02:14
クーフリン!

862 名前:花と名無しさん:2000/11/19(日) 02:22
そう来るか!

863 名前:花と名無しさん:2000/11/19(日) 15:21
新スレ立てましたので、移動しませんか?
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gcomic&key=974614604


864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 00:48
そうですね。レスが900超えると消えちゃいますもんねぇ


戻る 少女漫画に戻る 全部 最新50
DAT2HTML 0.35f FIX Converted.
inserted by FC2 system